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悠々茶房ブログ

名古屋市東区にある中国茶カフェ・語学教室のブログ!教室イベントの記事、中国茶の記事、中国・アジア各国の文化も紹介します♪

私の誕生日思い出(梁 思潔講師)

2013年07月18日 10時24分47秒 | 現中国語講師

今回は7月10日に誕生日を迎えた中国語講師スタッフの梁さんに、誕生日の思い出について尋ねてみました。

Q:誕生日のプレゼントで嬉しかった思い出は?

梁:小さい頃私の近所ではローラースケートが流行していて、近所の子供たちはほとんどが自分のスケート靴をもっていましたが、私は自分専用の靴をもっていなかったので、誕生日プレゼントとして両親にお願いしたところ、とてもお気に入りの靴を買ってもらいました。それ以降はローラースケートをすることが一層楽しくなり、少し自慢にもなったので、その靴が一番記憶に残っていますし、、一番嬉しく感じたプレゼントでした。

Q:誕生日のときはどんなご馳走が用意されましたか?

梁:誕生日になるといつも母親は何を食べたいか尋ねてくれましたので、私はその都度食べたいと思った料理をいくつかリクエストしました。すると母親はそのリクエストに応えてちゃんとおいしい料理をつくってくれたので、すごいなと感心したものです。ですから、私も母親のように将来子供が喜ぶような美味しい料理を何でもつくることができるように、もっと上達しなければならないなと思っています。あと、中国では誕生日に長寿を願って麺類を食べる習慣があるのですが、なぜか我が家ではそのような習慣はありませんでした。でも、ある誕生日の日に家族そろって外食したとき、私が誕生日であるということを事前に知らせておいてくれたらしく、お店の人から麺をサービスしてもらったことがあり、そのサプライズな出来事は印象深く記憶に残っています。

Q:学生時代には誕生日祝いをどのように過ごしましたか?

梁:私の大学時代には、中学の同級生グループと大学に入ってからの友人グループの2グループからお祝いをしてもらっていました。いつもレストランで食事をした後、カラオケに行ったりして過ごしましたが、それぞれプレゼントを用意することが慣例になっていました。中学の頃のプレゼントはおもちゃやぬいぐるみなどが中心でしたが、大人になるにつれて化粧品やアクセサリーなどおしゃれに関するプレゼントが多くなってきました。なかでも、大学時代にもらった香水は自分のお気に入りで以前からほしかったものであったため、とても嬉しくて皆に感謝したものです。

Q:日本に留学してからの思い出は何かありますか?

梁:日本に留学してからは誕生日に中国の友人グループと会う機会がなくなってしまったので、それは本当に残念に思っています。それでも去年の誕生日には両親からプレゼントが届いて驚いたのですが、それだけでなく誕生日当日にはわざわざ現在住んでいるアメリカから電話がかかり、両親それぞれからお祝いのメッセージをいただきました。両親と離れて生活してみると、私のことをいつも気にかけてくれていることがよくわかるようになりましたし、お祝いのプレゼントやメッセージからは家族の思いやりが伝わり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。


新中国語スタッフ戎講師紹介

2013年04月18日 11時22分08秒 | 現中国語講師

4月から新しく中国語講師スタッフに加わることになった戎さんのプロフィールなどを紹介するため、いくつか尋ねてみました。

Q:戎さんはどこの出身ですか?

戎:私は江蘇省蘇州の出身です。蘇州は皆さんもよくご存知のとおり水郷地帯で、古くからの街並みが今も残る落ち着いた雰囲気の街です。また古い庭園もいくつかありますので、のんびり散策するのも楽しいと思います。そのほか、刺繍は特産品のひとつで、両面にそれぞれ違う図柄で描かれるのが特徴になっていますので、お土産に是非購入してください。料理は川魚を使用した料理が多いのですが、高級料理などでは、野菜などを細工していろいろな動物や鳥、建築物を造形して出てきますので、その技術を堪能していただけるものと思っています。

Q:上の写真はどこで撮影したものですか?

