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認知機能検査

2010年06月29日 | 日記
はい、いきなり漢字ばっかりなタイトルですが、要するに75歳以上のドライバーが運転免許証を更新する際に受けなければならない講習予備検査のことです。詳細はこちらをどうぞ。

プーママ(今年78歳)がそろそろ免許更新の時期を迎えておりまして、まあ高齢化にともない低下はあるけど客観的に見てそんなに問題はないと思うのですが、本人はこの検査を受けるのをヒジョーに不安がっていました。しょっちゅう自分で運転してゴルフに行ってるんだから、で、事故や違反をしたことないんだから、大丈夫だろうとは思うのですが、んじゃちょっと予行演習をしてみようか、となりました。

警視庁のサイトから検査をダウンロード。ちょっと問い合わせてみたのですが練習はもちろんOK、むしろ「1回やっておくとずいぶん違います」と。ふむふむ。多分ね「これで検査結果が悪ければ免許の更新ができない」とドキドキして答えられるものも答えられなくなる人って多いわけですよ。で、プーママは典型的なそんな人。ふだんは普通の血圧なのに白衣の人に計ってもらうとバビョーンと上がっちゃう、みたいな人です。うん。

検査は3つに分かれています。「時間の見当識」は今現在の年月日を答えさせます。ママは「あら、今年は何年だったかしら。2020年だったかしら。やだわ、ド忘れしちゃった。いいわ、平成で書いてもいいのよね。じゃあ平成22年だわ」ってブツブツ言いながら書いてまして、プーとしては本番で他の受験者もいる中でそんなにブツブツ喋るんじゃないよぉーと心配になったりして。

次は「手がかり再生」。受験者は4つのイラストの書かれた4枚の絵(計16枚のイラスト)を見せられます。1枚ずつ(=4つのイラストずつ)検査官が「これは○○です」と言います。さらに「この中に果物がありましたね。それは何ですか?」と聞いて、受験者とその場で口頭でやりとりをします。「そうですね、バナナですね」といった感じに。

16枚分が終わった後に、まったく別の簡単な検査(採点除外)が行われます。で、終わったところで「では先ほどお見せした16枚の絵を思いだせるだけ書き出してください」と言われます。そして、次に(この時点で全問正解できている人は少ないと思います。プーでも無理!)「ではヒントを出しますから思いだせるだけ書いてください」となります。すると回答用紙には「果物」とか「楽器」とかさきほどのイラストを説明するキーワードが書かれています。それを手がかりにして受験者は答えを書いていきます。

3つめの検査は「時計描画」。手元の紙に大きく時計の文字盤を描き、検査官が指定する時刻に合わせて針も描き入れます。

結果は「記憶力・判断力が低くなっている方」、「記憶力・判断力が少し低くなっている方」、「記憶力・判断力に心配のない方」と3つに分かれます。いずれにせよ、その場で免許更新不可になることはありません。ただし、「低くなっている」と診断された人が一定期間中に信号無視や一時不停止などの特定の交通違反を行った場合は警察から連絡があり、専門医の診断を受けることになります。ま、プーママの結果は真ん中の「少し低くなっている」でした。ってかね、イラストを思い出すって検査で早々にギブアップしましてね。後から「オルガンの絵に対して、ピアノ/エレクトーン/キーボードなどと書いても正解とする」なんて解説をしたら「あら、間違っても減点にはならないのね。じゃあ本番はちゃんと頑張る」って…。予行演習でも頑張ってくださいよっ! だって「楽器? あら、オルガンだったかしら…」ってこれまたブツクサ言ってたのに書かないんだもぉーん。

というようなことを昨日プー実家に行ってやってきたわけです。ネイルサロンとデパートと行った後にね。疲れましたよ。ま、デパートで買ったお弁当代はもちろんのこと、プリントアウトした検査用紙のお金までごっそりもらっちゃいましたが。はっはっは。いや、プーはいらないって言ったのよぉ。んでもいいからって言うからぁ♪ うふっ。
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