鍼灸あん摩の明鏡止水庵

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「パーキンソン病を治す本」を読んで

2012年09月14日 | インポート

「パーキンソン病を治す本」安保徹・水島丈雄・池田国義共著 マキノ出版

パーキンソン病は、脳の一部(中脳黒質)の変性による神経伝達物質ドーパミンの減少によるもので、薬でドーパミンを補うのが主流の治療だ。しかしながら、この本では、薬でドーパミンを補うという対処療法そのものが、パーキンソン病を難治化させている最大の要因としている。

この本では、パーキンソン病の発病の機序を次のように説明している。
①ストレスによって常に交感神経優位状態となり、それが白血球の顆粒球とリンパ球の割合(正常は、顆粒球54-60%、リンパ球35-41%)を乱し、顆粒球過多となる。
②顆粒球の寿命は約2-3日で、死ぬ時に大量の活性酸素を放出する。その強力な酸化力で臓器や血管などに障害を引き起こす。
③動脈硬化も進み、脳の血流障害が、パーキンソン病を発症させる。

「Lドーパ(ドーパミンを補充する薬)を飲むと一瞬にして体内のドーパミンの量が上昇し、交感神経が緊張することになります。(中略)その結果、もともと交感神経緊張状態にあって、脳の血流が低下している患者さんは、いっそう激しい交感神経緊張状態に陥ることになります。つまり、Lドーパによって無理やり緊張を強いられた交感神経がさらなる脳血流の低下を促し、神経細胞のアポトーシスを促進するため、結果的に病状も悪化することになるわけです。」

パーキンソン病も、アトピー性皮膚炎と同じく、薬の使用がかえって病気を難治化させている、代表例のようだ。

鍼治療は、副交感神経を優位にする(リラックスさせる)効果があり、血中のドーパミン濃度増加・白血球のリンパ球増加させ、パーキンソン病の症状を改善させることができるとしている。経絡本治法、頭部への刺鍼、背中のツボ(大じょ、風門)等が特に有効としている。

日常生活の中でパーキンソン病を改善させる知恵として以下のようなポイントを挙げている。
①適度な体操や運動で体をほぐす。
②ゆっくり入浴を楽しむ。
③良く笑う。
④食物繊維の豊富な食事で便通を整える。
⑤水をたっぷりと飲む。
⑥爪もみ療法(指先の爪の両側を、もう一方の親指と人差し指で挟んで揉む。)
⑦頭部マッサージ

職場の在宅マッサージで、パーキンソン病の患者さんに、鍼灸マッサージ施術を健康保険適用でやっているが、少しでも症状を楽にできればと思う。

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1 コメント

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櫻庭弘視、と申します、私の妻が(76歳)この、パー... (櫻庭弘視)
2012-09-28 14:40:08
櫻庭弘視、と申します、私の妻が(76歳)この、パーキンソン病を治す本の中で、紹介されている、和田美智子さん(71歳)の症例がほとんど同じ症例なのです。                                
約1年ぐらい前からパーキンソン病らしいとのことで3人ぐらいの内科医、などを回り現在,秋田県脳血管研究センターの神経内科に3ヶ月まえから診察、投薬(メネシット配合錠100、トレリーフ錠25㎎,リーゼ錠5㎎)の投薬を受けております、手の振るえなどは良くなりつつありますが,頭痛などは別だとの事、更に味覚がなく唾液が出にくいなど、耳鼻科え行きなさいとの事。
そこで、このハリ治療の水嶋クリニックさんえ予約しようとしたのですが、3ヶ月ぐらい先との事、
今秋田県能代市に住んでおります、この県内に、または近くに、このような治療の出来る御医者さんなど御紹介いただけませんでしょうか。

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