戎:昨年1月に北京に住む友人を訪ねていきましたが、そのときに「頤和園」に出かけて撮影したものです。そのとき北京と蘇州では同じ中国にあっても随分印象が異なるものだという印象が残りました。まず気候についてですが、蘇州は水郷地帯ですから湿度が高く、冬でも比較的温暖であるのに対し、北京の冬は寒さが厳しく、また内陸にあるため空気が乾燥しています。また、北京では故宮などの宮殿建築物が有名で重厚な雰囲気がありますが、蘇州ではそのような建築物よりも庭園や運河などが有名で、のんびりした街並みが特徴になっています。それにしても北京では近年変革が激しく、街の印象も随分変わってしまったという印象が残った旅になりました。

Q:趣味を教えてください。

戎:以前の趣味はチェロの演奏でしたが、大学に入ってからは演奏する機会もなくなってしまったのは少し残念に思っています。チェロを始めたのは中学のときで、学校でオーケストラをつくるため半ば強制的に入れられたのですが、小さい頃にピアノを習っていましたので、どうせやるなら今度は弦楽器に挑戦しようと思ったのがきっかけになっています。最近では演奏する時間がありませんので、音楽を聴くことに関心がありますが、日本の歌手では坂本冬美さん、夏川りみさんなどの歌がすきで、特に「涙そうそう」の曲がお気に入りです。

Q:好きな食べ物、嫌いな食べ物は?

戎:蘇州料理は味付けが甘いのが特徴で、そのような味付けで育ったせいか中国料理でも四川料理のような辛い味付けの料理は苦手です。一方、甘いものは何でもOKで、ケーキも好物、大福もちも好物といった具合です。日本のケーキは中国のケーキと比べるとおいしさが際立っていますが、学生の私たちにとっては値段が高くてあまり気軽に食べることができないのが残念です。

Q:日本について関心のあることは?

戎:私は大学の日本語学部に入ってから古典文学に関心を持つようになりました。樋口一葉、井上靖、川端康成などの小説を読みましたが、これらの文学を通して日本の風俗や生活習慣、宗教観などを学ぶことができましたので、何か日本人の根底にあるものに触れたような気がしています。そのほか、古典落語にも興味があり時々聞いたりしていますが、何よりもストーリーの展開が面白く、思わず一人で笑ってしまったりしています。


「小籠包」と「生煎包」

2013年04月07日 11時44分58秒 | 現中国語講師

中国語講師スタッフの董さんは、日本の大学で大学教員になるため3月末で退任することになりました。そこで、大学教員合格のお祝いと送別会をするため、董さんの好物である「生煎包」を食べることになり、専門店のお店に行きましたが、食事をしながら「小龍包」との違いなどが話題になりましたので、今回はその紹介をさせていただきます。

上海から比較的近い江蘇省出身の董さんにとっては、日本でもよく知られる「小籠包」と今回いただいた「生煎包」はともになじみの深い食べ物であるそうです。

右側が「生煎包」

Q:「小籠包」は上海ではおなじみの点心ですが、上海が発祥なのでしょうか?

董:詳しいことはわかりませんが、上海が発祥であるともいわれています。上海の観光地である豫園には「南翔饅頭店」という「小籠包」で有名なお店がありますが、最近このお店は名古屋にも出店しました。このお店の「小籠包」の特徴は具に上海蟹を入れたものがあるということです。そんなこともあって中国でもこの店の「小籠包」は少し値段が高いのですが、日本で食べる「小籠包」は高級料理のような値段になってしまい、とても庶民の味とは言えないのが残念です。

Q:それでは「生煎包」はどんなもので、中国ではどのように食べられていますか?

董:「生煎包」はひき肉の具を小麦粉の皮で包んだ包子を鉄板で蒸し焼きにした点心ですが、「小籠包」に比べるとまだ日本ではあまりなじみがないかもしれません。「小籠包」が蒸す料理であるのに対し、「生煎包」は焼く料理であるので日本では「焼き小籠包」という呼ばれ方もしています。上海には「生煎包」の専門店もあるほどで、本来はおやつや夜食として食べられていましたが、最近では朝食のメニューにも加わるようになり、より一層市民に親しまれています。


私の誕生日思い出(文講師)

2013年03月17日 11時40分24秒 | 現中国語講師

3月13日に誕生日を迎えた中国語講師スタッフの文さんに、誕生日の思い出について尋ねてみました。

Q:誕生日のお祝いは新暦の日か旧暦の日かどちらで行っていましたか?

