ドラマ『集団左遷』初回は13.8%と好スタートで始まりました。
始まる前から、ドラマ放送中も私はハラハラ。内容じゃなく福山雅治さんの演技が心配だったからです。

もう一度詳しい相関図を。
ドラマの原作者 江波戸哲夫さんは東大卒業後に現三井住友銀行をお勤めの後出版社勤務を経てノンフィクション作家になられた方です。
原作はまだ未読なので、ドラマ終了後に読もうかなと思ってます。
『集団左遷』は1994年に映画化もされました。
主人公はドラマで神木隆之介さん演じる滝川で役者は柴田恭兵さん。
突っ走る無頼漢な滝川を要所要所でフォローする役が福山雅治さん演じる片岡(映画では篠田洋)で役者は中村敦夫さん。
何かと自分に批判的な篠田をあの手この手で追い詰める役はドラマでは三上博史さんで、映画では何と津川雅彦さん。
津川さんの役は高島礼子さんにパワハラ、モラハラ、セクハラはするしで、まぁ当時なら許されたけど今なら大問題な人物を演じてました。
津川さんの役を三上博史さんが演じると随分印象が変わりますね。
冷静沈着、目的達成の為には犠牲も厭わない冷酷というか酷薄な感じで演じていかれるように見えました。
さて、第1話ですが、福山雅治さん演じる片岡洋は三友銀行本部からかって吸収合併された大昭和銀行蒲田支店に支店長として赴任します。



大昭和銀行出身の頭取 市村正親さんに意味深な言葉を囁かれて戸惑う片岡。
蒲田支店を含む旧大昭和系支店を廃店させたい横山常務。

純粋に人員削減をし、銀行の利益を上げたいだけでなく他の思惑もありそうですね。
片岡の行く蒲田支店は100億円の利益アップというノルマを達成できなければ廃店です。
そもそも無理なノルマは端から廃店決定の上での設定。
横山は新支店長達に「(廃店するのだから)君たちは余計なことは一切しなくていい。支店の利益向上の為に決して頑張らなくていい」と言って送り出します。

蒲田支店で待ち構えるのは日曜劇場お馴染みの香川照之さん演じる真山徹。
旧大昭和銀行出身の副支店長。

喜怒哀楽は余り出さないけど、顔の筋肉はよく動くという片岡の敵か味方かさっぱりわからない人物説明…
2013年放送の『半沢直樹』から特に顕著になった香川さんの顔芸。
顔で演技するタイプではない福山雅治さんが『龍馬伝』以降久しぶりに共演する香川さんとどんな掛け合いを演じるのか、そして味方にできるのか楽しみです。

蒲田支店の皆さん。
着任早々ミスをして「死にたい〜」と言い出す部下を諭しに行く支店長。


何かと一生懸命に突っ走り、支店長に反抗的な態度を取ったり文句を堂々と言っちゃうあり得ない若き銀行員滝川(神木隆之介さん)


「頑張らなくていいと言われただろう」と本部の同僚達に忠告されても、いざ現場で日々働く部下たちを見たら頑張らないわけにいかないだろうと思ってしまう片岡支店長。


無事廃店したら自分の地位は保証すると横山は言ったが、部下たちはリストラ。
そんな未来を知らずに懸命に働く姿や銀行員としての誇りを持つ部下を見て、片岡は決意します。

支店長たちを励ます食事会(廃店は進んでいるだろうな、という念押しに見えたけどね〜)
その場で横山に「ノルマを達成するため頑張らさせてくださいませんか!」
と土下座する片岡。(土下座する福山雅治…初めて見たかも。頭下げるくらいはあったけど)
ノルマを達成したら蒲田支店廃店は撤回してくださいと頼む片岡に、ノルマ達成出来なかったら勿論廃店だし、自分の命令に逆らうのだから君の今後の地位も身分も保証はしない。その覚悟があるならやってみろと言う横山常務。
(蒲田支店内には横山の息がかかった内通者が勿論いる。誰かな〜?)
順調にバンカーとして働いてきて、初めて上司、しかも常務にとんでもない啖呵をきってしまった片岡。突然降り出した激しい雨の中、何とも言えない切なく苦しい表情をしながら、呟く。
「言ってしまった」

そのずぶ濡れの支店長の姿を静かに見つめる副支店長。
次回2話も75分拡大版で放送されます。
今まで演じてこなかった暑苦しく頑張る役、支店長なのに走りまくり、香川照之さんのような顔芸にもチャレンジしている福山雅治さん。
賛美両論あって当たり前。
演技力は三上博史さんや香川照之さん、勿論市村正親さんなど役者畑の方には及ばないでしょう。ですが、50歳の福山雅治さんが新しことに挑むこと、それを応援したいと思っています。
頑張ってと言われることがちょっと嫌いな福山雅治さんですが、ドラマテーマだし敢えて言います。
頑張ってくださいね。

