こんにちは。
エルです。
昨日に続き、今日も本の話です。
松田青子『おばちゃんたちのいるところ』。
読みやすい短編集ですが、全編に謎のおばちゃんたちが出てきます。
最初はどうかな?面倒臭い話かな?
これってまんま『怪談牡丹灯籠』だよね?
こんな風に読み始めましたが、
線香を製造している会社は、実は亡くなった人の霊を呼び戻す「反魂香」を作っていたりして、度肝を抜かれます。
たまたま、釣りに行った女性が人骨を釣り上げてしまい、その夜、若い女性が恩返しにやって来る話は、落語の「野ざらし」では?と思ったら、
落語の「骨つり」という話でした。
他に「八百屋お七」「皿屋敷」「天守物語」等がモチーフになっています。
モチーフを探すのも面白いかも知れません。
今日の良いこと・2ヶ月ぶりに美容院へ。髪を切ると本当にさっぱりします。
実際、イヤなことがあったり、運気が停滞していると思ったら、自分で前髪や毛先を切っちゃうのも一種のお祓いになるのだとか。
美容師さんの話では、逆にお客様からよろしくないものを貰っちゃう人もいるそうで、塩のお清め効果も兼ねてサーフィンをする人もいるそうですよ。
皆様に幸運を!
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