南国の遊び部屋

鹿児島の祭りや観光地についてゆるーく報告してますが、最近オタッキーな記事が大半だったりします。
遊び部屋ですから(笑)

鹿児島における龍馬の看板・銅像

2010-10-10 | 鹿児島の祭り・観光地
2010年大河ドラマ「龍馬伝」が放送中ですが、明治維新で多数の偉人を輩出した鹿児島県も、坂本龍馬が新婚旅行で訪れるなど、けっこう関係が深いです

「龍馬伝」が決まる前から、龍馬が訪れた霧島市を中心に、龍馬の銅像や看板が設置されていました。


1866年1月21日 薩長同盟成立。
1月23日 京都伏見寺寺田屋で襲撃され負傷した坂本龍馬は左手の傷の療養を兼ねて,妻・お龍を連れ,小松帯刀,西郷隆盛,大久保利通,吉井友実らと薩摩を訪れ,小松帯刀邸に滞在したほか,霧島を訪れました。
坂本龍馬夫妻がこの地を訪れたのは、慶応2年(1866年)3月のことで二人は大坂から蒸気船に乗り込み、長崎を経て3月10日に鹿児島城下に到着。それから、日当山・塩浸・栄之尾を経て高千穂峰に登っています

H22年9月18日、鹿児島県内でロケをしたNHK大河ドラマ「龍馬伝」の19日放送に合わせて、鹿児島市は坂本龍馬と妻お龍(りょう)の銅像を、いづろ交差点のブラザー鹿児島ビル前(同市大黒町)に設置しました。

銅像は等身大で、現存写真などを参考に旅姿をしているそうです。


出来立てほやほやの銅像


銅像脇の説明看板


「4」のいづろ交差点歩道に建てられています。
龍馬夫妻が新婚旅行で鹿児島を訪れた際、いづろ付近にあった港から船で霧島に向かったとの説があるため、設置場所に選ばれたのだそうです。


3月16日に霧島市隼人の「浜之市」に上陸し日当山に着きます。

2009年10月18日浜之市港(隼人港)で行われた「きりしま隼人浜下り(鹿児島神宮浜下り)」の放生会の様子。

龍馬夫妻は,西郷隆盛邸・小松帯刀邸・吉井友実邸に泊まった後,鹿児島から船でこの地に上陸しました。

隼人~日当山~霧島と竜馬のハネムーンロードが続きます

浜之市上陸後、同日隼人町の日当山(ひなたやま)温泉街に到着します。

日当山温泉街に隣接する天降川(あもりがわ)は鮎つりが楽しめる川で、日当山温泉公園では毎年6月第1日曜日に鮎まつりが開催されます。
 
日当山温泉は西郷さんも訪れた所で、龍馬関連の案内板が多数立てられています。
 
龍馬の新婚旅行は日本初とのこと



龍馬夫妻は3月17日に霧島市牧園の塩浸(しおびたし)温泉に到着します。
 
「坂本龍馬お龍新婚湯治の碑」

龍馬は塩浸温泉で18泊(高千穂登山前後で)し、傷を癒しました

国道223号線沿いにある温泉郷です。

龍馬とおりょうが入った湯治の浴槽が今も残されていまして、2010年5月1日に「塩浸温泉龍馬公園」としてリニューアル開園しました


足湯があります
「定期的に清掃を行っていますが 泉質に鉄分を多く含むため浴槽が茶褐色になります」と書かれてありました。

足湯で満足できず(笑)温泉にも入っちゃいました
大人 360円 小人 140円です
2011年3月31日まで特別企画展「大河ドラマ龍馬伝展」が開催されています。


塩浸温泉近くの「和気神社」(霧島市牧園町)は藤の花が咲き誇ることで有名ですが、社務所の脇には龍馬とお龍が日本最初の新婚旅行でこの地を訪れた記念碑があります。
また「和気神社」の近くにある「犬飼滝」(高さ36m,幅22mもある滝)に寄り、龍馬はこの滝を眺め,「実にこの世の外かと思われ候ほどのめずらしきところなり」と感動し、龍馬が姉の乙女に宛てた手紙には「陰見(いんけん)の滝」と紹介されているそうです。


3月28日霧島山へ出発し、霧島市牧園町高千穂の「硫黄谷温泉」に宿泊。
登山の弁当代わりに,小松帯刀が持たせたカステラを携えたそうです。
硫黄谷温泉(霧島ホテル)では,坂本龍馬の展示スペースを設けられ、等身大の龍馬写真やロビーには龍馬が姉の乙女に送った手紙やピストルのレプリカの展示,妻のお龍の写真や,ゆかりの地のタペストリー等が展示されているとのこと



