姑獲鳥の夏観てきた。

姑獲鳥（うぶめ）の夏観て来ました。

あんまり細かく書くと原作のネタバレにも通じてしまうのであれなのですが、
なんというか・・・
面白かったです。いろんな意味で。
まあ大作な出来を期待して観に行ったわけではないのでいいんですが。

なんていうか要所要所で噴出しそうになるのを堪えるというか・・・
こ、この演出はどうなのねえどうなの！？みたいな。
何そのライティング！！とか。
何この特撮映画！！というか。
役者陣に関しては結構違和感無く観れました。
ああこのキャスティングはこれはこれでありだなと。
京極堂と関口君の奥さん二人がいい感じでした。かわいかった。
あとセットがよく再現できてるなあと感心しました。
眩暈坂とかよい感じです。

キャラの性格に感じる違和感は、原作を最新刊まで読んでから「うぶめの夏」を読み返したときに感じる違和感と似てなくもないので大丈夫でした。

いわゆる「萌え」はなくはないかもしれません。


しかしとりあえず一つ言えることは

原作読んだ人限定な映画。

ってことでしょうか。
たぶん読んでないとところどころわからないと思うし、（感情面等）
それよりなによりこの世界観は是非原作で味わって欲しい。
「映像にするとどんな感じなのかしら」という興味で観るほうがいいと思います。

でも一緒に行った友人と二人で
「なんだかんだ言ってＤＶＤを買ってしまいそう・・・」
「私も・・・」
と会話してしまいました。

（無理かもしれないけど）２作目の「魍魎のハコ」も観てみたいです。