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奇跡のシンフォニー

2008-12-08 | 洋画(あ・か)



  あらすじ 
両親が必ず迎えに来ると信じながら養護施設で暮らしていた、
孤児のエヴァン。鋭い音感を持つ彼は、ある日、不思議な音に
導かれるようにNYのマンハッタンへと向かう。
そこで“ウィザード”と名乗る男にギターを習い、ストリート
ミュージシャンとして音楽の才能を開花させていく。
一方結ばれぬまま別離したエヴァンの母ライラと父ルイスも、
それぞれの想いを胸にマンハッタンを目指し…。

【出演】
フレディ・ハイモア
ジョナサン・リース=マイヤーズ
ケリー・ラッセル
テレンス・ハワード
ロビン・ウィリアムズ




  感想  ※ネタバレ注意



天才的な音楽の才能を持つ孤児の少年エヴァン、彼と意図
せず離れ離れとなってしまったチェリストの母ライラと、
元ミュージシャンの父ルイス。
それぞれがそれぞれの想いを抱きながら、運命の再会を
果たすために奔走するドラマ。
主演は「チャーリーとチョコレート工場」のフレディ・ハイモア。

はじめのフレディ・ハイモア演じるエヴァンが、児童福祉局の
人との面会のシーンで、ありがとうと涙するシーンがあり特別に
連絡先の書いた名刺を渡すのだが、あんな子ばっかりだったら
全員に渡してしまいそうだった(苦笑)。

-心に響く音楽に従った。

この映画は、エヴァンという神童が巻き起こすファンタジックな
面も合わせもっているけど、ライラとルイスの出逢いから
音楽があわせもつ奇跡を描いた映画だなって思いました。



個人的には、ロビン・ウィリアムズがあんな役をするなんて
意外で、実は最後は良い人になって終わる役になるんだろう
なって期待は、ことごとく敗れ去った(苦笑)。

フレディ・ハイモアくんが演奏する、押尾コータローなみの
ギターの弾き語りシーンは、弾いていないのはわかってるけど
うまく演技していたと思います♪

もし、この映画のフレディ・ハイモアくんの演奏ですごいと
思った人がいるなら、是非押尾コータローの演奏を見てください。
ボクが尊敬するギタリストで、あの演奏そのものというか
それ以上です。
実際に映画で使われていた曲調は、すごい押尾コータローの
楽曲に似てたような気もしました。

さすが音楽を題材に使った映画だけあって、劇中に使われていた
曲はどれも良かったです♪
もし気に入った人がいたら、サントラは劇中で使われたものを
収録したものになっているそうですのでオススメです。

3人が近くにいるのに、中々出会わないのだが、すべての点が
ひとつの線になって最後のラストシーンに結びつく時は中々の
感動ものでした☆

世の中には天才は確かにいます。
エヴァンは、6ヶ月であんなにうまくなるんだから地道に
やってるボクとしては、やってられないなぁ(苦笑)。
でも音楽って良いですね、音楽を通して通じ合えるのだから。
ボクもサボってないで頑張ろう(苦笑)。




【評価】
 (4点/5点満点中)

 奇跡のシンフォニー HP