龍馬夫妻は3月29日に山頂にある「天の逆鉾(あまのさかほこ)」を見に高千穂峰(たかちほのみね)に登りました。


「天孫降臨スライダー」など楽しめる「霧島神話の里公園」(霧島市霧島)
遊覧リフト山頂に「天の逆鉾」のレプリカと,「坂本龍馬とお龍の写真撮影用パネル(顔出し看板)」が設置してあります。

龍馬とお龍は高千穂登山の後、霧島神宮(霧島市霧島)を参拝し、別当寺華林寺の宿坊に泊まりました。

毎年9月19日に行われる霧島神宮の例祭。8月下旬の「霧島神宮奉納太鼓まつり」や元旦の霧島九面太鼓奉納もお勧めです

霧島神宮内の桜島の見える展望台近くに龍馬とおりょうの看板があります。


龍馬とお龍は3月30日に硫黄谷温泉に帰り、4月1日に塩浸温泉に帰ります。
4月8日に日当山に帰り、4月11日に浜之市に帰り、4月12日に鹿児島城下へ帰りました。



龍馬の顔出し看板です。
2008年GW頃から鹿児島市の天文館に設置されています。
龍馬のほかにも明治維新期の鹿児島の偉人関連で全部で8個ほどの顔出し看板があります。

小松帯刀に勧められ、新婚旅行(日本初と言われる)で霧島の温泉を訪れた坂本竜馬とお龍さん。後ろの人は西郷さん?



6月2日に坂本龍馬とお龍は「桜島丸」で天保山より鹿児島を出港します。

「坂本龍馬新婚の旅碑」がある鹿児島市天保山町は,龍馬とお龍が桜島丸に乗船し,多くの人に見送られながら薩摩を後にした地です。

天保山公園内に中村晋也氏によって制作され、昭和55年2月28日に設置された銅像「坂本龍馬新婚の旅 碑」があります。

「日本を今一度洗濯いたし申し候」
(姉の乙女に送った手紙の一文)
…しびれますね




おまけ
長崎・島原半島編
2010年3月27日土曜日、長崎県雲仙市千々石町で夕方から開催される観櫻火宴(かんおうかえん)を 見るために熊本から島原半島にフェリーで渡った時のことです。

2010年大河ドラマ「龍馬伝」が放送中ですが、長崎は龍馬関係でかなり力を入れているようです。
我が鹿児島も龍馬とおりょうの新婚旅行関係などで、負けてませんが(笑)
しかし、長崎県は「ながさきりょうまくん」のキャラクターなど半端ないです。
土産ものコーナーは龍馬グッズや維新まんじゅうなど多種多彩です!



島原城内に坂本龍馬に関する看板がありました。
「龍馬の長崎初上陸は島原だった」

『海舟日記』から抜枠とのこと。
・1864年2月21日に熊本を出航後島原に到着。
・長崎へ旅立つ前に城下本陣「中村家別当家」で食事。
「・殿様井戸」(ちぢわ道唯一の井戸)で龍馬らがのどの渇きを癒したとのこと。
・23日に長崎に到着し、40日間長崎で過ごし、帰り道で4月5日に島原に到着。
・6日に肥後に渡ったとのことです。


土産物屋さんにいろいろありましたが、龍馬のビンズがあり、子供らが欲しがり・・・

次男(6歳)が出したもの。
2cm以下の小さなビンズですが、なかなかよいではないでしょうか。




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カミタク様の鹿児島県内外の温泉と観光スポットとを紹介するホームページ「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
内のサブ・コンテンツ「「坂本龍馬・おりょうの日本初の新婚旅行(日本初のハネムーン)」ゆかりの観光スポット案内」
にリンク・紹介していただきました



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
リンク報告 (カミタク(リンク先は「坂本龍馬の日本初の新婚旅行の地」))
2010-09-11 20:46:27
【リンク報告】
 こんにちは。カミタク
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/
と申します。

 私が運営しております、鹿児島県内外の温泉と観光スポットとを紹介するホームページ「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
内のサブ・コンテンツ「「坂本龍馬・おりょうの日本初の新婚旅行(日本初のハネムーン)」ゆかりの観光スポット案内」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/K_RYOMA.HTM
から、貴ブログ記事にリンクを張りましたので、その旨、報告申し上げます。

 今後とも、よろしくお願い申し上げます。

返信する
光栄でございます (南国より カミタク様へ)
2010-09-13 05:13:28
ありがとうございます。
私もリンクさせていただきました。
こちらこそ今後ともよろしくお願い申し上げます。
返信する

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