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時計館の殺人

2024年09月27日 | 読書
綾辻行人、人形館の殺人の次は「時計館の殺人」でございます。



 鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。
 角島・十角館の惨劇を知る江南孝明は、
 オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。
 館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、
 忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内では
 そして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!

 (裏表紙より)



 館に閉じ込められた江南たちを襲う、仮面の殺人者の恐怖。
 館内で惨劇が続く一方、館外では推理作家・鹿谷門実が、
 時計館主人の遺した「沈黙の女神」の詩の謎を追う。
 悪夢の三日間の後、生き残るのは誰か? 
 凄絶な連続殺人の果てに待ち受ける、驚愕と感動の最終章!

 (裏表紙より)

上下巻という長さを感じさせない館シリーズ真骨頂!って感じですっ。
読者としては殺人が起こることは分かっているわけですが
あぁこの人たちが殺されちゃうんだろうなぁとか
ということは犯人はこいつとか…いや、こっちも共犯か…
え、どうしてその人まで殺されちゃうの? え? え?
と今回も楽しませていただきましたっ。

ってかさ「十角館の殺人」同様、どうしてこの人たちは外界から遮断して
自ら「3日間籠ろう!」なんて思いつくんでしょうねぇ。
万一のアクシデントの際の通信手段すら用意せずにさぁ。ねぇ?
その危険性を知っているはずの江南(かわみなみ、通称こなん)くんとか
まあ舞台は1989年なのでまだ携帯電話とか一般人は持ってないけど
なんか方法なかったんですかねぇ? うーん、ないか?

現代だったら、あれですな、デジタルデトックス中に
館に閉じ込められたら、って感じでしょうか? ふふふ。

館シリーズは10作あるそうです。
いや、最後の作品は現在連載中か。
プーはこれで5作読みました。
折り返し地点だ♪
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