みみのお座敷 続編

芸術関連中心に新たに続編を作りました。
出没地=後楽園、高崎、熊谷、

みみちゃんの観劇記録

2014-10-18 12:43:39 | 舞台観劇
84.夢から醒めた夢(08.8.23)<四季劇場秋>ソワレ


<ピコ>吉沢梨絵
<マコ>花田えりか
<マコの母>織笠里佳子★
<メソ>飯村和也★
<デビル>道口瑞之★
<エンジェル>有賀光一★
<ヤクザ>野中万寿夫
<暴走族>大塚 俊★
<部長>田中廣臣
<老人>維田修二
<老婦人>佐和由梨★
<夢の配達人>北澤裕輔★

【男性アンサンブル】
石野喜一/金子信弛/田井 啓
中村 巌/松元和宜/牛 俊杰
畑野年孝

【女性アンサンブル】
井上あゆみ/畠山馨/佐伯真由子
小澤真琴/白澤友理/鈴木友望
中元美里/有村弥希子/鈴木真理子
海野愛理/織田なつ美/峰岸由佳

★は初見。三年ぶり五回目の夢。今回は行く予定になかったけど、道口デビルデビューにより前日予約 17:15ごろ劇場入るとロビパフォは始まってて、すぐにオルガンおじいさんとすれ違いざまに握手していただきましたトイレがすごく並んでて、太鼓のエンジェル部長見れなかった 小人何人かとは握手していただきました。

1階13列34番(A席)。端っこだから舞台は一部見えなくなっちゃうけど、段差もあり、前の席と多少ずれてるし、舞台が近くて見やすかった。過去にユタで二回、この辺の席でしたが、そのときも良かったので1階Aって私的にはヒット席

鳥の格好 の(配達人)がそーっと座る準備も見えました(8列目くらい?)。後ろの席の人が「すわっちゃったよー(笑)」と言ってました。他の人が楽しむ声聞くとこちらも楽しい

〇北澤配達人:三年前は私が行く日には当たらず、ずっと見たかったので嬉しい。歌文句なく上手すぎます。おじさん…パンフの経歴からすると私より少しお兄さんくらいの年齢だと思いますが、吉沢ピコと並ぶときちんとおじさんにも見えました <いつも夢みて>の配達人の歌に聴き惚れました

遊園地は楽しいです。 始まってすぐピコが前後に走りながら「きゃー」と声をあげるのは今回からですよね。

〇吉沢ピコ:保坂ピコに近くなっている気がする。セリフのところどころが、今の保坂さんぽかったと思うところが結構ありました。配達人からパスポートの説明を受けたとき、「白いのを…黒いのを持っている人もいるの?」って言いました。ん?ビデオ見たら白いのをとは言ってないからつい言い間違えちゃったのかな^^;

〇花田マコ:訛りは少々ありますが、高音とかすごく良くなってます。 幽霊声は以前の方が好きでした。マイクのエコーに合わなかった。

〇織笠母:初めて見る役者さん。厳しそうなママだな(爆)若そうなのでそう見えるのかしら。出てきたときは「色々怒られそうだから一緒にショッピング行きたくないかも」って思っちゃった(爆)

<二人の世界>、吉沢さんは張りがあり、花田さんは高音が綺麗に出てましたが、二人の声質が合ってない気がした^^;

さあさあ、楽しみにしてた<霊界空港>の始まり 道口デビルがかっこよくシャープに踊ってます若いもん(爆)それに、♪スーパーコンピューターに直結  のところ、TVでは正面から映ってたので、エンジェルが先頭になるくらいしか頭にありませんでしたが、デビルって最後尾にいるんですね、初めて知った

第一声のデビル♪ウォっちろー!!!!!地獄まで もうノックアウトです私地獄に落ちてもいいです(爆)  二回目のセリフ「おーっす  おーっす  おーっす」はちょっと怖かったです(爆)この挨拶はビーバップというか、応援合戦の盛んな男子校の番長を参考にしてる感じもした(爆) でも「なんちゃってー(ハートマーク)」とかは可愛い声、音楽が終わってからの芝居の部分では低音になったり女声になったり笑わせてもらいましたやくざ見て「こわーい」のとこなんて美川憲一みたいだった。 ヒノデロっぽいという感想を読みましたが、全然 (どちらかというと味方ニラミンコに雰囲気似てた)。惚れたわ眠れないわこの十日で色々演技が変わってきてるのかも。でも低音とか「てめえのことばっかし」のあたりは、喉がもしかしたら辛いかなあ、喉あめを口に入れてあげたいなあなんて考えちゃう所もありました 日によって色々工夫してそうだな また見たいわ~ 

