鍼灸あん摩の明鏡止水庵

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「医学常識はウソだらけ」(三石巌著)を読む。

2016年11月19日 | 健康・病気
「医学常識はウソだらけ」(三石巌著)を読む。
故・三石巌(みついし_いわお)氏は、物理学の教授で、還暦を機に医学にも造詣を深め、分子生物学に基づいた「分子栄養学」を創設したユニークな存在。自らの健康理論の実践で、95歳で亡くなったのも、恒例で行ってるスキー旅行の最中、風邪をこじらせた肺炎のせい、というのだから、身を持ってその健康法の正しさを示したと言えるだろう。

三石理論を一言で言えば「高タンパク、メガビタミン(沢山ビタミン・ミネラルを摂る)、スカベンジャー(活性酸素を除去してくれる栄養素を沢山摂る)」

「人間は一日に体重の千分の一の良質なタンパク質が必要。人が体内で生成できず、食事で摂取しなければならない必須アミノ酸は9種類、それを全てまんべんなく含有しているのが鶏卵。安い卵で充分だから積極的に食べるべき、としている。(ただ生だと、卵白の成分がビタミンHの吸収を阻害するそうで、その点は少し注意が必要。)

人間が体を構成するタンパク質を構成する為には、ビタミン・ミネラルが過不足なく摂取していることが必要。また体内で発生する老廃物の活性酸素(老化や病気の原因となる)を除去する為にも、ビタミンC・Eや、βカロチン(ビタミンAの前駆物質)などのカルチノイド、それからポリフェノール(緑茶のカテキン、大豆のイソフラボン、ごまのセサミンなど)といった抗酸化作用の高い栄養成分を充分に摂取することが大切だ、としている。

そして「あれは食べちゃいけない、これはダメ。」とうるさいことを言わず、必要なものを十二分に摂取することで健康を維持しよう、という考え方だ。ポジティブ栄養学、「足し算」の食生活を指向するという考え方は、大いに共感できる。そうは言っても食べない方がよい食品はあって、マーガリンとショートニングは「食べてはいけない」と断言できるそうだ。

・肉・卵・牛乳は、良質タンパクとして大いに食べるべし。
・「動物性脂肪が体に悪い」はウソ。
・「栄養のバランス」が大事というより、食べなくてはいけない必須栄養素、それぞれの絶対量が足りていることが重要。
・玄米は摂りすぎるとかえってミネラルを排出してしまうのであまりよくない。玄米・菜食主義が一番というのはウソである。
・スポーツは大量の活性酸素を体内に発生させるから、健康だけを考えるならやらない方がよい。ミトコンドリアの活性化の為には、散歩に早歩きを加えて、ちょっと息が荒くなる程度で充分。
・砂糖は、脳が必要とするブドウ糖の有力な供給源だ。積極的に摂るべし。
(この点は賛成できない。砂糖はブドウ糖と果糖の2つの糖類だけで形成されていて、摂取すると急激な血糖値の上昇を招きやすい。また糖類の代謝にはビタミンB1が使われるので、たくさん砂糖を摂取するとビタミンB1不足になる可能性がある。逆に言えば、甘い物を食べずにい
られない人は、ビタミンB1を積極的にたくさん摂取すべきだ。ー長谷川)

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