SHURE社ヘッドフォン SE-110レビュー

購入からまだ日が浅いですが、使用感を報告。

遮音性
例のイヤーウイスパーみたいなイヤーピースのおかげで、耳穴にしっかりフィット。
かなりの音をシャットアウト（または消音）してくれます。
音楽を流していない状態でそれですから、音楽ながせばもうそこは俺と音楽だけの世界！
今まで周りの音が聞こえて当たり前と思っていただけに、かなり衝撃の体験でした。
電車内での体験談ですが、車内アナウンスが聞き取れないことがありました。
恐らく自転車のベル、車のクラクション、緊急車両のサイレンなどもかなり遮音されるはずです。
歩行しながら使用する方は周囲に気をつけてくださいね。

音漏れの防止についれ。
ヘッドフォン本体の音を出す部分に音漏れ防止の秘密がありました。
従来私が使って来たカナル型ヘッドフォンは、音を出す筒のような部分が短く、かつ太く、イヤーピースは耳に固定するだけのための物でしかありませんでした。
しかしSE-110の場合、音を出す筒のような部分が細長く、イヤーピースがその筒を包み込むように装着されてます。
つまり音の発生源がより耳穴奥に行く、そして発生源の筒がイヤーピースに包まれている為、二重の効果で遮音性を高めています。

唯一の弱点。
貴方の両耳にそれぞれ人差し指を差し込んだまま数歩歩いてみてください。
ズシンズシンと頭の中に響きますよね？
SE-110装着時はその歩行振動が目立つようになります。
裏をかえせばそれだけイヤピースが耳に密着している証拠ですね。

音質については詳しくないので述べませんが、いわゆるドンシャリ系ではなく、素直なフラット感があると思いました。
低温の迫力とか高温の伸びなどについては音楽にもよるところが多いと思いますので、また別の機会にレビューできればと。