〇飯村メソ:憎めないメソ。キャラにあってて上手でした。そうそう、メソは勉強ばっかりしてきたのに受験失敗し、それを苦に自殺したのでしたが、昨年くらいからいじめ苦に自殺に変わったんですよね。歌詞も全部(メロディは同じだけど)変わりましたし、その後のピコのセリフもいじめバージョンに差し替わってました。

<メソの悲しみ>のあと、デビルが、命を粗末にしたことを怒ります「この子たちを見てごらん」はあったけど「全くとんでもないやつだねえ」がなくなってた(←ここのセリフ、道口さんどう言ってくれるか楽しみだったのに)

〇佐和おばあちゃん:斉藤さんの時は洋装でしたが、、、着物になったんですね。上品な若いおばあちゃん。 赤毛のアンではフリフリ衣装にカチューシャつけた小学生やってましたが、おばあさんですかー。女優さんて凄い!!

メソが白いパスポートを貰ったということを悔しがるデビルが可愛すぎ<メソの過ち>で、デビルがひっくり返ってエンジェルが介抱(?まあまあ落ち着いてっていう感じの)してるのも、メソより絵になってた(爆) そういえばさ、今のデビルとエンジェルだって、メソ出身だよねー

♪行くぞあの世界へ光の国へー は、道口さんがメソやってたころは、あの世界へ のとこでゲートの方へ後ろ指差すんだけど、飯村さんは、あれやらないのかーって思ってたら、歌いきってからちょっと指さして去って行ってしまうんですね

三人組はとても良かったです。野中さんは、前とさりげなく変えたなーというのがわかるし、大塚さんは歌が上手!で、歴代暴走族の中で一番性格良さそうで優しそうでしたバイクでぶっとばして死んだ暴走族だけど、本当は人が飛び出してきたから避けたら激突とか、相手の方に問題あって事故につながっちゃったのかなあと思う族さんでした 田中部長は、初めて見たころは若すぎるなーと思ってたけど、おじさんになりましたね(爆 ←褒め言葉)ゴルフやってるところではギックリ腰っぽくなって、族やくざに介抱されてるけど、今回からというか、田中さんのオリジナルですかね

ピコの白いパスポートが黒に変わってたことにショックを受け、失神して第二幕へ。

霊界のみんなが心配してる中、暴走族が「心臓まひで死んじゃうのかなあ」っていうセリフありますよね、ここってもう死後の世界なのに、これで死んだらどこへ行くんだ?(爆)

有賀エンジェル「じゃあ、マコっていう子が君に、しっ、黒いパスポートを渡したのかい?」。白いって言い間違えそうになったみたい舞台近いから一瞬の小声でも聞こえてしまった^^; 吉沢さんもさっき出ちゃったみたいだし、白黒混乱しそう

<マコをさがせ>では、 ハセガワマチコ(漫画家)、可賀まりこ(熟女代表/昔アイドル今熟女)、夏芽雅子(美人薄命)、多中マキコ(父は偉大な人だった)、朝田マオコ(バンクーバー/次期オリンピックは金メダル だったかな)でした。ここは三年前と同じ(新規はなかった)

<愛をありがとう>で霊界空港の人たちと別れ惜しんでバイバイするところは私まで寂しくなりました

マコとお母さんの最後のベンチ、前は下手の方だったけど、上手に変わったんですね。ピコが戻って上手になってるので、あまり見えなかった <行かないで>のナンバーでは会場のあちこちからすすり泣きが聞こえてきました隣のお兄ちゃんも鼻ずるずるしてた でもお母さんが「お母さん、恥ずかしいことをするところだったわ。今度こそさようなら、永遠に」とすぐに去ってしまう(未練ないの?と思っちゃった)ところがちょっと残念だったかな それとも、悲しすぎてすぐその場を去る演技なのかしら

カーテンコールは何度か幕があき、全員が手をつないで(二列の輪になって)舞台を一周するのもありました。ああいう形初めて見たけど良かったです





85.夢から醒めた夢(08.10.4)<アミューたちかわ>宇天那カンパニー


宇天那カンパニーによる公演 立川って初めて行きました。遠いなあと思ってたら新宿から特快に乗ったらあっと言う間。駅ビルも二つあって、Gで始まる南口の駅ビルの方は、なかなか良かった。欲しいのがあったけど、先日ショルダー買って金欠なので見るだけになっちゃった^^:

アミューたちかわも勿論初めてです。全席自由。最前列ほぼセンターを選びました。公式では最近まで余裕あったけど、今見たら昨日マチネは受付終了だった。たしかに満席でした。

[夢を配る]

