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ミエルの 薔薇色の記憶 ☆ ☆ ☆

いつの間にか増えてしまったバラ達の、日々の様子を綴りたいと思います。バラのある暮らしをご一緒にお楽しみください。

アカオ・ハーブ&ローズガーデン(2)

2009-11-03 23:49:07 | バラのある場所
一枚の絵のような風景
そんなポイントがいくつもあるガーデン

花だけ 植物だけを鑑賞する庭ではなく
ここは全体の風景を楽しむ庭と言えるでしょう




たとえ花が咲いていなくとも
きっとどこも絵になる場所

このエリアの向こうには
”イングリッシュ・ローズガーデン”が広がっていました



飛びぬけて花着きが良く
鮮やかな色合いが目を引いた
”サー・エドワード・エルガー”
初めて聞くイングリッシュ・ローズでした




調べてみると1992年に作出された
イギリスの作曲家から名が付けられた品種だそうです




深みのある山吹色が魅力的な”パット・オースチン”
大きくてコロンとした蕾を重そうにかしげてー




光沢のあるピンクと
赤い蕾のコラボが愛くるしい”メアリー・ローズ”




”モリニューの”柔らかな黄色は
暖かく包んでくれそう




名前を思い出せないER
堂々たる咲きっぷりが気持ちいいですね




”イングリッシュ・ローズガーデン”のもう一つの入口
入る場所を変えるとまた違った趣で
バラ達が私を迎えてくれます

良い庭は 違った角度 違った時間 違った季節で
それぞれに異なる雰囲気を醸しだすのでしょう




日陰に植栽された斑入りのアジサイ”城ヶ埼”
我が家でも私の大のお気に入りです

アカオハーブ&ローズガーデンは
春にもぜひ訪れてみたい場所

わが庭と同じく 海に面する風当たりの強い環境
そこでの庭造りは
学ぶべき点がたくさんあると思うのです



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アカオ・ハーブ&ローズガーデン(1)

2009-11-01 15:57:13 | バラのある場所
先月25日に初めて訪れた
”アカオ・ハーブ&ローズガーデン”




そこは熱海のホテルグループが造った
夢のある広大なお庭でした




錦ヶ浦の隣にあるガーデンは
どこからでも海が見え




山の斜面すべてにバラを含む
沢山の植物が植栽された
”イングリッシュ・ガーデン”なのです




円形式ガーデンは鮮やかなリーフで彩られ




後ろにはハーブガーデン
この上には”バラの谷”が広がり
趣きの異なるエリアが点在しています




バスで頂上まで連れて行ってもらい
そこからは歩きながら自由に散策し
山を下ってくるのです




そこここで
秋バラの落ち着いた表情に出会うと
ハッとしたり ほほ笑んだり




ガーデンを一人静かにを歩いていると
いつしか心は穏やかになってきます




シークレット・ガーデンの奥で
待ちうけてくれていた大きなうさぎ達や




足元で揺れている花達は
心を落ち着かせてくれる魔法を持っているようです





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バラの森~京成バラ園 秋 (2)

2009-10-26 22:04:21 | バラのある場所
蕾も花も
これでもか!っていうほど
木を埋め尽くして咲いています




イングリッシュ・ローズのコーナーでは
四季咲きと言えども
秋には咲き難い品種が数あります

ERの中でも
独特の咲き姿を見せる”ピーチ・ブロッサム”
優しくふわふわと浮かんでいます




スタンダード仕立ての中で
ひと際華やかな賑わいを見せていた”ゴルデルゼ”

一斉に開花する様は見事です




秋に咲き難いと言われるつるバラも
ある秘策を施せばご覧のとおり
賑わいを見せて咲いています

春よりも華やかなピンク色で
アーチを彩る”羽衣”

秘策とは
夏にすべての葉をむしること




強い香りを振りまいていた
”フレグラント・アプリコット”




昨年の京成バラ園の品種”ストロベリー・ダイキリ”
カタログの写真では伝わりにくい魅力も
花を実際に目にし、香りを嗅いで
ようやく少しの魅力に触れられるのでしょう

そして育ててみて初めて
そのバラの持つ個性がゆっくりと
開花して来るように思えます




赤と白の複輪が鮮やかな”丹頂”
大輪のハイブリット・ティは
秋になると特に美しさを際立たせます

中でも赤系の花は微妙な色合いに目を奪われます




1輪でもため息が出るのに
こんなに咲いていいのかしら?って言うくらい
バラまたバラの世界に夢うつつ

それにしても赤は写真では伝え難い色ですね


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バラの森~京成バラ園 秋 (1)

2009-10-24 18:29:17 | バラのある場所
10月22日木曜日、
千葉の京成バラ園に行ってきました




この秋のバラの見事な事!

