リタイアした「から」、あれがやりたい。これもやりたい。

人生のセカンドステージに、もう一度夢を描き直す。
「夢翔庵」の気ままなひとり言です。

阿佐ヶ谷のころ(その2)喫茶店

2007年02月21日 | 懐かしむ
あのころはよく喫茶店に行っていたものです。いまは喫茶店そのものがカフェとかいって、変わってしまいましたけどね。

「茜舎(あかねしゃ)」~阿佐ヶ谷駅から杉並区役所脇まで南へまっすぐ伸びる中杉通りの中ほどにありました。名前の通り、おおきな赤いテントが目印になっていました。モーニングサービスのトーストが厚くてやわらかで、ネルドリップのコーヒーとマッチしていた記憶があります。大きな窓ごしに通りを眺めるのが好きでした。

「Cobu(こーぶ)」~アーケードのある商店街「パールセンター」の中ほど、有名な「ねじめ民芸店」のそばだったと思います。洋品店の中にある喫茶店です。フレンチローストのコーヒーなどもあって、客の出入りが少ないのを幸いにずいぶん長時間読書などで粘ったものです。器がすてきで、ワインの空瓶に飾った一輪挿しもしゃれていました。

「遠方近方(おちこち)」~ここは最初「プチぽえむ」という名前だったと思います。北口の天祖神社への道の途中にありました。「ぽえむ」の店員だった人が独立した店ではなかったかと思います。「ぽえむ」同様、黄色いポットを素手で扱っていたので熱くないのかと思っていました。(マネしたら、やけどしそうになった。)

すぐ思い出せたのはこれくらいですが、このほかにも記憶の底に沈んでいるお店がいくつもあるはずです。近いうち、阿佐ヶ谷に行ってみようかな。