南国の遊び部屋

鹿児島の祭りや観光地についてゆるーく報告してますが、最近オタッキーな記事が大半だったりします。
遊び部屋ですから(笑)

前門の虎、後門の狼 新燃岳噴火

2011-01-31 | 鹿児島の祭り・観光地
鹿児島と宮崎の県境にある、霧島連山の新燃岳(しんもえだけ)で2011年1月26日から連続して噴火が起きています。



新燃岳は標高 1421m、大浪池は1412mだそうです。
現在、大浪池火口からライブで中継しています。

2010年5月15日に家族で大浪池まで山歩きしましたが・・・

H22年5月の時点で新燃岳(しんもえだけ)は火山活動が活発なため、登山中止となっていました。
ミヤマキリシマの美しいところだけに残念に思っていました。






職場で大変なことになっている!と噂になり、姶良市の職場の6階から眺めると、17時頃夕暮れ前に噴煙が見えました。


2011年1月26日午前7時31分ごろ噴火が始まり、同日午後3時40分に噴煙が火口から1500mの高さに達したとのニュース速報が出ていました。



1月27日朝、桜島もマイペースで小噴火。


1月27日の姶良市から(30~40kmの距離です)見た新燃岳の噴煙。


27日15時41分には52年ぶりとなる爆発的噴火が麓から確認され、火口から2500mの高さまで噴煙が上がり、山頂付近では火砕流の発生も確認されたそうです。

噴火警戒レベルは、レベル2からレベル3へ引き上げられました。


29日の南日本新聞朝刊には28日未明の新燃岳の火山雷を伴う噴火の様子の写真が一面を飾っていました。


1月28日の午前中に東京大学地震研究所による観測が上空からなされ、火口内では火口湖が消失し、直径数十m程度の溶岩ドームが出現したと発表されました。
エメラルドグリーンのきれいな火口湖だったのですが…


1月29日土曜日、霧島へ向かいました。

霧島市牧園で噴火の様子を見に来た人達を見かけました。


1月29日は小康状態が続いていました。


104号線は中岳など霧島登山の玄関口である高千穂河原方面へ向かう道です。


霧島には道路脇に雪が残っていました。


大浪池登山口やえびの・小林方面へ続く1号線へは通れますが…


104号線へは「新燃岳 噴火のため 通行止め」となってました。




104号線への分岐を過ぎて大浪池方面へ進むとまもなく、「新湯展望台」なる所がありまして…


けっこう車が停まっていました。


ここから霧島連山がよく見えるようです。


ズームした写真ですが、かなり近くに見えます。


カメラマンの方々がけっこう待機していました。


KTSなどのテレビ局が撮影に来ていてインタビューもしてました。


寒くて暖まろうと縄跳びするうちの長女(小4)と次男(小1)。

今の時期はすっごく寒いので、北海道に行くような万全な格好でないと、長期の滞在は出来ませんので、行かれる方は防寒対策をしっかりなさってください(笑)




2月1日午前7時54分の4回目となり爆発的噴火により、火口から南西約4キロの県道脇で直径50センチの噴石が確認されました。
水蒸気を発する高熱の噴石の落下で枯れ草が燃えたり、空振で99世帯の窓ガラスが割れたりしたとのこと。
火口から3キロ圏内だった入山規制が4キロ圏内に拡大され4キロ圏内が立ち入り禁止となったようです。
よって「新湯展望台」付近は現在行けないと思われます。




You Tube 新燃岳大噴火(霧島連山)2011年1月27日午前2時27分



You Tube 【生音】霧島連山噴火 新燃岳の映像 Shinmoedake? volcano



You Tube 衝撃 新燃岳噴火 mount Shinmoedake volcano





前門の虎・桜島(笑)


風向きで運命が決まります。


鹿児島ではありがちな風景


鹿児島ではすごい降灰を「ドカ灰」といいますが、現在の宮崎県、都城市あたりは、こんなものじゃないようです。


でも宮崎の方、ずっとこうじゃないと思います。
冬が終われば、風向きが変わり、新燃岳の西側、つまりは鹿児島県に降り注ぐことでしょう。


鹿児島県民にとっては、まさに前門の虎(桜島)、後門の狼(新燃岳)というおそろしい事態になりそうです…




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