こんにちは。エルです。
私には飲み薬のほかに色々と「読み」薬があります。
これらは他の方々には全く意味をなさないでしょう。
また本好きの方々にはそれぞれ違った「読み薬」があるでしょう。
動物や天体の写真集、ああ鉱物も好きだなあ。
時々紹介していくと思うのですが今日の一冊は
片岡義男『and I love her』です。
消費税もない時代の260円の文庫本。この方は結構角川書店を支えたのではないかしら。
映画化された本も多かったし、(今では乗ってませんが)オーートバイの中型免許を運動オンチながら取得したのは
この人の本にやたらオートバイに乗る美女が登場したせいかと思います。
さて、この本は一人の女性の生活をスケッチするように描いたもの。
モデルとなった女性は実在するそうですが、感情を持ち込まない淡々とした生活と
有能で美人で昔でいうならハンサムウーマンらしいこのヒロインがとても格好良いなあと憧れました。
学生時代に買って、就職してからも折に触れ読み返していました。
広いマンションに住み車のドライブテクニックも素晴らしく、有能な女性のようです。
凛として一人の生活を楽しんでいることにとても憧れました。
就職当時は(一周まわって?なぜか今も)実家暮らしだったので、一人になりたくて
よく近県のビジネスホテルに泊まってぼうっとしたりしましたが、バッグにはこの本を入れていたと思います。
今でも机の上のブックスタンドの間に収まっています。
まあそんな話でした。
今日の良いこと・映画を観たときはキャストに感情移入できずつらかったのですが、図書館から群ようこ「かもめ食堂」を借りて読んだら
原作のほうは面白くてどういうわけかほっとしました。
皆様に幸運を!
よろしければぽちっとお願いいたします。
にほんブログ村<