今回は7月10日に誕生日を迎えた中国語講師スタッフの梁さんに、誕生日の思い出について尋ねてみました。
Q:誕生日のプレゼントで嬉しかった思い出は?
梁:小さい頃私の近所ではローラースケートが流行していて、近所の子供たちはほとんどが自分のスケート靴をもっていましたが、私は自分専用の靴をもっていなかったので、誕生日プレゼントとして両親にお願いしたところ、とてもお気に入りの靴を買ってもらいました。それ以降はローラースケートをすることが一層楽しくなり、少し自慢にもなったので、その靴が一番記憶に残っていますし、、一番嬉しく感じたプレゼントでした。
Q:誕生日のときはどんなご馳走が用意されましたか?
梁:誕生日になるといつも母親は何を食べたいか尋ねてくれましたので、私はその都度食べたいと思った料理をいくつかリクエストしました。すると母親はそのリクエストに応えてちゃんとおいしい料理をつくってくれたので、すごいなと感心したものです。ですから、私も母親のように将来子供が喜ぶような美味しい料理を何でもつくることができるように、もっと上達しなければならないなと思っています。あと、中国では誕生日に長寿を願って麺類を食べる習慣があるのですが、なぜか我が家ではそのような習慣はありませんでした。でも、ある誕生日の日に家族そろって外食したとき、私が誕生日であるということを事前に知らせておいてくれたらしく、お店の人から麺をサービスしてもらったことがあり、そのサプライズな出来事は印象深く記憶に残っています。
Q:学生時代には誕生日祝いをどのように過ごしましたか?
梁:私の大学時代には、中学の同級生グループと大学に入ってからの友人グループの2グループからお祝いをしてもらっていました。いつもレストランで食事をした後、カラオケに行ったりして過ごしましたが、それぞれプレゼントを用意することが慣例になっていました。中学の頃のプレゼントはおもちゃやぬいぐるみなどが中心でしたが、大人になるにつれて化粧品やアクセサリーなどおしゃれに関するプレゼントが多くなってきました。なかでも、大学時代にもらった香水は自分のお気に入りで以前からほしかったものであったため、とても嬉しくて皆に感謝したものです。
Q:日本に留学してからの思い出は何かありますか?
梁:日本に留学してからは誕生日に中国の友人グループと会う機会がなくなってしまったので、それは本当に残念に思っています。それでも去年の誕生日には両親からプレゼントが届いて驚いたのですが、それだけでなく誕生日当日にはわざわざ現在住んでいるアメリカから電話がかかり、両親それぞれからお祝いのメッセージをいただきました。両親と離れて生活してみると、私のことをいつも気にかけてくれていることがよくわかるようになりましたし、お祝いのプレゼントやメッセージからは家族の思いやりが伝わり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。