通された部屋に入ると
かなりの年配の患者二人
男性と一緒?
と、見間違うほど
(その後また1人部屋に追加合計三名)
明らかに人の手を借りなければ
何もできないのでは?
と、思った
何でこの部屋?
どうして?
いやいや私の思い違いかも
と、思うも数分後
痰を取る機械持参の人
しばらくすると
がらがらずるずるげろげろ
え?やっぱり?
これは無理じゃない?
でもまさか来て早々
そんなことは言えない
人間誰しもそんな道も通るであろう
と、葛藤しながらも納得させて帰宅
が、今朝、仕事場に着いてしばらくすると着信あり
折り返すと半べそで
こんな所には居られないと母
あ、やっぱり
夜中はずっと変な唸り声
ようやくうとうとすれば
朝早くから下の世話に来た人達で大騒ぎ
臭いも消えないうちに朝ごはんを出され
食べられるかどうか悩んでる間もなく
またまた痰取り
だったらしい…
想像はしていた
そうでなければいいなと思った
でも思った以上に凄かった
電話の向こうに
部屋を代えてもらうように話してみてと、
昨日から私もそう思っていたよと
慰めるのが精一杯
で、午後一番に
部屋の移動してもらったらしい
良かった
ホッとした
帰りに少し寄ってみた
ちょっと元気になった母がいた
私も安心できて帰宅
なにかと大変
でも
それなりに何とかしなければ
いけないよね
心配ごとは尽きない
母も実家も家族も仕事も
そしてあなたのことも
何か諦めて
何か捨てて
何か…
いつもそんなことで葛藤
全て諦めたい
全て捨てたい
でも無理よね
トントン
とか、言われても
実際はトントンしてくれないでしょ
だからダメ
側に居てくれないもの
遠いもの
離れすぎだもの
どうにもならないもの
やっぱり悲しくなる
こんな運命
本当 イヤだ