不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

景福宮の秘密コード 

2012-06-11 19:49:24 | 外国の本

9784309205748


この話の作者は

風の絵師を書いた人だ

この本は 朝鮮の世宗がハングルを作ったころの

政界の抗争と 殺人事件を扱った本だ

ハングル 知ってみたくなった

音声を文字にするのに

魔方陣やら 五行やら色々こじつけも対な関係性を織り込む話も面白く

二コリ

また遊びたくなった

朝鮮の事大主義も根深かったのだろうなあ

と思うが

日本だってねえ!!!??

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モリエール

2012-05-27 20:47:20 | 外国の本

久子さんが購入したサンダルよさそうだと

アマゾンで買った

ので ほしくて手に入らない本も買った

モリエールの「人間嫌い」

これ面白くない。

「町人貴族」みたいに軽やかにおっかしいのがいい

「人間嫌い」は皮肉だとか辛辣だとか

そういうのがちりばめられていて気持ち悪い

人を馬鹿にしたりやっつけたり 意地悪  ばっか!

そういうの好きじゃないな

と思うけれど

考えると私も優しくないものな

人とうまくはやれないものな

私すごく嫌いな人が居るので

ちょっと反省しちゃった

何も いやなことばかり言うことないよなあ  と・・・

それと ヴォルテールの「カンディード」

これよく絵になっているけれど

どんなお話?っていつも気になっていた

うはは ヴォルテールって面白い人だったのねえ

ええ!?これって映画になってないかなあ

軽く 映画で見たい

後は阿部良雄の群衆の中の芸術家―ボードレールと十九世紀フランス絵画

これは古本だからまだ来てない

さて眠くなってきた

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「悪霊」ドストさん

2012-05-22 19:42:31 | 外国の本

このマルコによる福音書第5章から来る表題らしい

だいたい福音書等は読んだこともないし

この悪霊にとりつかれた人から悪霊が出て

豚に乗り移って

豚が自殺するなんて話

初めて聞いた

終の方の「タリタ クミ」という話は聞いたことがある

ともかく「悪霊」という話は

気持ち悪いし

最終の方ではどんどん人が死ぬし

なんでこんな小説を書いたのかなあ

と思うけれど

オルハン・パムクと共通するなあ

ヨーロッパ・コンプレックスがテーマかなあ

と思ったらオルハン・パムクを読んだときも

これはドストエフスキーと共通するなあ

と書いていた

 

当時の唯物論 無神論 社会主義ニヒリズムに対して

繰り返し繰り返し描かれているのがドストエフスキーか・・・

この話のもとになったネチャーエフ事件 のことなんかも知らなかったけれど

スイスにあった革命組織とか

インターナショナルとか

そういうのが あらあ ドストエフスキーと同時代だとは

イメージしていなかった

私が若い頃 いろいろな革命的なもの

そういうものが ロシアだとか中国だとか宗主国みたいに

なんかなあ

そういうのが 国際的共産主義だの社会主義だのって

外国の支配下に入るのお!?やだあ

と思ったの思い出した

で調べたら

今は社会主義インターナショナルというのがあって

現在参加しているのが社民党なんだって!

