毎年10月の体育の日を含む3連休、那覇まつりが開催され、日曜日には国道58号線(久茂地交差点を中心として)にてギネス認定(世界一のわら綱)の那覇大綱引きが行われます。
琉球王朝時代からの伝統行事でしたが、1935(昭和10)年を最後に途絶え、その後、1971年に市制50周年記念事業として復活したのだそうで、今年2009年は第39回となっています。
2009年は10月10日(土)11日(日)12日(月)の3日間が那覇まつりで、大綱引きは10月11日(日)に開催されます。
旗頭行列は12:00~14:30で大綱挽は15:00~となっていますが、ウチナータイムなので当てになりません(笑)
那覇まつりプログラムへ
2006年および2007年の那覇大綱引きの様子
2007年は台風のため、1週間延期で2日間のまつりとなりました。

大綱引き前日に国際通りからパレットくもじ前広場までパレードがあります

パレットくもじ前広場で多数の演舞・パフォーマンスがあります。
県外からは室蘭百花繚蘭さんが、よさこいソーランを演舞

大綱引き当日朝7時に58号線久茂地へ行くと準備中でした。
綱は米わらを使い、毎年新作されます。毎年少しずつ長くなっています。

長さ186m、直径約1.56m、重さ40tのジャンボ綱(1997年ギネス認定)ですから、クレーンにて雄綱と雌綱をそれぞれ配置しています。

58号線の中央分離帯を撤去しています。
中央分離帯が取り外し可能になっている場所は、全国の国道でここだけだそうです(笑)

12時から14時30分まで国際通りで旗頭(はたがしら)行列が行われます。
西七町東七町の全14町が各町内を練り歩いた後、国際通りに集まり行列を開始します。
これは西の泉崎の旗頭(巴(ぐーやー))で旗字に泉とあります。

これは最後尾の西方、小禄の旗頭(松竹梅)で 旗字に小禄意氣昂(おろくいきたかし)とあります。
旗頭は高さ7~10m、重さ40~50kgにもなります。

旗持の方々は旗頭をもつ技術「美ら旗(ちゅらばた)」を競います

旗字に鎮群(ちんぐん)は西の若狭地区の旗頭( 京判やーま(ちょうばんやーま))で す。
東が牧志、安里、首里、泊、真和志、久茂地、壷屋地区の七町
西が西一番、泉崎、若狭、小禄、垣花、久米、辻地区の七町です。
東方から始まり、西方の小禄地区が最後尾でした。

外人さんも多数見物していました

国際通りは牧志公設市場や壺屋のやちむん通りがあったりで観光地でもあります。8月上旬に「一万人のエイサー踊り隊 パレード」が開催されたり、11月上旬に「琉球王朝絵巻行列」があったりもします
関係ないですが「タコライス」を考えた人(沖縄の人だったような)はえらいですな・・(おいしいです
)
国際通りには沖縄屋などのおもしろグッズ店や土産物屋など多数あります。
沖縄旅行ではずせないでしょう

パレットくもじ前まで進んで終了となり、58号線の久茂地交差点付近へ移動します。

黒色の股引半套(むむぬちはんたー)姿

私はおもろまちに住んでいたので(子供は泊小学校)、東方にいました。

東方の旗頭が勢ぞろいしました。

西方も整列

爆竹が頻繁に鳴り、おもわず外人の子供さんも耳を押さえてます

大観衆の前で気合の入った空手の演舞

気合の入ったエイサーも

中華系の方々による龍舞も

棒術も見れました。

末端側では子供達がのん気に綱の上で遊んでいます(わが子たちもですが
)

米軍の若者らしきマッチョ系がたくさん参加しています。
気のいい人達がほとんどです
(ごくたまにジェスチャーでコンタクトとったことある程度だけどね、「グーッ!」とか「イエス!」しか喋った事ないけどね
)

大綱の先端部に乗っているのが親方でしょうか

男女綱を頭貫棒(かぬちぼう)でつなぎ合わせる「かぬちちじ」が行われますがこれが一仕事です

台車に乗せても重いし、綱の下から台車を除くのも一苦労

このようにカヌチ棒を差込めば完成です
(これは、糸満大綱引き(記事へ)での写真です。那覇大綱引きのものでいいのがなくてスミマセン
)

