タイトルは私が製作した、あるいは製作中の鉄道模型たちに与えた架空の鉄道名です。スケールは1/80、ゲージは16.5ミリ。いわゆる16番の模型です。
実在した夕張鉄道の模型をかれこれ13年間も、シコシコ作り続けております。一時期、仕事が忙しくなり、しばらく中断を余儀なくされていましたが、最近、仕事がひと段落したことから、また模型をいじり始めました。しかし、ブランクのおかげで、いろいろリハビリが必要なようです。そこで、以前から友人になどに勧められていたネット界に登場して、これをペースメーカーにして模型作りに励もうと企んだわけです。
といっても、ホームページを作り上げる時間あれば模型を作りたいところ。ブログなら何とかやれるだろうと思い、一部の人にはピンとくるタイトルのブログを立ち上げることにしました。
といっても、夕張鉄道の模型のことだけでなく、模型や鉄道のあれこれを思いつくまま、忘備録をかねて書き連ねていこうと思います。
とりあえずは、ここ数年の潜伏期間に、ちょっとずつ進めていたことを報告します。
このところずっと車両の作製はやっていません。ひたすらストラクチャーの作製です。
写真は2008年の大みそかに撮った木造機関庫の製作途中です。実は着工が2004年の9月と記録にあるので、この段階まで来るのに、相当にほったらかしにしていたわけです。
側板はバルサ板を使い、ペーパー車両の要領で窓抜きをしました。窓枠にはエコーのエッチング窓枠の(B)を一部カットして使いましたが、このカットが大変で、途中で何回も飽きて中断の原因となりました。さらに、いい加減な窓抜きの結果として窓枠がピタッとはまらず、いちいちやすりをかけて修正する羽目になりました。でも窓枠は細かくて弱いのでヤスリをあまりかけられず、側板が木製であるのをいいことにガリガリ削って強引に合わせました。これも嫌気の原因でした。
結局、窓枠の外側のはめ込み板の幅が不揃いになり見苦しい限りです。側板の下見板はエコーのSTウッドです。バルサ板を側板に使った以外、見るべき工法はございません。
屋根は一応、ヒノキの1.5ミリ角材で小屋組み風にしていますが、もちろん正確ではありません。この1.5ミリ角材は16番のストラクチャー工作に実に具合がいいのですが、現在、当地では全く入手できません。以前、さるホームセンターで見つけて、ありったけ買い占めたストックがあるだけです。いずれ底をつくので、どこかで売っているのを見つけなければ…
なじみの模型屋さんに頼んだのですが、「探してみるわー」と云ったっきりなしのつぶてです。
きっと忘れているのね…
でも、小屋組みの工作は、エコーから手に入れた角材用の押し切りカッター(チョッパー)のおかげでサクサク進みました。
木材を木工用ボンドや瞬間接着剤でくっつけていると、気楽ではまります。もう何年もハンダゴテ工作してませんね…復活するでしょうか?