雑多駄(ざっただ)

どーでもいい日記とかもろもろ。

トイレットペーパー

2010-12-23 18:01:25 | Weblog
記憶がふいによみがえることってあるよね。
人間の脳はどういう仕組になってるんだろう。
幼い頃の記憶をふと思い出したので記すことにした。

私が幼稚園にいたころ、幼稚園の先生から「ロケットを作るのでトイレットペーパーの芯を持ってきてください」って言われました。
トイレットペーパーの芯をロケットの本体(胴)に見立てて、三角に切った厚紙でロケットの先頭部分を、端切れで翼を作るというものでした。

当時我が家はまだ汲み取り式便所で、トイレットペーパーの代わりにちり紙を使用してました。
カゴのような入れ物に、ちり紙をドサっと入れてました。
コピー機の用紙トレーに入ったコピー用紙を思うかべると分かりやすいかもしれませんね。

幼稚園の先生からトイレットペーパーの芯を持ってこいとい言われた私は、なんの疑いもなくクリネックステイッシュの蓋を持って行きました。
ボックスティッシュを使い始める時に切り取る、あの蓋?です。
あの楕円の蓋が「トイレットペーパーの芯」だと思っていたのです。
透明なビニール袋にクリネックスティッシュの蓋を入れ、嬉々として送迎バスに乗る私。

その後の記憶は出てきません。
ロケットを作れなかった嫌な思い出は、脳が封印したようです。