配達人は真中から登場。公式のミュージカルナンバーが、劇団四季と全て同じだから、歌は全部同じなのかなと思ってたら四季のとセリフ・歌、殆ど全部一緒でした。多少変えてありましたが、シーンごとに書きます。 

ピコはオレンジの長袖Tシャツの上に黄色い半そでTシャツ、ショッキングピンクのオーバーオールハーフパンツ。ボーダーの靴下に赤いスニーカーでした。あとポシェット。オーバーオール以外は、私が普段着てる格好に近いな(爆)

[いつも夢見て]

小松崎さん、歌が上手い

[遊園地のパレード]

出演者さんの人数が少ないので、パフォーマンスチックでした。ラートや太鼓などはなく、道具も殆どないのですが、笠回しはありました。樋口ピコ版CDでは、このナンバーで省略されてる所があるけど、まさにその部分はカットされてました。老婦人の方がピエロを掛けもちでやると書いてありましたが、特徴あるからすぐわかりました。

[冷たい手]

マコは上手の椅子に座ってます。たしか、遊園地が終わって真っ暗な舞台に、ご自分で椅子を持ってきて座りましたね。シースルーの白いワンピース。いいなあ、欲しい あと、うさぎの毛で作ったようなポシェット。ピコのよりちょっと大きい。エコーはなく、幽霊っぽくなかったけど、スリムで色白だから、その辺はあってたと思います。四季と同じで「こんばんわ、私ピコ」から始まりますが、「あなたいくつ?」「あなたと同じよ」というのが加わってました。 

ピコがマコの手を取るや、すぐ離して驚いてました。

[マコの物語]

お母さんは、二番(?)で歌が始まるまで出てきません。上手から出てきました。お母さんらしいお母さん。中村マコは、声の感じからしてもちょっと元気いいかな。事故の前はいいのかもしれないけど、衣装が、素材や形がフォーマルに近いし、クラブとかでお酒ついでるお姉さんが着てそうな感じもするし、、、見方によっては、このまま水商売行けちゃいそう(爆)(爆)  車に引かれるところは、客席の方を向いて(客席側に車が暴走してきたような設定)「きゃーーーー」と叫んで後ろの方に倒れました。お母さんは、マコではなく、手前の何もない地面に向かって歌い始めました。マコの姿が見えなくなったのを表しているようです。

[お願いピコ]

♪母さん   と何度か歌い呼びかけるマコですが、お母さんは、すでにはけてしまっていて姿がありませんでした。中村さん、可愛いし、あの衣装で男性にお酒注げそうな雰囲気だったので、悲しいシーンなのにちょっと笑っちゃった^^;

[二人の世界]

振り付けは四季と同じでしたが、ラストの三回リピートする所は、二回目まで横に二人が歩いて、三回目は縦に並んで近づいていきます。で、二人は片手(だったかな)でタッチして入れ替わる。照明が、ピコを消してマコを浮き立たせる演出、これいいです

[ここは霊界空港]

デビル、エンジェル、三人組、そして男性アンサンブルの二人(霊界職員)が踊りました。霊界職員は神主さんが着てそうな衣装で、緑の付け毛とかしてました。岡本さんていう方の人のダンスがかっこよかった。最初は、あれ何の役だろうってずっと考えちゃいました。どうも私脇役が好きらしい(爆)  五島さんは、中山大豪さんを思わせる、少々日本人離れのお顔立ちで、長身。エンジェルって四季では比較的小柄な可愛い系の男優さんのイメージでしたが、教会チックなエンジェルもなかなかでした。

ピコは、霊界入りするときは上手から入ってきました。  メソも上手から登場。囚人が着てそうなグレーの服でした。チラシの写真とは驚くほど違う。本郷奏多くんに似てましたね。髪型は00年の道口メソと同じような感じです。「おせっかいはやめてくれよ」ってマジ切れしてました。

三人組ですが、暴走族とやくざは、リアルっぽくて顔に合ってたなあ。箒で掃除してるんだけど、私の目の前で掃いてるから、埃が飛んできそうだった(爆) 川田部長さんは、若すぎ(多分20代の方がやってるのでは)で、スーツが小さくて似合わず、学ランの方が似合いそうだし、金八先生にもまだ出演できそうなくらい若そうなんですが(笑)

[僕たちのいきさつ]

女性アンサンブル三人が、アジア、アフガン、パレスチナの子供をやってました。アジアの子は、声が出なくなっちゃう所もあって冷や冷やしました。声質が滅茶苦茶可愛いんですが本当に子供かなって思いました。実際どうなの? アフガンのナンバーは、四季では聞いたことのない、この劇団オリジナルのナンバーに差し替わってました。最初の方は忘れましたが、最後が♪空から落ちた鉄の弾  町ごと焼かれて死にました でした。

