映画を何本も一気に見たくなった。
まず1本目は・・・
サマーウォーズ
アニメ版「時をかける少女」の細田守監督が手がけた作品です。
全世界の生活基盤を担う、ネット上の仮想空間oz。
ozのメンテナンスアルバイトを務めていた主人公が、憧れの先輩の田舎について行くことになり、先輩の大家族の前でフィアンセとして紹介される。
ある夜、主人公の携帯に数値の羅列メールが届く。
数学オリンピックに優勝しかけた主人公は、数値の暗号を解き、回答をメール返信。
それが仮想空間ozのセキュリティを破るものだとは知らずに・・・
大家族をまとめる婆ちゃんがカッコいいんですよ!
ozのトラブルにより混乱する現実世界をなんとかしようと、婆ちゃんなりの対策が・・・
息子達や昔の馴染みの方達に電話しまくるんですよ。
大切にとっておいた年賀状やらなんやらを引張り出してきて、黒電話片手に電話しまくりですよ。
もうこのシーンですでに私の胸は熱くなりました。
大家族に訪れる悲劇。
その悲劇を弔い合戦にと意気込む家族や主人公。
やがてネット上で結びつく世界中の人々。
胸が熱くなることたびたびでした。
個人的に、仮想現実ネタは今ひとつ実感がわかない。
同じく仮想空間を扱ったマトリックスも「結局、仮想空間での出来事なんだよね?」と冷めて見てしまう。
サマーウォーズも結局のところは仮想空間oz上の悪い人工知能と戦うってことなので、生身の人間対AIという目に見えづらい戦いでした。
ですが、そこを映像的にわかりやすくした演出と、家族の絆的な感動要素を絡めたのはうまいですね。
あと花札で対決するくだりがあるのですが、花札ルールを知らないので「こいこいっ!」って言われてもピンとこないという・・・
最後にはお約束どうりな展開なのもまた安心。
やっぱ主人公とヒロインはこうならなくちゃね!
オススメの作品です。
2本目以降はまた別ページで