今朝も春めいていてあたたかい。駅へ向かう道、ちょっと裏道を歩く。8時半ごろの道はほとんど人が歩いていない。「あっ!」と心なかで思う。「おはようございます」と挨拶された。挨拶を返す。この先のどこかへお勤めの人のようだ。この裏道で出会う。すらっとした感じのいい青年だ。
ああ、H君にいているなぁ。H君が就活のときにロングヘア∸を切ったときに似ている。わずか1秒もない時間が私のこころを和ませる。デリートしていない記憶でもあるが、「恋」とは言えなかった・・・。
家のシクラメンが咲きだした。温室に入れなければ今頃から咲き出すのだろう。
「真綿色したシクラメンほど清しいものはない
出逢いのときの君のようです・・・」
小椋佳の「シクラメンのかおり」もいいし、布施明のもいい。昭和の名曲かな。
うちのシクラメンは真紅。お友達から誕生日祝いに頂いた。彼女に似たのか、私に似たのか、たくましい。
クリスマスローズもだいぶ大きくなった。これはうす紫で清しい。
春を待つ心。あなたに花を届けられる日はいつかしら。私はここにいてよ。