へえ!初めて知った。

国際的に協力しないといけないというのはわかるけれど

外国がおためごかしに なんか 騙して

自国の勢力下 権力下の取り込もうとするのを感じるたび

私 民族主義者になりそう

だいたい干渉されたり支配されたり

ヤダモン

ドストエフスキーの時代

古いツアーリの支配 農奴制の桎梏

そういうものを突き崩して新しい時代を創り出そうという頃

あったことを

「悪霊」という小説の群像で描こうとしたんだなということは感じたけれど

このネチャーエフ事件が小説のソースになったとして

ドストエフスキーの立場はどの小説でも渾然とした群像で描いていて

突き詰めるとロシアという大地の恩寵 という民族的な宗教の世界に

視線が送られているのだろうか

ネチャーエフ事件を題材にした部分は醜悪だ

この事件 ロシアのレーニンと

ドイツのマルクスとエンゲルスと 評価が対照的だった

権力 って どうなんだろうね

それを獲得しなければ 世の中は変えられないわけか

しばらくドストさんは読むのやめる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「悪霊」ドストさん

2012-05-20 08:38:07 | 外国の本

気持ち悪いと言いながらちょぼちょぼ読んでいる

高校生の時にはわからなかったことがいろいろわかって

面白い

私の高校時代は60年安保闘争の時代で

高校の社会科学研究会みたいなサークルにいた人たちは

社会問題に関心が深く

安保闘争のデモにはいかないようにというような話が朝礼であった

すぐそばの大学で

かなり激しい学生運動が盛んにおこなわれていたし

実際私の高校の生徒もデモを「見学」になんか行ったりしていて

社会的なものの考え方という場が脳味噌になかった私はきょとんとしていたものだ

樺さんなどが亡くなったりして かなりショックだったりはした

もう少し後 絵の研究所の友達が佐世保の原潜に抗議のために

長﨑に行ったのにはびっくりした

私の頭はそういうことを考えることができなかった

中学の時理科の先生がこれからの科学の発展のために

選ばれて東海の原子力発電所の建設のために

研究のために転勤していったときも

これが 65年後 こういう事態になるとは思いもよらなかった

ドストエフスキーはヨーロッパに社会主義の嵐が吹き荒れる時代で

貧しい人々にかかわる医療に携わっていたお父さんが

自分の領地の農奴に殺された

そういう育ちだったのね

で若いときはペトラシャフスキーの空想的社会主義の学習会に参加していて

逮捕されて銃殺刑になるところ危機一髪恩赦でシベリアに流刑になり

帰ってきてからは当時の暴力革命思想にはアンチの立場だった

このころの貴族階級も含めて西欧からなだれ込んできた

社会主義思想 唯物論などへの雪崩を打つような傾向にどういう考え方だったかというのは

よくわかる小説だ

日本人の私は連合赤軍の事件など思い出す

悪霊はそういう革命組織の内ゲバ事件が種の本だから

なんか連想する

連合赤軍の事件の記録も読むと気持ち悪い。

ロシアではその後社会主義革命は成し遂げられるものなあ

それって

思っているような労働者階級の勝利なんてものでもなかったのだろうなあ

そうだったかもしれないなあ

それはさておいて

人は

自分の拠って立つ思想 これは難しいけれど

さまざまなものの影響を受けながら考えていくのだろうけれど

究極のところ 人間は頑固に自分自身であろうとするから

それははた目には えらく粘着的に見える

ドストエフスキーのツルゲーネフへの姿勢

ポーランドへの姿勢 気持ち悪いものがある

こういうのが今の世でも

早川先生のしつこさにもあるし

信じられないほど嘘をまくし立てる 某アンチ早川の青年にもある

 

こういうの

人間の宿命かもしれない

などと読んでいる

バルバラのミュルジュール(ら・ボエームも話の元の作者)に対しても似たところがある

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「悪霊」ドストさん

2012-05-18 10:03:46 | 外国の本

2冊目に入ったので噂の「スタヴローキンの告白」を先に読んだ

気持ち悪くなった

ドストエフスキー嫌いになりそう

おえ!!

私が読んでいるのは江川訳で

噂の亀山訳ではありません

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「悪霊」ドストさん

2012-05-17 02:29:49 | 外国の本

半分まで読んだ

結構厭な本だ

ドストエフスキーがどんな人だったか良く知らないが

前も思ったが

読む程にロシアは朝鮮と似ているという感じが強くなる

身分制のことで

朝鮮の話にはしつこく両班とが出てくるが

ドストさんの本には貴族と平民という風に出てくる

貴族は地主で農奴を何人持っていて

年金が何ルーブルでという経済基盤

19世紀後半は革命前夜

「悪霊」はそういう時代の若者の話なのだが

気持ちが悪いのは ツルゲーネフがモデルの「文豪」について

軽蔑的な扱い(これ 粘着的)

主人公のニコライという人物も気持ち悪い

ま 悪霊だからね

それで 思ったのだが

ロシアの革命って 後進性の故の なんかおぞましさってあったかもしれないな

と思った

よくわからないけれど

ドストエフスキー自体が空想的社会主義の運動にかんだ

ということで流刑になって

帰ってきて思想的には 変わって行って

民族的な宗教性を獲得していった人?

ずっと読んできて当時の唯物論や共産主義に

ロシアの知識人がかぶれていった

それも貴族階級が

(ツルゲーネフもトルストイもレーニンもドストエフスキーも

程度の差はあれ 皆貴族だ)

そういう世相だった

それは 西的なもの 悪霊的なものそういうとらえ方の本なのかな

唯物論や共産主義って当時は流行りものだったのね

と思うと

日本の学生運動盛んだった時代のことも思い出す

今の時代何でドストエフスキーが若者の間で読まれているか

単純にこれまでの社会の仕組みが破綻をきたしている時代

という共通点があるから

と思っていたけれど

ドストエフスキーは生きている時代に農奴解放令には出会っているけれど

革命は死んだあとだ

レーニンはドストエフスキーについては批判的だった

で ロシアの革命は 傍で見ていると

ちっとも労働者の楽園を実現なんかしているようには見えないし

ソ連そのものは

チェルノブイリで崩壊しちゃったともいえるし

何だったんっだ

もやもや 考えている

今の時代は 変わらないといけないけれど

どう変わらなければいけないのだろう

唯物論の延長上の科学ってかなり怪しいという風だし

社会主義革命って 権力が絡むと

チットもいいことない感じがするし

人々はちっとも幸せにはならない

どうすればいいのだろうね

「悪霊」を読むうちにだんだん憂鬱が増してきた

奴隷ということを考えると

実際の世の中では

抜けがたい貧困というのは解決できないで拡大する感じだけれど

でも

奴隷売買はあり得ない世の中にはなっている

少しずつでも希望は持て無くもない気もする

今の世の中 滅亡しないために何が大事なんだろう?

