La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

君の世界の中へ もう踏み込めない

2009-08-02 18:05:02 | 小説・漫画・アニメ
ダミコワンマンの時、贈ったお花の画像を、それを
注文したお花屋さんが送ってくれました。
今更だけど載せてみる。









明るい所で見ると更に鮮やか。
背景が駐輪場なのが若干気になるが。




昨日発表されたダミコの日程を見て、狙ってるのか?
と思わずにいられなかった音猫です。
こんばんは。

だって、




10/20 BT@新潟
10/21 今井誕
10/22 ダミコ@新潟





だよ?
今井生誕祭@新潟開催フラグととらえて宜しいですか?

21日は横山さんの実家でパーリィ?
はいはーい!(挙手)
私も横山邸行きたいでーす!
幼少期のアルバムを見て半袖短パン姿にハァハァしたいでーす!





さて。
最近読んだ本の紹介です。








皆川博子「ジャムの真昼
集英社


淫靡な短編集。
彼女が描くと下品に落ちないのがいい。

表題作「ジャムの真昼」は実に官能的。
作りが面白い。
すっかり騙されました。

「おまえの部屋」の父との確執で主人公に同情しつつも、
父親と同じ運命をたどってしまう皮肉を描いています。
何というバッド・エンド。


以前も書いたかもしれませんが、彼女の描く子供達は大変宜しい。
アンファン・テリブルとはこういうことを言うんだろうな。
無邪気な中に潜む残酷さ。

「水の女」に出て来る少年は、全く無垢であり、
自分の行為が残酷なものであると自覚してません。
火をつける描写もよく登場しますね。










島田 荘司「溺れる人魚
原書房



人魚をテーマにした短編が4つ収録されています。
島田さんて不幸な人書くのが本当に上手い。
お涙頂戴話は嫌いなのだけれど、彼の作品の不幸な
生い立ちの登場人物はあざとさがなくて良い。

特に八方塞がりな状況に陥った女性が数多く登場し、
フィクションとはいえ、やるせない気持ちになります。
島田作品は歴史をよく調べてあり、戦争や民族間の争いの中、
国が、人がどんなに残酷なことをしてきたのかが書かれています。
あながちフィクションとは言いきれず、類似した事件が
過去あったかもしれない、と考えると、尚更やりきれない思いに
苛まれます。








佐藤 賢一「赤目―ジャックリーの乱
マガジンハウス


ジャックリーの乱を題材に取った中編?です。
そんなに長くない。

世界史レベルの有名な事件ですが、詳しい背景を知りませんでした。
きっかけとして百年戦争が時代背景にあるんですね。
そこまで詳しく書かれていた訳ではないので、も少し
歴史的な部分を掘り下げて欲しかったとは思います。

歴史よりも赤目の不気味さというか、集団の恐ろしさというか。
貴族を虐殺していく、残酷な描写は覚悟していたんですが、
性描写の方が余程多かった。

「王妃の離婚」も面白かったんですが、性描写がどうにもなー
と思ったんです。
「赤目」ではもうこれポルノ小説ですかっていう。

読み終えるとある種のホラーじみた後味の悪さがあって、
そこはまあ、良かったんですが、読んでる最中は単なるポルノ。

男色家のノンケでもどきっとするような美青年が出て来たのは
嬉しかったけどね!
ただ年を取って腹の出た親父にメタモルフォーゼして残念だったよ。

「王妃~」でも感じたんだが、作者はツンデレ好きだと思う。








「『コンビニ深夜時給850円』『電車が無い』『主食がたまねぎ』
…都会人は信じられぬ田舎の実態 」

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1281434.html

何このあるあるネタw
田舎なめんなwww