夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2015年10月 8日(木)「次ははっきりした財政ファイナンス化か?」

2015年10月08日 12時38分17秒 | 「政治・経済」
アベノミクスという言葉が消えて旧三本の矢という言葉に変えた新たな三本の矢が言われはじめている。
新三本の矢はアベノミクスなのか、アベノミクスを画した経済政策なのか?そもそも新三本の矢は経済政策ともいえないスローガン的なものであるのかもしれない。もちろんそれは次の参議院選挙向けですが。
新三本の矢は積極的な財政支出とも言われていますが、この財政方針からしてアベノミクスではないでしょう。
一方日銀は新たな緩和は見送ったようですが、すでにこれ以上の緩和はその逆効果も大きくなり成果はないのではないかという見方も出ている。そしてこれも含めて限界説も出ている。
すでにアベノミクスと日銀緩和という車の両輪は失敗であったとみるべきでしょう。
安倍内閣はこの失敗を陰に隠してアベノミクスという言葉自体も使わないのでしょう。ここにアベノミクスと日銀緩和の総括もない中で新内閣は発足をして見た目だけの新たな船出を装いはじめている。
日銀は持ち慧遠いまだに必要な場合は躊躇なく再緩和を行うと言っているが、この躊躇なくというのがいつになるのか?
それは補正予算を政府が決めてそれを赤字国債で賄うというときでしょうか?
新たな赤字国債そのものを買い取らないまでも他の方法で緩和策を行えばそれは限りなく財政ファイナンスに近づくわけです。
財政ファイナンスであると見られるならば、それは日本政府と日銀のそして経済そのものの信用が薄れるでしょう。
コメント (2)
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