給水スポートの製作 （その３）

給水漏斗の先端を作ります。

部品を０．２ミリ板から切り出します。

曲げるための切り込みを入れます。

本体と同じように丸めていきます。

所定の径に丸めました。

適当に曲げておきます。

ハンダを流して、両方の部品を固めます。

部品をハンダ付けして、やすりで仕上げました。

少し、角度が足りない気がしますが、とりあえず…

今度はスポートの柱部分を切り出します。３ミリパイプを使い、てっぺんは２ミリ棒を埋めてふさぎます。

別に３ミリパイプを切り出して、丸やすりで断端を仕上げます。

こんな風にハンダ付けします。先はヤスリでテーパーに仕上げます。

後は丸棒から角棒にヤスリで仕上げます。

付け根は曲線で仕上げます。

パイプを切り出して、パイプフランジを表現します。

今度は基部にかぶせるハカマを作ります。二種類のパイプを切り出しました。

小さなリングは、蛇口の開閉に使うバランスウェイトにします。

ハカマはこのようにパイプを組み合わせて仕上げます。

バランスウェイトをはめるだけにして、ハカマを柱に通してハンダづけします。

基部に差し込むとこんな感じ。上部が水の吐出口でここに漏斗がはまります。

形になってきました。なんかうれしい…

給水スポートの製作 （その２）

給水をする漏斗を作ります。

漏斗はテーパが付いているので、単純な丸パイプではうまくいきません。あれこれ検討した上に、薄板を丸めることにしました。蒸機のボイラーを丸める要領でやってみることにします。

使う板は０．２厚の真鍮板です。

テーパをつけるので、まず、糸のこで台形状に板を切り出します。

縁をヤスリで仕上げます。

新聞紙の上に置き、丸棒を使って、辛抱強く丸めていきます。

丸棒は適宜径の細いものにしていきます。

少し丸まってきました。

大体丸まりました。

大体いい感じの丸になりました。

テーパも付いています。

４００番のペーパーで合わせ目を仕上げて、所定の直径にします。

久しぶりの金属工作。楽しいです。来年は機関車を作ろうと思っているので、リハビリにもちょうどよいようです。

来年の話をしても鬼は笑わないでしょうね。でも本当に光陰矢のごとし。

私も仕事柄、走ってます。

給水スポートの製作 （その１）

石炭上屋前の給水スポートを作ります。

国鉄でも見かけた、標準的な給水スポートですが、流用できる製品は見当たりません。外国製のキットも手元にありますが、やはり感じが今ひとつ。結局、自作することにしました。

そこで、写真資料から寸法を割り出して設計図を書きました。

土台はコンクリート製で円錐状の形状です。手元に適当な丸棒がなかったことと、せめてスポートぐらいは可動式にして回転させたいと思ったので、３種類のパイプを組み合わせて作ることにしました。一番細いパイプはスポートの本体になる予定です。

本体の３ミリパイプに他のパイプをだんだんに組み合わせてハンダ付けしました。３ミリパイプをチャックにくわえて、ドリルレースでテーパに仕上げます。

仕上がったら、３ミリパイプのみハンダをはずして、土台が完成しました。

今回は、強度を考えて、真鍮工作です。ハンダづけと瞬着を組み合わせて作っていきます。

ホイストの製作 （その７）

いよいよ仕上げにかかります。

ホイストにはいろいろな看板がかかっています。

プラ板を塗装して作ります。もうすでに「注意」の看板は付けてあります。

手書きですので、いまいちですが。

後の看板は写真資料からも、何が書いてあるのか分からないので、黒でニョロニョロと適当に。

ここで、ワイヤーの絡み防止装置を取り付けるの忘れていたことに気がつきました。

あわてて取り付けます。チャネル材と０．３ミリ線の曲げで表現します。

これも塗装して、その上でウェザリングします。

もう少し黒くしてもいいんですが、とりあえずこのくらいで。

とりあえず、セクションの所定の位置に置いてみます。ムムッ！結構いけてるかも！

正面から見るとこんな感じ…　カッチョエエ～　ホイストの向こうに機関庫内が見えるのはいいな～

今度は、下に機関車を置きます。

少しずつですが、雰囲気が出てきました。

アクセサリー作りは楽しいけれど時間がかかりますね。