ちょうどバラ達は最盛期を迎えていて
言葉も無いほどの花盛り

さすがバラのメッカですね♪





人の背丈以上に茂ったバラが林立し
まるでバラの森に迷い込んだようです




去年の新種”薫乃”
ここに植え付けた時から見ていたので
ここまで立派に育っていてびっくり!




大きくて花びらの少ない独特の顔つきは
アプリコットとピンクのグラデーションで
ふっくらと可愛らしい彩りに

香りが本当に素晴らしく
この日一株連れ帰ってきました





他に無い色合いに目を奪われた”レオニダス”
チョコレートがかった赤が魅力的
抜群の花着きの良さに感心してしまいます




柔らかい色合いと優しい花びらの
”ハニー・ブーケ”




そこだけがほのぼのとした
温かい空気に包まれていました




白い花の芯を
ほんのり黄色に染めた”和音”




秋色はどれも新鮮な輝きを放っていました


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”ファビュラス!(FL)”

2009-07-08 21:01:12 | バラのある場所
運命のバラであるファースト・ローズは
”ニュー・ドーン”ですが
この”ファビュラス!”はセカンド・ローズ

上の花は春早く咲いた一番花
早くから順調に蕾を着けていたのですが
ゾウムシの被害で
ほとんどの蕾をダメにされてしまいました




それが返って良かったのか
2番花は何倍もの蕾を着けてくれました




が 今度はスリップスの被害
せっかく綺麗に咲いても
花びらの中には小さな虫がたくさん!




庭全体で見回しても2番花のスリップス被害は甚大で
綺麗に咲いたなーと覗き込むと
がっくりしてしまいます

この時期は天候の具合もあって
花は乱れ気味
美しい瞬間にはなかなか出会えませんね




かつて水戸の植物園のバラ展で
この品種のオベリスク仕立てを見て
息を呑むような美しさに出会えたのが心に残り
私はこのバラを手に入れました

蕾が開きだした状態で
びっしりとオベリスクに絡んでいた”ファビュラス!”

このバラは開ききるのがあっという間なので
あのような瞬間に出会えるのは
今思えば奇跡のような出会いだったのかもしれません




人は人生の大事な場所で
奇跡のような出会いを繰り返します
一時的に通り過ぎることは簡単ですが
その出会いを育み 活かしきることは
そう簡単なことではありません
それには努力が必要なのでしょう




今 あの美しい”ファビュラス!”は
育てた方の並々ならぬ努力の結晶なのだと
わかったような気がしました

【バラの向こうには育てた人の想いが見える】

私もそんなバラを育てたいと思います

(初開花の”キャサリンモーリー”とー)



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”パピィ・デルバール(CL) ”

2009-07-03 23:04:52 | バラのある場所
つるバラの”パピィ・デルバール”



2年目の苗
今年の地植え組で1番の成長株



去年は確か大きくもなく小さくもなくの
中位のおおきさだったのに
今年の一番花の大きさには
とてつもなくびっくりしました




両手を合わせてすくい取る形をした時の
その位の大きさでしたもの




今年は天候のせいでどの花も大きくは咲いたけれど
それにしても大き過ぎでした
手前の蕾は”ベル・イシス”
中輪の花の蕾がこれ位の大きさなのに・・・




この柱をつたって上のパーゴラに登らせる計画です
こんな花が上からぶら下がったら
きっと桃の木の下にいるようー




香りは甘くフルーティー




しかし今もってどれが本来の花姿なのか
把握できていません




色んな表情で惑わせてくれます




枝は太くてシュートもたくさん
生育旺盛なデルバールのバラ




ちょっと衝撃映像!
カメラを向けている時には気付きませんでした
パソコンで見てみてびっくり仰天!(笑)
いくら太い枝だからってそれはちょっと太過ぎ(爆)
太めの芋虫クン。
画像で確認してからあわてて現場へ行くと
しっかりと蕾を丸かじりされていました(泣)

何かとびっくりが多い
一番花の”パピィ・デルバール”嬢でした
現在は2番花を開花するところです
本来の花姿はあるのでしょうか?


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”薔薇の海”((Min)

2009-06-29 23:15:12 | バラのある場所
”薔薇の海”の名のとおり
房咲きになって乙女チックなバラ堪能させてくれる




和紙のような質感




巻きが混んだ花びらの奥からは
芳しい芳香が夢の世界へと誘う




絵のようなバラは
どこから見てもサマになる




河合伸志作出
日本の美をどこまでも追い求める禅ローズシリーズ




香りのある青きバラたちは群れて咲く




青と白の清涼感溢れる陰影が
他にない個性を確立している



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梅雨の庭で

2009-06-22 23:34:56 | バラのある場所
”つるイヴ・ピアジェ”に魅了され
ハイブリッド・ティの
”イヴ・ピアジェ”も育てています
このひらひらした芍薬咲きが最大の魅力です
香りも花持ちも抜群!




梅雨と言えばアジサイ
でもうちの山アジサイ達は
屋根のある場所で咲いています
小さな鉢なのでテーブルの上に並び
いつでも眺められる場所にいます




アンティーク調の”笑み”
やっと憧れの房咲きとなりました




西洋アジサイと斑入りのアブチロン
花と葉が雨に濡れ
素敵な空間を作っています




今年初めての対面を果たした”クローネンブルグ”
柔らかい黄色の”ピース”の枝変わりだなんて
とても信じられないほど
華やかな赤と肉厚の花びらが
大胆な魅力を放出しています




バラの為のアーチも
まだまだ上にはバラが到達しません
なのでクレマチスに席を譲り
しばらくは彩りを添えてもらっています




ツルバラの”スペクトラ”
黄色からオレンジに変わってゆく光のバラ
葉っぱも照り葉で光っています




木立性のクレマチスは花着きがとてもよく
ぐんぐん上に延びてゆきます


 

お隣さんに頂いたカポックの鉢に
一緒に植えてあったゼラニューム
どんな色が咲くかと思ったら
こんなに存在感のある赤い花が咲きました
温室の中を華やかに彩ってくれています



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茨城フラワーパークの大輪達

2009-06-03 23:32:21 | バラのある場所
5/30の土曜日

バラシーズン恒例の

育苗家河合伸志氏によるガーデンツアーに行って来た

そこで目立ったバラは

大輪四季咲きのハイブリット・ティばかり

どれも初めて見る品種だった

曇りの天候も花をひと際美しくさせていた




一口に黄色とは言えない”複雑な黄色”

”ディオラマ”

オランダのバラと知ってなんとなく納得した




日本で作出された”香貴(こうき)”

絵の中のような美しさを感じさせてくれる




香り高く芳しい芳香に ため息をもらす




はかない美しさが閉じ込められたバラ




”完璧なバラ”と冠を付けられた

コルデス社の”コルデス・パーフェクタ”

なるほど完成された”現代バラ”

50年以上前に世に出て 

当時の人々を魅了したのだろう





優しい黄色が尖った花びらを打ち消して

風ぐるまのような和らぎを醸し出していた




チューリップのようなバラは

”バイオリーナ”というドイツのバラ

花びらの縁を染め上げるピンクの色使い

自然な装いが印象に残った




”ビック・パープル”は

ニュージーランドのバラ

くしゅくしゅした優しいオールド・ローズも素敵

でもハイブリット・ティの豊満な美しさにも惹かれる

ジャンルに偏ることなく

その花の一番美しい瞬間に出会えれば

どの花も美しくて愛しい




斑入りの植物に目が無い私

知らない植物に出会ったので河合氏に尋ねると

”アエゴ ポティウム”聞いたことの無い響きを聞いた

斑入りのミツバだそうだ




可愛らしい花盛りの”ロウブ・リッター”

コロンとした花姿はいつも気になる存在だった

たくさんの品種を育て 

新しい品種を生み出している河合氏と巡るツアーは

いつも新しい発見がある貴重なひと時

そして新しい人とも出会えるチャンス

いくつもの縁が結ばれて 素敵な関係も築けている

また秋にもきっとここで

縁ある人にもバラにも会えるだろう




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また来年☆

2009-06-01 23:52:47 | バラのある場所
ニュアンスのある色合いで

楽しませてくれた”アッシュ・ウェンズデー”

今はうどん粉病が出てきているけれど

1年目としては上々の出来だった





”ヘンリー・マーチン””アンリ・マルタン”

”レッド・モス”

たくさんの名前を持つモスローズ

強い赤紫は良いアクセントになる




春の芽出しが不調で

一時は諦めていた”カマユー”

去年よりは花数は減った分

より大きな花でストライプ模様を際立たせてくれた




ハッとする美しさが

小さなくしゅくしゅの中に詰まっている

”ベル・イシス”

バラの写真家今井秀治氏は

このバラをこよなく愛している

その気持ちが実物を見て

わかるような気がした




去年の新苗”ウィリアム・ロブ”の成長は

天にも昇る勢いがある

一通り咲き終わったかと思いきや

まだまだ蕾があって嬉しくなる

来年はこの場所に地植え決定!




独特の風景を描いてくれたルピナスも

もうそろそろ終わってしまう

一季咲きのバラ達とも

もう間もなくお別れだけど

寂しさよりも来年の成長が大いに楽しみ

1年に一度しか会えないバラの

魅力の訳が良く分かった

また来年お会いましょう☆


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