走ると暑いよね。アイス美味しそう😊

読んでくださりありがとうございます。

八重桜が綺麗に咲いてました。
始まる前から、ドラマ放送中も私はハラハラ。内容じゃなく福山雅治さんの演技が心配だったからです。

もう一度詳しい相関図を。
ドラマの原作者 江波戸哲夫さんは東大卒業後に現三井住友銀行をお勤めの後出版社勤務を経てノンフィクション作家になられた方です。
原作はまだ未読なので、ドラマ終了後に読もうかなと思ってます。
『集団左遷』は1994年に映画化もされました。
主人公はドラマで神木隆之介さん演じる滝川で役者は柴田恭兵さん。
突っ走る無頼漢な滝川を要所要所でフォローする役が福山雅治さん演じる片岡(映画では篠田洋)で役者は中村敦夫さん。
何かと自分に批判的な篠田をあの手この手で追い詰める役はドラマでは三上博史さんで、映画では何と津川雅彦さん。
津川さんの役は高島礼子さんにパワハラ、モラハラ、セクハラはするしで、まぁ当時なら許されたけど今なら大問題な人物を演じてました。
津川さんの役を三上博史さんが演じると随分印象が変わりますね。
冷静沈着、目的達成の為には犠牲も厭わない冷酷というか酷薄な感じで演じていかれるように見えました。
さて、第1話ですが、福山雅治さん演じる片岡洋は三友銀行本部からかって吸収合併された大昭和銀行蒲田支店に支店長として赴任します。



大昭和銀行出身の頭取 市村正親さんに意味深な言葉を囁かれて戸惑う片岡。
蒲田支店を含む旧大昭和系支店を廃店させたい横山常務。

純粋に人員削減をし、銀行の利益を上げたいだけでなく他の思惑もありそうですね。
片岡の行く蒲田支店は100億円の利益アップというノルマを達成できなければ廃店です。
そもそも無理なノルマは端から廃店決定の上での設定。
横山は新支店長達に「(廃店するのだから)君たちは余計なことは一切しなくていい。支店の利益向上の為に決して頑張らなくていい」と言って送り出します。

蒲田支店で待ち構えるのは日曜劇場お馴染みの香川照之さん演じる真山徹。
旧大昭和銀行出身の副支店長。

喜怒哀楽は余り出さないけど、顔の筋肉はよく動くという片岡の敵か味方かさっぱりわからない人物説明…
2013年放送の『半沢直樹』から特に顕著になった香川さんの顔芸。
顔で演技するタイプではない福山雅治さんが『龍馬伝』以降久しぶりに共演する香川さんとどんな掛け合いを演じるのか、そして味方にできるのか楽しみです。

蒲田支店の皆さん。
着任早々ミスをして「死にたい〜」と言い出す部下を諭しに行く支店長。


何かと一生懸命に突っ走り、支店長に反抗的な態度を取ったり文句を堂々と言っちゃうあり得ない若き銀行員滝川(神木隆之介さん)


「頑張らなくていいと言われただろう」と本部の同僚達に忠告されても、いざ現場で日々働く部下たちを見たら頑張らないわけにいかないだろうと思ってしまう片岡支店長。


無事廃店したら自分の地位は保証すると横山は言ったが、部下たちはリストラ。
そんな未来を知らずに懸命に働く姿や銀行員としての誇りを持つ部下を見て、片岡は決意します。

支店長たちを励ます食事会(廃店は進んでいるだろうな、という念押しに見えたけどね〜)
その場で横山に「ノルマを達成するため頑張らさせてくださいませんか!」
と土下座する片岡。(土下座する福山雅治…初めて見たかも。頭下げるくらいはあったけど)
ノルマを達成したら蒲田支店廃店は撤回してくださいと頼む片岡に、ノルマ達成出来なかったら勿論廃店だし、自分の命令に逆らうのだから君の今後の地位も身分も保証はしない。その覚悟があるならやってみろと言う横山常務。
(蒲田支店内には横山の息がかかった内通者が勿論いる。誰かな〜?)
順調にバンカーとして働いてきて、初めて上司、しかも常務にとんでもない啖呵をきってしまった片岡。突然降り出した激しい雨の中、何とも言えない切なく苦しい表情をしながら、呟く。
「言ってしまった」

そのずぶ濡れの支店長の姿を静かに見つめる副支店長。
次回2話も75分拡大版で放送されます。
今まで演じてこなかった暑苦しく頑張る役、支店長なのに走りまくり、香川照之さんのような顔芸にもチャレンジしている福山雅治さん。
賛美両論あって当たり前。
演技力は三上博史さんや香川照之さん、勿論市村正親さんなど役者畑の方には及ばないでしょう。ですが、50歳の福山雅治さんが新しことに挑むこと、それを応援したいと思っています。
頑張ってと言われることがちょっと嫌いな福山雅治さんですが、ドラマテーマだし敢えて言います。
頑張ってくださいね。

走ると暑いよね。アイス美味しそう😊

読んでくださりありがとうございます。

八重桜が綺麗に咲いてました。