香日向の”水”事情を知ろう！

７月４日（土）午後１時半から約３時間、「香日向の”水”事情を知ろう！」と言う勉強会が開催されました。



１２００戸の集合住宅も２５年以上経過し、最近の豪雨による冠水などがあります。
香日向内にお住まいのＴさんが数年前から住宅地内や周辺ちいの”水”事情を調べられ、その報告を聞かせていただきました。
この”水”事情に関心がある方々が約１５名集まり、それぞれの知見も披露され、有意義な会となりました。

農地や湿地の中に建設された住宅地であり、農水路がどうなっているのか？農業用水を排水する悪水路がどうなっているのか？
住宅地に降った雨水がどんな経路をたどるのか？勾配はどうか？
実際に冠水している場所は？なぜ冠水するのか？
冠水した場合の調整池はうまく機能しているのか？
河川（中川）への排水施設や処理能力は？それらの管轄は？

議論した結果、おおよその水の流れ、冠水防止には何が必要か？
現在の排水設備を増設せずにソフト的に解決する案が浮かんできました。

今後も実際の状況を確認し、水災害のメカニズムを明らかにし、どう対策するのかをまとめることとなりました。
自然発生的な勉強会ですが、自分たちが住んでいる地域だけでなく、幸手市街地（水的に下流）の冠水対策にも通じることになりそうです。