ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

次男の耳。思いの外、長文に…

2016-09-05 22:58:00 | 日記
先週の金曜日のこと。
仕事から帰ってきた私に次男が

「なんか左耳がモワっとする」
「水が入ってるみたいな感じ」
「耳鼻科に行きたい」

と訴えてきた。
自ら「耳鼻科に行きたい」なんてよっぽどなのだろう。
超・久しぶりに耳鼻科へ。

子供たちが保育園の頃は、しょっちゅう中耳炎になっていたので
耳鼻科通いは日常化していたのだが
年齢が上がるにつれ、まったく縁遠くなっていた。

ちょうど時間の狭間だったのか、ほとんど待ち時間もなく診察へ。

耳の中を診察するも
「特に中耳炎にはなってないねぇ」
鼓膜もキレイだ、とのこと。

難聴の検査もしてみる。
モワっとする、という左耳だけが
高音域での難聴があるようだ。

ただ、この難聴がもともと持っているものなのか
今回の症状に付随するものなのかは
今までのデータがないのでハッキリしないが
まぁ、これまで何の症状もなかったので「モワっと」しているせいなのだろう、と。

ここで先生も頭を悩ませる。
「モワっと水が入っている感じ」というのは
内耳(耳の中のでんでん虫の部分)
で何かが起こっているのだろう、というのはわかるのだが
何が起きてるかがわからない。

この状態で難聴が起こるとしたら、普通は低音域らしい。
あとは、痛みもなければめまいもない。

考えられる「耳管開放症」にしては
症状が乏しすぎる。

う~む、突発性難聴ならステロイドの投与が考えられるけど
そこまでは…って感じだよなぁ…
とりあえず、末梢神経の働きを良くする「メチコバール」というビタミン剤と「アデホス」という薬を始めてみようか、
ということになった。

「この薬、病院でよく高齢者に出されているな…」
と余計なことを考えつつ、
薬を処方してもらって帰ってきた。

本人は、「なんだかわからないから、もしかしたら大学病院に紹介するかも」
なんて言われたものだからビビりまくりで
盛大に凹んで帰ってきた。

留守番していた長男に、顛末を話すと
「え~、俺なんてずっと前からそんな症状あるよ?」
と衝撃の告白。

え!?初めて聞いたけど?と言うと

「だって言わなかったもん」

なんで!?

「うーん、なんとなく。放っとけば治るし。もう、そういうもんかな、って」

オイオイ、順応し過ぎだろ!

だが、その長男の能天気ぶりで、
次男も少しだけ安心したようだ。

「変な方の耳を下にして寝転がってると治るよ」
という経験者ならではのアドバイスを寄越してくれた。

で、今日が再診日。
相変わらず、高音域での難聴は続いており
モワっとした感じはあったりなかったりしているそうだ。

ちなみに、この高音域。8000ヘルツなのだが
スマホで調べてみたところ
いわゆる「キーン」という音。

トライアングルとか、風鈴の音が近いだろうか。
うーん、片方で聞こえなくても日常生活には支障がなさそうだ…

疲れ過ぎない程度に、普通に生活してていいよ、とのこと。

一体どうしたんだ、次男のでんでん虫(左)…

紫色の部分が内耳。

Wikipediaさまより拝借。