座敷わらし？

　今日も一日酷暑でした。
　夜も熱帯夜です。
　風邪がまだ完治しないももちゃんは、今日も家の中がメイン。

　父ちゃん母ちゃんもすっきりしません。
　夏風邪は長引きます。

　昨晩のももちゃんは、夕食が少なかったためにお腹が空いたのか、深夜に何度か泣きが入りました。
　お茶をごくごくごくと飲んで、「ぷはー」と一息。
　お腹に溜まったのか、それで満足したのかは分かりませんが、何とか寝付いてくれました。
　ももちゃん、夕飯をしっかり食べないからだよ。

　今日の夜は、久しぶりにしっかりと食べてくれました。
　風邪の咳や鼻水もだいぶ止まってきた様子です。
　今夜こそはしっかりと寝てくれるかな？

　母ちゃんが寝かしつけをしている間に、父ちゃんは風呂掃除や洗濯をしています。
　今日、風呂掃除をしているときに、居間のドアの開閉音がしました。
　「あれ、今日は早く寝付いてくれたのかな？」
　すると、すぐにももちゃんの叫び声が寝室から聞えてきました。
　「やっぱり、眠りが浅くて、すぐに目が覚めてしまったのか」
　と、父ちゃんは思いました。

　風呂掃除を終えて、洗濯物片手に居間に戻ると、やはり誰もいません。
　しばらくしてから、ようやく母ちゃん登場。
　「お疲れ様。一度寝付かせてから、また呼び戻されたんだね」
　と母ちゃんに訊くと、
　「え？　今初めて寝室出たんだよ」
　との答え。

　え？　じゃあ、誰が居間を出入りしたの？
　母ちゃんに父ちゃんが聞えたドアの開閉音の話をしても、やっぱり母ちゃんは寝室にずっといたと言います。


　誰？　誰が居間を出入りしたの？
　父ちゃんは、確かに居間のドアが開いてから閉じる音を耳にしました。
　真夏の夜の・・・（冷）

　もしかして、「座敷わらし」かも。
　東北地方に伝わる妖怪の話ですが、子供好きで、笑いの絶えない家に居つくと聴いたことがあります。
　「座敷わらし」の姿を見ると幸せになれるというし・・
　「座敷わらし」としておこう。うん、それがいい。