Y'z News

台湾を中心に活動する孫燕姿の最新ニュースを発信。

四川、再び

2009-01-15 | チャリティー活動
1月12日~13日、老君井郷9年義務教育学校、安岳県華厳洞村小学校、安岳県石羊興発橋などに鮮やかな旗があがり、ドラが鳴り響き、人々が集まってきた。シンガポールから来た、ボランティア団体が資陽市に出資し、8カ所の建物などが建て直され、式典が行われた。ボランティア団体の代表者に加え、広報大使である孫燕姿も立ち会った。孫燕姿は、人々に混ざりスターだとは誰も思わなかった。親しみやすい微笑みを浮かべ、静かに立っていた。

以下動画インタビュー

Sohuをご覧の皆さんこんにちは、孫燕姿です。私は今、四川省安岳県にいます。

四川で大地震が発生して、あのときは多くの…ひとが…(笑)とても関心を寄せていたと思うの。それで、シンガポールのボランティア団体のみんなと一緒に綿陽や都江堰のあたりを訪れたわ。状況を見ることと、被災者のみなさんに日常生活品のような、必要なものを配るためだったんだけど。

そのあと、たくさん建て直す必要があるって分かって、すぐにシンガポールで募金を集めたの。その募金で建て直したあと、またここに来たわ。昨日は資陽市に行ったの。それで、建て直した学校や橋、まだ他に必要なものがあるかどうかを見て回ったわ。今回は、本当にやることが多かったわ。

13日早朝、孫燕姿とシンガポールのボランティア団体の一行は、建て直したばかりの小学校を視察に訪れ、広く美しい教室を視察。子どもたちは、話したいことがたくさんあったが、どうしていいか分からず…。

沢山の子どもたちが(歌の歌詞を)暗記してたのよ。みんなが…
(歌はあまりうまくはなかったような)
そうそう、そうなの、本当のことを言うと、あの子たちは自分が何を歌ってるかきっとわかってなかったと思うわ。だけど、先生たちは、私たちに感謝の気持ちを伝えたかったんだと思うの。

あの子たちが、ずっとずっとずーっと後で、大きくなってから、素晴らしくいい機会だった、と思ってくれると思うわ。そして、誰かが自分たちのことを、とても大事に思ってくれたことがあったんだな、って。

大地震が起こってから、多くの人が心を痛めたのは学校が倒壊したことだったと思うわ。小さな子どもたちが、犠牲になってしまって。今回、一番大事だったのは、2カ所の学校を見ることで、彼らの寮や教室を建て直したんだけど、それはただ補修工事をしたわけじゃなくて、もう一度建て直したの。

これはとても大事な…なんて言えばいいのかな、Project…って何?ああ、計画ね。安全な場所を子どもたちに提供するのは、安心して勉強をして欲しいから。今までなかった施設もできただろうし、とても意義のあったことだと思う。

女の子:先生になることはとても大変だと思います。いつも善良でいるから。でも、私も将来いい先生になりたいと思います。

何カ所か見てきたけど、大陸の子どもたちは本当によく勉強をすると思うの。そして、みんな明るくて朗らかで、将来社会に貢献したい、とか先生になりたいって。これは、彼らが夢に向かって最初の1歩を踏み出したこと証だと思うわ。

教育問題だけではなく、村の孤独な老人たちの問題についても、ボランティア団体は重視していた

私も親戚と一緒に住んでいるから。その老人ホームに来る方たちは、家族の支えもなく、友達もいなくて、住むところもないの。だから、老人ホームの問題は、人々に軽視されやすいんだと思う。前に見た写真では、本当に古い建物で絶対新しく建てる必要があったのに、なかなか見向きされないのね。だから、絶対に建て直すべき建物の一つにあがったの。それから、ベッドや夏に使う扇風機や色々なものも、一緒に贈ったの。

あのおじいさんは、歩くのがとても大変なの。普通は、足が前に向いているけど、内側にむいてるのね。あの歩行器を使えば、少しは歩きやすくなると思うの。役に立つとうれしいわ。

今回は、2カ所の橋を見ました。

今、赤雲村の興発橋に来ています。ここも地震で大きな被害があったので、新しくかけ直しました。約千人くらいの人がこの橋を使います。

あの橋は、大体千人以上の人が毎日行き来します。買い物に行ったり、学校に行ったり。あの橋は崩れていたわけではないので、壊してかけ直したんです。

日々の暮らしのなかで、楽しみを見つけることはそれほど簡単ではありません。
辛いことや大変なことにぶつかることもあるでしょう。ですから…皆さんが楽しく過ごされることを祈っています。


Sohu.com(動画)

Straits Times(英語記事、写真あり)

資陽網(中文記事、写真なし)

写真はStraits Timesより。