文:私の出身地は四川省ですが、私の住む地域では旧暦の日でお祝いする家庭が多かったのではないかと思っています。たとえば、生まれた日が新暦3月13日、旧暦では2月10日であったとしますと、旧暦で誕生日をお祝いする人は毎年旧暦2月10日の日に誕生日のお祝いをします。でも、この方法では毎年旧暦2月10日が新暦のいつになるかを調べなければならないので、多少の不便はあります。私の場合はちょっと特別で、私は新暦の4月10日、旧暦の3月13日に生まれたのですが、戸籍上では新暦の3月13日が誕生日になっています。恐らくこれは中国でもあまり多くない例だと思っていますが、私の場合誕生日にはこのような特殊事情があります。

Q:小さい頃の誕生日お祝いの思い出について教えてください。

文:私が小学生であった頃、私の両親は誕生日の日に小学校のクラス担任や教科担任など10人以上の先生を招待し、ちょっとしたパーティーを開催していました。もともと私の母親は友人などを家に招待することが好きな人でしたので、ほかの日にもよく人が集まりましたが、誕生日の日に先生方が集まるときはなんとなく緊張しなければならず、また先生からどんな話があるかもわからないので心配でもありました。親の立場で考えてみれば子供をよろしくお願いしますという気持ちであったと思うのですが、子供の立場からすると気持ちが落ち着かない一日であったと記憶しています。そのほか、やはり誕生日には両親が大きなケーキを買ってくれたことが一番うれしく、先生が帰ってケーキが出てくる頃にはいつもの腕白な娘に戻っていました。

Q:学生時代には誕生日をどのようにして過ごしましたか?

文:高校生、大学生になると友人たちとレストランにでかけて、お祝いしてもらうことが多くなりました。両親からの誕生日プレゼントは、勉強に関連する本や文房具などが多かったので、正直に言うと友人からもらう飾り物やぬいぐるみなどのプレゼントの方が嬉しかったのですよ。学生ですからあまり高価なプレゼントではなかったのですが、友人たちが私が喜びそうなものを一生懸命考えてプレゼントを用意してくれたことが、何よりもの宝物であったと思います。


新中国語スタッフ梁講師紹介

2013年03月08日 12時42分43秒 | 現中国語講師

3月から新しく中国語講師スタッフとして加わることになった梁さんのプロフィールなどを紹介するため、いくつか尋ねてみました。

Q:出身地はどちらですか?

梁:私は甘粛省の蘭州で生まれましたが、3歳のときに北京に移りましたので、小さい頃蘭州で過ごしたときの記憶はほとんどありません。ただ、蘭州には親戚もいますので、大きくなってからもときどき訪れたことはあります。日本人の方には甘粛省についてはあまり知られていないかもしれませんが、料理の味は辛く、麺類の種類が豊富で羊肉を多く使用するのが特徴です。

Q:上の写真はどこで撮影したものですか?

梁:私は北京の大学で4年間を過ごしましたが、この写真は大学構内で撮影したものです。大学では情報関係の分野が専門でしたが、中国各地からたくさんの学生が集まっていました。大学の近くに寮がありましたので、大学4年間はずっと同じ仲間6人一部屋で一緒に生活しました。6人は出身地もばらばらで、生活習慣や生活リズムもそれぞれ異なるので、最初の頃はストレスを感じることもありましたが、次第になれるにつれて仲間意識が強くなり、卒業後も交流が続いています。

Q:どんな趣味がありますか?

梁:私は旅行が好きなので、学生時代から香港や中国の海南島、アモイなどに出かけたりしました。今考えると、甘粛省も北京も海に面していないので、海に対する憧れが強く、旅行に訪れる場所も海のある地域を選んでいたのかもしれません。皆さんにとってはアモイもあまりなじみがないかもしれませんが、アモイは福建省にあり、対岸のコロンス島には西洋建築が多いので、中国にいながら西洋の雰囲気も味わうことができます。そんな異国情緒あふれる場所に関心のある方は是非おとずれていただきたいと思っています。そのほかの趣味としては、写真撮影やピアノ演奏などがありますが、ピアノは母親が厳しかったので7歳のときから先生に教えてもらいました。はじめはうまく弾くことができず苦労しましたが、今になって振り返れば自分の財産のひとつになったので母親には感謝しています。

Q:日本については何に関心がありましたか?

梁:日本人は仕事に対して勤勉でとてもまじめであるということを聞かされていましたので、どうやって日本人のそのような生活習慣がつくられていったかについて関心がありましたし、小さい頃は日本のアニメが好きで、ワンピース、コナン、セーラームーンなどを見て育ちました。そんなこともあって、日本の文化や生活習慣については次第に幅広く関心が深まり、日本食についても興味をもつようになりました。私はもともと好き嫌いがほとんどありませんが、中国人が苦手とする納豆も食べることができますし、特にしゃぶしゃぶが好きです。北京では羊肉しゃぶしゃぶが有名ですが、日本のしゃぶしゃぶの牛肉のやわらかさや、たれの味わいも中国のものとは異なり、そんなところにも食文化の違いを感じたりしています。