綱がつながると、大綱の上を神輿に乗った西側の「支度(したく)」(2006年は中山王尚巴志(のちの琉球王朝時代の王))と、東側の「支度」(2006年は南山王)が中央で申し合い(「支度(したく)」が綱の上で見栄を切る「支度我栄(がーえー)」)をします。
年によっては支度が護佐丸と阿麻和利の対決だったりします。
15時から大綱挽との触込みでしたが、前置きが結構ありまして・・
16時もけっこう過ぎて、「こりゃ テレビ生放送では17時までの枠だったけど終わらんな・・」とか余計な心配したりしているうちに、ようやく綱引きが始まりました。

後方ではお気楽に綱を引いています(笑)
嫁さんが抱っこで片手で引いているのは私が撮影なんかしてるから?(汗)
2008年は手綱(大綱に取り付けられた綱で1本7mあり挽き手は実際にはこの手綱を挽きます)280本だったそうです。

わが子らも「ハーイヤッ」と言ったかは不明ですが頑張ってます
地元市民だけでなく観光客も誰でも自由に参加できます。
でも人が多すぎてなかなか綱が触れないことも。
挽き手15000人ということですから。
(だから年々綱が長くなり手綱が増えているのでしょうか?)
勝負は、綱をつないだ「かぬちぐち」が東西5メートルの勝負線を越えれば勝敗が決まりますが、東西どちらも5メートルに届かない場合、30分以内に3メートル以上動いたほうを勝利とし、いずれも3メートル未満であれば引き分けとなります。
2007年はなかなか決着がつかず、開始から26分に東が3メートル以上引き寄せ勝利となり、対戦成績は東の11勝12敗11分けになりました。
2008年は東が5分56秒と短時間で勝利し通算12勝12敗11分けで戦績は五分になったとのことです。
(計35戦のようですが、2008年は38回目のはずですが?)

終了後は、無病息災のお守りといわれる手綱を持ち帰ることができます

那覇まつり会場で、糸満大綱引きで見かけた大道芸のお兄さんがパフォーマンスしていました
近年、国際通りの歩行者天国時や沖縄こどもの国のクリスマスレーザーショーなどあちこちで多数の大道芸人が見られるようになりました。

沖縄のまつりにかかせないエイサーも

奥武山運動公園が那覇まつりのメイン会場で、そこから見る打ち上げ花火(三夜連続ある)は見ごたえありました
沖縄の祭り・観光地 目次はこちら
琉球王朝時代からの伝統行事でしたが、1935(昭和10)年を最後に途絶え、その後、1971年に市制50周年記念事業として復活したのだそうで、今年2009年は第39回となっています。
2009年は10月10日(土)11日(日)12日(月)の3日間が那覇まつりで、大綱引きは10月11日(日)に開催されます。
旗頭行列は12:00~14:30で大綱挽は15:00~となっていますが、ウチナータイムなので当てになりません(笑)
那覇まつりプログラムへ
2006年および2007年の那覇大綱引きの様子
2007年は台風のため、1週間延期で2日間のまつりとなりました。

大綱引き前日に国際通りからパレットくもじ前広場までパレードがあります

パレットくもじ前広場で多数の演舞・パフォーマンスがあります。


県外からは室蘭百花繚蘭さんが、よさこいソーランを演舞

大綱引き当日朝7時に58号線久茂地へ行くと準備中でした。
綱は米わらを使い、毎年新作されます。毎年少しずつ長くなっています。

長さ186m、直径約1.56m、重さ40tのジャンボ綱(1997年ギネス認定)ですから、クレーンにて雄綱と雌綱をそれぞれ配置しています。

58号線の中央分離帯を撤去しています。
中央分離帯が取り外し可能になっている場所は、全国の国道でここだけだそうです(笑)

12時から14時30分まで国際通りで旗頭(はたがしら)行列が行われます。
西七町東七町の全14町が各町内を練り歩いた後、国際通りに集まり行列を開始します。
これは西の泉崎の旗頭(巴(ぐーやー))で旗字に泉とあります。

これは最後尾の西方、小禄の旗頭(松竹梅)で 旗字に小禄意氣昂(おろくいきたかし)とあります。
旗頭は高さ7~10m、重さ40~50kgにもなります。

旗持の方々は旗頭をもつ技術「美ら旗(ちゅらばた)」を競います

旗字に鎮群(ちんぐん)は西の若狭地区の旗頭( 京判やーま(ちょうばんやーま))で す。

東が牧志、安里、首里、泊、真和志、久茂地、壷屋地区の七町
西が西一番、泉崎、若狭、小禄、垣花、久米、辻地区の七町です。
東方から始まり、西方の小禄地区が最後尾でした。

