みみのお座敷 続編

芸術関連中心に新たに続編を作りました。
出没地=後楽園、高崎、熊谷、

カナダロイヤルウィニペグバレエ団「魔笛」

2014-11-08 20:34:13 | 舞台放映
モーツアルトの歌劇をバレエ化アレンジしたもの。2006年9月8日放送。一時間弱。実際はもっと長いと思いますが、TV用に編集されたみたいです。

タミーノ:ジョニーライト

パミーナ:シンディ マリー スモール

サラストロ:ジェン グオチェン

夜の女王:タラバー トウィッスル

パパゲーノ:へスス コラレス

パパゲーナ:サラマーフィ ダイソン

モノスタトス:ドミートリ ドフゴゼルツ


高貴なタミーノが別世界に迷い込み、三人の夜の女にもてあそばれているシーンから始る。まず、机に一人でお酒を飲みながらビデオモニターをつけ、出演者が一人一人紹介されるという演出も素敵でした。 全部横文字で配役名とダンサー名が表示されるのですが、例えばpapagenoのようにそのまま英語で表示される6人に対し、夜の女王に至ってはQueen  of  the  night と配役が表示。これはかっこいい。もし私が名前だけキャスティングされるとしたら、これがいいな(#^^#)

ビデオモニターといっても、舞台上はあっちとこっちに別れているだけであって、本当は映像ではない。そこから三人の女がスクリーンの箱から飛び出してきてタミーノに近寄るから。

パパゲーノ役のへススが終盤近くで一人踊るところのダンスが『ユタと不思議な仲間たち』の体力作りのシーンでユタがたくましくなっていく過程のダンスと同じのが2つあった。振付担当の加藤敬二さんが以前、振付を考える時、バレエや太極拳を参考に取り入れていると何かに書かれていましたが、ユタの場合、もしかしてこの作品から参考にされたのかしら。そのくらいこのバレエがユタダンスに似てました。

パパゲーナ役のサラマーフィさん、170以上ありそうなスラッと背が高い女性、赤いレオタードに身を包み、ツインテールがよく似合ってます。多分年齢は20代~30代な感じで大人っぽいけど、あの髪型似合いすぎ。ツインテールはよく小さな女の子が結っていますが、細く長身な人にもバランスよい髪型ですね。大きくて舞台映えするので、ラストの祝福ダンスで中央で回転する姿も1番輝いてます。ニコニコしてるしGOOD! 役柄ではパパゲーノと恋人で、パパゲーノがちょっとでも他の女性に気を許したり近づいたりすると、ふくれっつらをしていましたが、それまた可愛い(^^)。最後の最後で、他の女性と手を組んだパパゲーノの前に立ってふくれ、すぐに自分の所へ取り戻して笑顔で幕を閉じるのがまたいいです。ラストの祝福ダンスは、太陽の王 サラストロと疎遠だった妻 夜の女王の愛を祝って皆が囲み、紙ふぶきを散りばめながら綺麗に丸くなって踊ります。そして、皆が男女二人づつ手を組んで下手(映像だと後ろ側になってるけど、実際見たら下手じゃないかな)に去っていくのが本当に薔薇色(変な表現だけど、そう思うので)な感じでとってもいい! 日本の公演では全て違うバレエ団が演じたりしてるようだから他でも観たいし、このキャストで今度は生で鑑賞したいです。

このあと、プッチーニの歌劇『トスカ』を放送してたので録画しましたが、字幕が殆ど見えない。眼が悪いせいか、映像が汚い(こっちが原因ならいいけど)のか…字幕わからない=ストーリーわからず楽しめないのでしばらく見ないかも(^^”)


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