左腕坊主

ハンドボール選手、櫛田亮介の2006年4月~2008年4月までを綴ったブログ

第4回ザビエルハンドボールシンポジウム

2006年05月04日 | Z・H・B・S

『左腕坊主』が旅する間に青春旅行真っ只中の高校生からこんな質問が届いていました。

 『私は高校からハンドを始めました。今3年であと1ヶ月程で引退です。まだ現チームで一度も勝ったことがなく、指導者もいないまま手探りで練習してきました。私のチームを引っ張る力がないせいでみんなのモチベーションもなかなか上がりません。でも私ハンドが大好きだから絶対勝ちたいんです!まだ諦めたくない!!そこで質問です!練習中や試合前どんな事を考え、どうやってチームの雰囲気を盛り上げていますか?私たちまだ勝てる望みはありますか?』

まず勝てる望みはあります。勝てるかどうかは分かりませんが、望みはあると思います。もちろんいい準備をすることは大前提です。

 練習中や試合前ですが、僕は個人・チームの長所や課題を把握します。練習では課題達成を意識し試合ではいかに自分・チームの短所を出さずに長所をだすのかを考えています。でもあまり考えすぎてネガティブになるのはよくないので、いいプレーのイメージを描き、リラックスして試合が楽しみだ!!!って気持ちになるようにしています。

 チームの雰囲気を盛り上げる… 簡単なようで難しいよね。一般的には声を出したりとかってよく言うけど…

皆さんはどうやって盛り上げているんですか?


『Sweden』~『Germany』大移動!!!

2006年05月04日 | ツルルン珍遊記
いやー疲れた…
先ほど5月4日午前9時ころ『関西国際空港』に到着!!!
10日ぶりに湯船につかり、髭を剃り、耳掃除をし、すっきり爽快と疲労困憊のど真ん中!!!大阪の友人宅から『左腕坊主』をお届けしています。

さてさて『つるるん珍遊記』のつづき
4月30日~5月1日の『Sweden』~『Germany』への大移動のお話。

4月30日

お昼にちょこっとだけ『Sweden』の『LIF Lindesberg』ってクラブの小学生くらいのちびっ子ハンドを観戦。ちびっ子からジュニアそしてトップチームへとつながっていく一貫した活動、そして地域とのつながり。日本の学校単位のチーム形成とはまた違ったものがそこにはあった。どっちが良いとか、悪いとかではなくて『日本』と『Sweden』とのスポーツ文化の違いを目にしたということである。

『LIF Lindesberg』の関係者に車で『Orebro』まで送ってもらい



ここからが問題の17時間の電車移動…

とにかく『Sweden』をひたすら南下!!!『Orebro』から『Mjolby』で乗り換え『Sweden』の一番下ある『Malmo』を目指す。この『Malmo』から『Germany』の『Berlin』まで夜行列車。その後5月1日早朝に『Berlin』から『Leipzig』へ移動予定!!!

『Orebro』から『Mjolby』で乗り換えはうまいこといったんよ、席が近くだった人に乗り換えを手伝ってもらったから。しかーし、乗り換えた後『Malmo』を目指して移動中のこと…

一緒に乗ったおっちゃんに『Malmo』から『Berlin』行きたいから『Malmo』に着いたら教えてね!!!って言ったんですわ。おっちゃんもまかせとけ!!!みたいな感じやってん…でさ、おっちゃんが『Malmo』着いたぞ!!!降りるぞ!!!って…

ありがとう!!!おっちゃん!!!

さあて『Berlin』行きの電車に乗り換えようとウロウロ捜してみたもののそんな電車どこにもねーーーーーー。『Berlin』行きの電車はどこですか?って近くの人に聞いてみると…この駅からはでてないよ、ここは『Malmo』じゃないよって…

『えっ?  はっ?  え?  どうすんの?  おっちゃん? いねーし…』

夜行列車出発まで後50分くらい… 

『終わった… ここはどこ? 今日は野宿か…』


その時天使の声が!!!!!!!!!! 


   
天使『anata ha nihonzin desuka?』

俺『I am Japanese!!!』

なんと、日本語を話せる『Sweden』女性が話しかけてきた!!!

ミラクル!!!ミラクル!!!ミラクル!!!

天使『daizyobu Malmo madeha sugudesu ato 15funkuraide densya kimasuyo』

そしてなんとか『Malmo』にたどり着き、夜行列車出発時間に間に合った。


しかーし、夜行列車に乗ろうとしたその時…
今度は駅員からの悪魔の声…

悪魔『予約した人しか乗れません!!!』

俺はありったっけの笑顔とインチキ英語で懇願!!!懇願!!!懇願!!!

なんとか夜行列車に飛び乗ることができた!!!ふぅーーーー!!!


なんかすげー長くなりそう…まあいいや勢いに任せて続けるぜい!!!


この列車生まれて初めて乗る寝台車だった。

アメリカ人


フィンランド人


オーストリア人


日本人(俺)


多国籍部屋ですげーおもしろかった。中でもオーストリア人の親父の持っている袋から食べ物が出てくる、出てくる。キャビアまで出てきた…この親父以前福岡に行ったことがあって『パチンコ』したぞ!!!って笑顔で言ってくる。別に聞いてねーよ。
でさらに親父が『俺のパスポートに日本語が書いてあるんだけどなんて書いてあるんだ?』って聞いてきた。

親父のパスポートには漢字でこう書いてあった…

『危険人物要注意…』

確かになぁ…

それでもこのオーストリア人の親父『Berlin』から『Leipzig』への乗り換え手伝ってくれたし。すげーいい親父だったな。そんなこんなで何とか5月1日の朝8時過ぎに『Leipzig』に到着。確か『LIF Lindesberg』の関係者に車で送ってもらったのが前日4月30日の午後3時くらいだったような…
とりあえず今回はここまで…

今回のこの電車での大移動をサポートしてくれた『Simon』君です。『Simon』がインターネットで時間とか金額とか調べるの手伝ってくれたんです。



『Thanks Simon !!!』