[メソの悲しみ]

受験失敗自殺のナンバーでした。パスポートは、手帳みたいなものを使ってるのかな。

ピコが707便を見に行くと言ってメソにポシェットを預けるのですが、何だか結構強引にメソに押し付けるように渡してましたね。小松崎さん、演技も文句なく上手ですし、預け方もそういう演出にしてるんだろうけど、これだと盗まれたときに自業自得だと言われそう^^; 

[メソの過ち]

んー、歌を頑張って欲しい。

休み時間に入るところは、舞台後ろのスクリーンに【夢の休息】って出ました。

[夢を配るRe]

気絶したピコは下手のソファーで横になってました。

[おいらたち~部長]

前述のように見た目は若すぎますが、このナンバーはまあまあでした。♪冗談じゃねえよのときは飛び上がって、暴走族たちに蹴りいれて、カウンターに座ってるエンジェルがビビって苦笑いしてました

[おいらたち~暴走族]

歌、頑張ってほしい。最後はブリッジしてましたね。

[おいらたち~やくざ]

暴走族の時の♪正面衝突 から、歌頑張ってほしいなあと思ってましたが、ナンバーでは音符とあってなかった^^;でも凄い若いヤクザだったから、アツいセリフを言う所は子供に受けてたなあ。

暴走族とやくざは、歌はあれですが、芝居の方は、リアル感出てて上手だと思います。

[誰でもないわたし]

ピコを担ぎあげるのは、部長と霊界職員でした。

[みんなのために]

メソが戻されたときのリンチがマジで怖かったです部長は「まじめにコツコツやってきた私の立場は」だけだけど、突っかかろうとする族やくざがね。パニックになって泣きそうな可哀そう子どもたちには、霊界職員が慰めてあげてました。

木崎デビル、美川憲一みたいな衣装でした。出てきた当初は、男性が女性的な癖のある役やるの難しいんだなあ、苦労してるなあっていう思いで見てましたが、二幕になるにつれて良くなってて、笑いもちゃーんととってました。とくに「ぎゃっはははは」の笑い方がいいなあデビルは光枝さんと道口さんのしか見たことないけど、こういうデビルもいいと思う。

[マコを探せ]

私は今日ここが一番好きでした。後ろのスクリーンに名簿が映し出されます。私が目に入ったのは木下町子。架空(こういう名前の人いるかもしれんが)。適当に作ったのかしら。

ナンバーでは

・長谷川町子=サザエさん(←四季で漫画家っていう部分)

・江角マキコ=ショムニ

・夏目雅子=西遊記(表示は代表作「鬼竜院花子の生涯」)

・田中真紀子=親父さんは田中角栄

・林麻理子=高齢出産(←他は実名で漢字使ってるけど、これだけは漢字変えてました)

・ちびのまる子

サザエさんと西遊記に置き換えたのは良かったです。メソがマコのデータを発見したとき、三人組が「よくやった、メソ」って言ってました。マコは一人で写真に登場

[愛をありがとう]

ピコが霊界の人間たちにお別れするとき、一人一人に違う対応(握手だったり抱擁だったり)してたのが良かったです。

[素晴らしい日]

マコちゃんやはり元気がいい。

[行かないで]

「私が行かなければあの子が死んでしまうわ」と言ったときお母さんは、「誰が死んだってかまうものですか」というセリフがありました。四季版にはないですね。これ、絶対に子供を失いたくない心境を表してて工夫されたなあと思います。

「お母さんわかってくれたのね」と「お母さん、恥ずかしいことをする所だったわ」のセリフの順番は四季と逆でした。

[二人の世界Re]

入れ替わる時は三度目に向き合っったとき両手をタッチしてました。今度はピコが浮き上がりマコが消える照明が良かったです

私→あたし って歌ってましたね。

[カーテンコール]

男性アンサンブル→女性アンサンブル→老夫婦→三人組→デビルエンジェル→メソ→マコ母娘→ピコ の順に出てきました。一同で<二人の世界>歌って、一度幕が降り、再び上がったとき、配達人が一人で出てきました。

[お見送り]

ロビーで。ユタの時とは違い、会場が小さいからほぼ全員目に入る感じでした。会話の内容から、出演者の知人が多かったみたいです。私はピコ、マコ、配達人、岡本職員、エンジェル、デビル、老婦人、やくざ、族にしていただきました。やっぱり暴走族たち怖いよー。リアルなんじゃないの(爆)  中村マコには、思わず「衣裳可愛い」って言っちゃいました。ついタメ口^^;

殆ど同じなら昨年のユタも見ておきたかったなあ

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