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暁に咲く幻の花

花が咲くように生きていきたいな。日々のあれこれ、嬉しいこと楽しいこと好きな人のことを、花や自然にことよせて綴ります。

風雅に憧れて

2015-06-15 21:17:37 | シンガーソングライター
こんばんは。
沢山のブログに犬や猫の可愛い写真が載っていて心が和みますね。

私は、17年一緒にいた猫が二年前に亡くなり、しばらくペットロス状態になりました。
夫が仕事に、子供達が学校に行った後に1人家に残って家事をしている時が一番寂しく「掃除の邪魔だよ~」といろんな場所で寝ているのを起こしたり、「ソファ掛けに抜け毛が沢山」と文句を言うのもお互い慣れっこで相手もあくびで答えるだけ。
悲しい時は何故かすぐにそばに来てくれて、やわらかい肉球で膝をもみもみしてくれたり、にゃぁあと言って慰めてくれました。
子供達には一切かんだり、爪をだすことはなかったけど、私には遠慮なく噛み付き、引っ掻いて姉妹のようにすごしました。
不思議な縁で家族になった仔猫だったので、またそんな出会いで会いたいからと新しい猫はうちにはいません。
早く来ないかなぁと待ってます。

先日【水琴窟】の話を書きましたが、もう一人水琴窟をお持ちのお宅にうかがいました。
門の代わりに、お客様を出迎えるのが水琴窟でした。
リーンポロンと澄んだ高い音色は、鳥も癒やされるのかよくそばの石にとまって聞いているそうです。
高台にある邸宅は閑静で、住民方の努力で緑も沢山残されて、竹林を庭に少し残してある家もありました。
お祖父様がお孫さんと山に行って拾って来た木が、センス良く玄関までの階段のオブジェとして飾られていて、何故山の中にあった木をこんなに上手く利用出来るのかと、風流な人は木や石にも侘び寂びを感じるんだなぁと感心します。
この辺りの歴史なども話してくれて、こんな話をしてくれた私の祖父を思い出しました。
子供たちにもぜひ水琴窟や庭のししおどしなど見せたいですと言うと、いつでもいらっしゃいと言って下さいました。
日本らしい庭の造りや、日本人が大切に伝えてきたことを話してくれる方がいるというのは本当に大切ですね。
私達もいつかこんな話ができるようになりたいと思いました。

読んでくださりありがとうございました。
また明日…