La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

消えぬように 君よ 希むままに

2008-08-06 23:24:17 | 小説・漫画・アニメ
ここ最近、T氏ブログに粘着している音猫です。
こんばんは。

日々の活力を得ております。
夢と興奮を与えて下さってありがとうございます。

それにしても横ちゃんの肖像権はどうなっているんだ。笑
これからもどんどん犯して下さい!(法的な意味で)





最近読んだ本のご紹介。







汀 こるもの「パラダイス・クローズド
講談社ノベルス



面白かったーーー!
ミステリの定理に真っ向勝負を挑んでいます。

メフィスト賞かつ美少年の双子が探偵役、という点で
読んでみたのですが、大当たりでした。
双子最高!
性格が外交的&内向的という対照的な双子、てのは
よくあるパターンなのですが、内向的な方がとことん
不幸を呼び寄せる体質ってのがね…

探偵たるもの、
「お祓いして貰った方が良いんじゃない?はじめちゃん…」
て勢いで、行く先々で殺人事件と遭遇するのですが、
美樹(よしき)君の場合、身内から何やら、関わった人間が
ことごとく、事故死や病死、殺人事件に見舞われるという、
通称・タナトス。

そんな精神的負担な所に、当人が美少年なものだから、
危ない人からも危害を加えられそうになったりして…
とことん不幸。

本人だって辛いのに、
「お前のせいで死んだんだ」
的な扱いをされ、両親にすら見限られ、引きこもり。
双子の弟・真樹君と二人暮らし。

真樹君がまた、お兄ちゃんの事大好きで過保護。
いや、下手に美樹君に何かやらせると大変な事に
なるからなんだけど。
兄を守る為、巻き込まれた事件を解決する内に、
いつの間にか探偵的なポジションになって
しまったという。

兄の事を「ミキちゃん」と呼ぶのも可愛い。
因みにミキちゃんは気持ち悪いくらいの魚オタクです。
こんなに迷惑な設定と化すとは思わなかった…

新たな作品に手を出して、当たりを引けた気がします。
今後の作品も楽しみです。










森 博嗣「τになるまで待って
講談社文庫



あああ、また四季さんがきた(がくぶる)。
個人的には萌絵嬢の叔母様登場が嬉しかったり。










伊坂 幸太郎「重力ピエロ
新潮文庫


自分で買おうと思っていたら、父が良い
タイミングで買って来て下さいました。
ラッキー。

仲良し兄弟っていいなあ。
彼の書く小説の血縁関係って、凄く良いですよね。
オーデュポンでも、途中に挟まれる祖母との
エピソードがとても良かった。




明日はakiさんのラジオですよ!
http://livecast.jp/

栄養士はまた電話してくるんだろうか。











「シマシマの無断侵入猫」
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51340358.html