多分教育だな

ロシアで 出てくる人皆貴族

って 労働者も農民もなんで文化の担い手にはなれなかったか

(知らないだけかもしれないが)

ともかく教育を受けることが支配階級の特権物だったからだな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアと朝鮮

2012-05-03 20:27:10 | 外国の本

まだドストさんの死の家の記録読んでいるんだけれどね

前から ロシアと朝鮮って似たところがある

という気がした

ロシアの貴族と農奴

朝鮮の両班と

くっきりと 身分差別が激しかったようなところ

死の家の記録に出てくる流刑囚たちのなんとも奇妙ないろいろ

ドストエフスキーの描写はとても愛情豊かなんだけれど

考えてみれば貴族階級の最下層にいたとはいえ

支配階級だったということでは

憎しみも浴びての流刑暮らしだったのだなあと思ったり

ドストエフスキーの父が領地の農奴に殺されたことなど

考えながら読んでいくと

どうも いろいろなことが 朝鮮に似て見える

 

でも

これは翻訳のせいかもしれない

旦那様 という言葉が

どちらにも出てくるからかもしれない

朝鮮のお話では概ね両班が旦那様と呼ばれていたような気がする

ロシアのお話では貴族が

日本では旦那様って 支配階級の男を言うことなじゃない

江戸時代だと お武家様とかって呼ぶよね

旦那様って おうちの男の家長を呼ぶんじゃないのか?

商人だって旦那様だし

私なんか友達に ダンナというニックネームの人がいた

友人グループより少し歳上だったし 見た目がじじむさかったから

ダンナ!と呼ばれていた

そういうニュアンスの旦那様という呼び名を

ロシアも朝鮮も訳語に使ったから

似ている と思ってしまったのかもしれない

Slavepopejhp03

絵はミュシャのスラヴ叙事詩のなかの農奴制廃止という絵

<ミュシャにこういう絵があるのは知らなかった

↓ 参考サイト

http://www.mucha.jp/slavepopej.html

ミュシャで有名なのは↓の絵

220pxalfons_mucha__1894__gismonda

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死の家の記録 ドストさん

2012-04-28 20:54:27 | 外国の本

これは

ほっこりするお話です

アリョーシャのモデル?という人も出てきます

ふむ 題からは 意外だった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「死の家の記録」ドストさん

2012-04-25 09:38:27 | 外国の本

高校生の頃ドストエフスキーを読み漁ったが

「死の家の記録」は途中で投げたと思う

ドストエフスキーが死刑宣告を受け

恩赦でシベリアに抑留されていた時のことがソースの話だ

高校生にはイメージが描けない話だったのだろうな

ともかく出てくる人間が面白い

これらの人々を絵で表したらどうなるだろう

等と考えながら読むのだが

すぐ眠くなってしまってベッドのヘリから取り落としている

どこまで読んだっけ?とわからなくなるんだ

しかも古い全集で 字が小さい

読むのは苦労だよ

この本は表紙が緑

高校の図書室にあったのは表紙が赤かったような気がするが

50年以上前のことで記憶はおぼろ

でも暗い図書室だった

その感じは覚えている

中学の図書室は明るかった

小学校は図書館だった

大学はええ!?記憶にない

借りたことないのか?

いやあるある アーサーランサム全集(12巻)

これを読み止められなくて

単位落とすかもと思いながら試験勉強するどころではなく

講義中さえ読みふけってた

あれは図書館の本だが

図書館?どこにあったんだろう

街にはポストの数ほど 図書館 保育園 プールが必要ですな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

正教と大審問官

2012-04-19 13:48:41 | 外国の本

ギリシャ正教とカトリックがどう違うかなんて

全然知らないし

キリスト教のことがわかってないからなお分からないが

どうやら

神 子 精霊 の関係にあるようだ

ここでいう子ってキリストのこと

詩劇 大審問官でキリストはメタ糞にお前呼ばわりをされて

もう 荒れ野以来 何一つ付け加えて言えないんだぞ

みたいなことを大審問官に言われ

異端の中の異端として焼き殺してやる

みたいに言われる

ええ?? キリストのことそんな風に言うんだ

訳わかんないなあ と思った

今や 大審問官は預言者みたい

スターリンやら ソ連の崩壊やら

こじつけて

すげえ なんていうふうにも言われる

でも

キリスト教徒でない私は

なんとなくキリストは無条件に崇拝されているような気がして

たとえ無神論の人も

こんなふうに(大審問官の中でのように)扱うのって

ありえない気がしていた が

キリストの神的面 人的面 について

長い論争があったことは 全く知らなかった

それと大審問官が関係あるかどうかもわからないけれど

日本で今 身近なところで

聖徳太子は実は居なかった

という話が盛り上がりそうだし

この大審問官の中での キリストの扱いは

正教の中の人にとっては

私が感じるような違和感はなかったのかもしれない

 

しまった

これ

時々記事と記事のつもりだった

書く場所間違えた

カラマゾフの兄弟のなかの大審問官ん話についてでした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする