ミエルの 薔薇色の記憶 ☆ ☆ ☆

いつの間にか増えてしまったバラ達の、日々の様子を綴りたいと思います。バラのある暮らしをご一緒にお楽しみください。

雪舟と青い花

2010-07-17 22:03:37 | ミニチュア Min
河合伸志作出の新品種”雪舟”は、
そこはかとない色気を持っています。




丸みを帯びた蕾はほんのり桃色。




甘味を感じてしまいそうなほど色づいて、




肉厚な花びらを反り返した時、
象牙のような深い色あいに魅せられます。

あの甘味はフルーツ香となって、
溶けだしてくるのです。

河合先生から頂いた(セミナー出席者にもれなく・笑)”雪舟”は、
順調に育っておりますよ♪




涼しげな水色が際立つ”オキシペタラム”。
”鋭い花弁”という意味ですが、
難しい名なので”ブルースター”の方がしっくりきます。

ブラジルやウルグアイ原産の宿根草です。




クレマチス”篭口”の2番花。
仲良く並んでいるのですが、
カマキリにとってはちょうどいい足場になっています(笑)。
長さもピッタリですねぇ。




青みがかった色合いの”ビンカ”
草に埋もれて咲いていても、
遠くから目を引く存在です。




今、蕾がとても綺麗に着き出してるこの花は?
”ハイビスカス・ルナ”
アメリカ芙蓉のことです。

3年目の今年は、
どれだけ咲いてくれるのでしょう?
虫にかじられないよう、要注意です!(笑)


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バラシーズン序章~河合伸志作品

2010-05-23 18:03:24 | ミニチュア Min
いよいよお待ちかねのバラのご紹介です。
少しずつ咲きだしているバラの中で、
まずは河合伸志氏作出のバラ達からー。

右側に咲いているオレンジ系のバラが”アルデバラン”
(ちなみに赤紫のバラはギョーの”シベール”
 紫は”エンジェル・フェイス”です)




”アルデバラン”とは、
冬の夜空にオレンジ色に輝くおうし座の中にある恒星の事。




花びらの裏が濃いオレンジ。
表がオレンジ。
微妙な陰影が美しい独特の輝きとなっています。




香りは中香。
伸びやかに咲く様がさらなる雰囲気を醸し出しています。




強い香りと青みがかった紫色に、
美しい高芯剣弁咲きが特徴の”薔薇の海”。




コミック”ガラスの仮面”に出てくる、
”紫のバラの人”のイメージですね(笑)




一昨年大苗で買い、5本あった幹はどんどん枯れこみ1本に。
去年はシュートが出ず、残った1本幹のままですが、
これだけ咲いて蕾もまだまだ沢山。




全体の姿はこんな感じです。
遠目だと紫が良く出ませんが、
右側のキャットミントと、左側の忘れな草で、
今は紫色のコーナーになっています。

手前左は”エンジェル・フェイス”



このバラを河合氏は交配親に使って、
”志野”や”夢紫”なども作出されています。
この色とヒラヒラ感と強い香りが魅力的で、
アメリカで40年以上も前に作られましたが、
今でも高い人気を誇っています。

奥に咲いている絞りのバラは・・・




赤と白がキュートな模様を生み出す”ベビー・ゼブラ”




赤白の色の割合と濃淡によって、
様々な表情を見せてくれます。
クライミングミニなので、
何かに仕立てないといけませんね。
香りもとっても甘く、うっとりします。




特等席に置かれているのは”チャーリー・アンバー”
辛子色の濃淡がなんとも素敵です。
こちらは中香です。

河合氏の作るバラはミニチュア・ローズと言っても、
花の大きさが5センチ程度のパティオ・ローズが主で、
香り高いところと、日本的な色合いが特徴ですね。
見れば見るほど惹かれてしまう。
”侘び寂び”のある世界が秘められています。




ミニバラついでにこちらもご紹介しましょう。
赤いのはセントラル・ローズの”バリ・フォーエバー”
ピンクは”スイート・メモリー”




前から見るとこんなバラです。
こちらは二番花ですが花びらの感じが、
一番花とはちょっと違いますが、
こちらも可愛いお顔をしています。




先日お花屋さんで6号鉢にドーム仕立て、
お花が終わったミニのツルバラを発見!
シュートに着いたお花が少し残っていたので、

名札が無かったけれど、
花色と顔つきに惹かれて連れ帰ってきました。
だってワンコイン(500円)はお買い得ですから―(笑)
四季咲きか返り咲きならもっとラッキー☆

名前を探し当てなきゃ!




名無しと言えば、
手前の一重の花もバラなんですよ。
一昨年お寺の夜店で100円で買い求めた名無しのバラ。
何度も枯れそうになりながらも、
逞しく生きのびてくれています。

調べた限りでは多分オールド・ローズ、
チャイナ系の”一棒粉(イーパンフェン)”だと思うのですがー。
花色の濃淡が味わい深くて大好きなバラです♪




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チャーリー・アンバー(Min)

2009-06-11 18:49:03 | ミニチュア Min
”チャーリー・アンバー”

ミニバラ セミシングル咲き 芳香あり
河合伸志作出 ”禅ローズ”シリーズ




最初は他の植物との寄せ植えだったのですが
生育が思わしくなかったので
この冬単独で焼き物の鉢に植え替えました




”アンバー”は琥珀色のこと
光があたると琥珀色に輝きます




同色のシベとの調和がとても気に入っています




シングルライフが気に入ったようで(笑)
今年はたくさんの花を一斉に開いてくれました




河合氏の”禅ローズ”は 微妙な和の色合いを施して
日本の風情ある美を表現しています
趣きのある世界



多花性で 繰り返し花をつける性質が強く
ミニバラと言えども
独自の存在感を醸し出しています




”禅ローズ”はフォーカルポイントに置くべきバラ




ねむの木の下のコーナーに彩りを添えてくれました
今はもうこの写真とは違い
ねむの木に葉が生い茂ってきているので
また違った雰囲気になっています

チャーリーアンバーが再び満開になった時
お見せできると思います。


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アルデバラン

2008-10-24 22:13:02 | ミニチュア Min
冬の夜空に光る”アルデバラン”
東の空に駆けのぼる牡牛座の一等星




色濃く刻まれた陰影は
花のような命を瞬かせている





遥か遠き地球の上で
その星に祈りを込めた君がいた





花と咲け 光を浴びて





比類なき個を輝かせ





たおやかに あでやかに

ハート・ローズ

2008-07-23 21:37:49 | ミニチュア Min
   花びらがハートの形をしているので
   この名が付いた”ハート・ローズ”



  

  コロンとしたカップ咲きが愛らしいミニチュアのバラ





栃木の佐野のとあるイタリアンレストランで
若くて素敵なオーナーご夫妻と出会い
そこに植えられているハート・ローズの苗を
お嫁に頂いた



    

    なぜか一つだけ地植えにされず
    ポットのまま育てられていたその苗は
    私の所へ来るべくして来たバラと思え
    想いを込めて育てたら 
    春に赤いハートの花びらを見せてくれた





コロン コロンと 真っ赤な情熱を
今も絶え間なく届けてくれるハート・ローズ
散り落ちてもなお
赤いハートは燃え続けている
あの素敵な二人のようにー



チャーリー・アンバー

2008-06-27 22:33:47 | ミニチュア Min
 先日お会いした河合伸志さん作出のチャーリー・アンバー
 日本的な黄色(琥珀色=アンバー)に惹かれたミニバラ
 渋い茶系の”チャーリー・ブラウン”の枝替わりです


           

           ねぇ、ねぇ、誰が最初に行くの?
           わたしは後でいいわ
           ぼくは一番がいいな
           あたしは誰かと一緒じゃなきゃ嫌よ

           

    

    家族会議の結果
    長男の僕が先に行く事にした
    なんだか眩しくてくしゅくしゅしちゃうよ



             

             これがお日様の光かー
             なんて気持ちがいいんだろう



         

         大きく伸びをして深呼吸
         みんなも早くこっちにおいでよ



    

    わ~ほんとに綺麗な世界だね
    空と風と光の世界
    みんなに教えてあげなくちゃ


        


        二番花達は素敵な色合いと花数の多さで
        楽しませてくれそうです
        チャーリー家の賑やかな家族会議は
        当分続くと思われます