外人さんも多数見物していました


国際通りは牧志公設市場や壺屋のやちむん通りがあったりで観光地でもあります。8月上旬に「一万人のエイサー踊り隊 パレード」が開催されたり、11月上旬に「琉球王朝絵巻行列」があったりもします

関係ないですが「タコライス」を考えた人(沖縄の人だったような)はえらいですな・・(おいしいです


国際通りには沖縄屋などのおもしろグッズ店や土産物屋など多数あります。
沖縄旅行ではずせないでしょう

パレットくもじ前まで進んで終了となり、58号線の久茂地交差点付近へ移動します。

黒色の股引半套(むむぬちはんたー)姿

私はおもろまちに住んでいたので(子供は泊小学校)、東方にいました。

東方の旗頭が勢ぞろいしました。

西方も整列

爆竹が頻繁に鳴り、おもわず外人の子供さんも耳を押さえてます

大観衆の前で気合の入った空手の演舞

気合の入ったエイサーも

中華系の方々による龍舞も

棒術も見れました。

末端側では子供達がのん気に綱の上で遊んでいます(わが子たちもですが


米軍の若者らしきマッチョ系がたくさん参加しています。
気のいい人達がほとんどです

(ごくたまにジェスチャーでコンタクトとったことある程度だけどね、「グーッ!」とか「イエス!」しか喋った事ないけどね


大綱の先端部に乗っているのが親方でしょうか

男女綱を頭貫棒(かぬちぼう)でつなぎ合わせる「かぬちちじ」が行われますがこれが一仕事です

台車に乗せても重いし、綱の下から台車を除くのも一苦労

このようにカヌチ棒を差込めば完成です
(これは、糸満大綱引き(記事へ)での写真です。那覇大綱引きのものでいいのがなくてスミマセン



綱がつながると、大綱の上を神輿に乗った西側の「支度(したく)」(2006年は中山王尚巴志(のちの琉球王朝時代の王))と、東側の「支度」(2006年は南山王)が中央で申し合い(「支度(したく)」が綱の上で見栄を切る「支度我栄(がーえー)」)をします。
年によっては支度が護佐丸と阿麻和利の対決だったりします。
15時から大綱挽との触込みでしたが、前置きが結構ありまして・・
16時もけっこう過ぎて、「こりゃ テレビ生放送では17時までの枠だったけど終わらんな・・」とか余計な心配したりしているうちに、ようやく綱引きが始まりました。

後方ではお気楽に綱を引いています(笑)
嫁さんが抱っこで片手で引いているのは私が撮影なんかしてるから?(汗)
2008年は手綱(大綱に取り付けられた綱で1本7mあり挽き手は実際にはこの手綱を挽きます)280本だったそうです。

わが子らも「ハーイヤッ」と言ったかは不明ですが頑張ってます

地元市民だけでなく観光客も誰でも自由に参加できます。
でも人が多すぎてなかなか綱が触れないことも。
挽き手15000人ということですから。
(だから年々綱が長くなり手綱が増えているのでしょうか?)
勝負は、綱をつないだ「かぬちぐち」が東西5メートルの勝負線を越えれば勝敗が決まりますが、東西どちらも5メートルに届かない場合、30分以内に3メートル以上動いたほうを勝利とし、いずれも3メートル未満であれば引き分けとなります。
2007年はなかなか決着がつかず、開始から26分に東が3メートル以上引き寄せ勝利となり、対戦成績は東の11勝12敗11分けになりました。
2008年は東が5分56秒と短時間で勝利し通算12勝12敗11分けで戦績は五分になったとのことです。
(計35戦のようですが、2008年は38回目のはずですが?)

終了後は、無病息災のお守りといわれる手綱を持ち帰ることができます


那覇まつり会場で、糸満大綱引きで見かけた大道芸のお兄さんがパフォーマンスしていました
近年、国際通りの歩行者天国時や沖縄こどもの国のクリスマスレーザーショーなどあちこちで多数の大道芸人が見られるようになりました。

沖縄のまつりにかかせないエイサーも

奥武山運動公園が那覇まつりのメイン会場で、そこから見る打ち上げ花火(三夜連続ある)は見ごたえありました
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