ミエルの 薔薇色の記憶 ☆ ☆ ☆

いつの間にか増えてしまったバラ達の、日々の様子を綴りたいと思います。バラのある暮らしをご一緒にお楽しみください。

国際バラ(3)~ 3人の育種家その2

2010-05-20 21:32:31 | イベント
ペレニアルのブースに行くと・・・。
いらっしゃいましたよ、いつものジーンズ姿の河合先生♪
すかさずお声掛け。

『こんにちは~。今日は二人でバスで来ましたよ~』

私達かなり河合先生を追っかけておりますので、
勝手にフレンドリーにお話しちゃいます(笑)。

私が初めてお会いしたのは茨城フラワーパークのガーデンツアー。
その後バッタリ佐倉のバラ園でお見かけし、
声を掛けさせて頂いたのが始まりです。

翌春のフラワーパークのガーデンツアーではyukieさんと出会い、
事あるごとに河合イベントには一緒に出掛けているのでした。

『平塚の花菜ガーデン凄いですね!
 この前行ってビックリしました。
 バラ図鑑のようなバラ園ですよねぇ。
 月末のガーデンツアー、しっかり申し込みました。』

『ありがとうございます。今随分咲きだしたみたいで、
 月末だと終わっちゃうんじゃないかと心配してますが(笑)』

『”真夜”買わせて頂きました。香りが良いのでびっくりしました。』

『そうでしょう。
 ”ベルベティ・トワイライト”より良いと思いますよ。
 私のお勧めです。』

yukieさんと顔を見合わせ、
”ヨシッ!”っと心でうなづいたのは言うまでもありません(笑)。

『最近赤い品種が多いんですね。
 ”ベルベティ・トワイライト”はもう無くて残念だったんですがー。』

『最初は”真夜”と”ベルベティ~”を吉谷さんにお見せし、
 選んで頂いたのが”ベルベティ~”だったんです。』

『へぇ~。』

『”ベルベティ~”の名も最初は”小夜”
 ”真夜”と”小夜”だったんですよ、ハハハッ』

『わ~!そうだったんですかぁ、
 ”真夜(まよ)”と”小夜(さよ)”・・・、
 なんだか笑っちゃいますが、
 そしたら吉谷さんが”小夜”を選び、
 ”ベルベティ・トワイライト”と付けたのですね。
 貴重なお話だわ~。』

で、ここでも”New Roses 2010”の出番です(笑)。
”西武ドームにて”と日付も入れて下さいましたよ。
これで”New Roses 2010”も更に貴重な品となりますね。

そして恒例の3ショット~♪
フラワーパークでも何回か撮らせて頂きましたが、
段々”職人の貫録”のような風情を、
醸し出してきている先生でした(爆)

『では、花菜ガーデンで!ありがとうございました。』

『遠い所ありがとうございました。』

ベルベティ・トワイライト誕生秘話を聞いて、
”ベルベティ”では無く、”真夜”を手に入れたことが、
私達にはとても嬉しい事に思えました。
”出会うべくして出会えたバラ”ですね☆(笑)

河合先生ありがとうございました。
素敵なお話で益々真夜が愛おしくなりました。

ちなみにこれら新種の苗は、
秋にならないと販売されないそうですから、
やはり国際バラでは新しい苗をいち早く手に入れる、
絶好のチャンスと言うことでー、

【事前に情報を仕入れて”狙って買う”!
 新種を買うなら国際バラで!(笑)】

それには最新の”New Roses ”が必要になってくる訳なのです。



小学生の頃に河合先生が憧れたという”ブルー・ムーン”
このバラとの出会いが、
”育苗家・河合伸志”氏を生まれさせたのです。
ちなみにこれはツルタイプで、
大鉢で巨大に育てられたもの。
京阪園芸のガーデンです。



ローズ・ソムリエ小山内健氏のサロン・ド・ローズ内で、
ひと際目立っていた新種”ゆうぜん”
形も色合いも、
変化する段階を楽しませてくれる趣きのあるバラです。



ビーズデザイナー田川啓二氏の作るドレスと、
女性の育種家河本純子さんが産んだバラとのコラボ。
一枚目の画像は、
新種の”クチュール・ローズ・チリア”のドレス。



河本さんが作った”クチュール・ローズ・チリア”
新奇性に富んだバラと言えるでしょう。


おやっ!お見かけした顔がー。

埼玉のバラナーセリー【バラの家】の、
”てんちょ”こと木村卓功氏。
育種家としていくつものバラを世に出している方です。

サイトの写真そのままのお顔で、
”新しいバラの風”コーナーにいらっしゃいました(笑)。
なので初めてでもごく自然にお声掛け。

『こんにちは。いつもブログ拝見しています。
 いつか実店舗に伺いたいと思ってるんですが―』

『ありがとうございます。どちらからいらしたんですか?』

『茨城の鹿嶋です。』

『遠いですねぇ。はるばるいらしたんですね。』

『はい。てんちょのお勧めのバラはありますか?
 てんちょが作出の中でー。』

『それだったら、○△×・・・(長い名前でよくわからない(笑)』

『ここにありますか?』

『こちらにありますよ。』と、
ちょっと離れたコーナーまで連れてって下さいました。

『これなんですがー』



『エレーヌ・ジュグラリス、今の流行とは違うけれど、
 病気に強くて良いバラなんですよ。』

確かこの名前、”New Roses 2010”に載ってました!

『私1年以上前から、白い大輪のバラを探していたんですが、
 なかなか出会えなかったんです。
 白さが際立った素敵なバラですね、大きくて形も綺麗。』

『これはちょっと開き過ぎてて香りも飛んでしまったけど、
 コマツガーデンさんのブースには、
 イイ感じのが見本で置いてありますよ。』

『わかりました。ぜひ育ててみたいと思います。
 ありがとうございます。』

『こちらこそ、遠くからありがとうございます。』

と、てんちょは大きなこの手を差し出して、
握手して下さいました。
バラへの熱い想いが感じられる、意外と柔らかい手でしたよ。

もちろん名前入りでサインも頂きましたよ、エレーヌのページにね。
そして3ショット~♪

そうそう、名刺もお渡しし、ブログをお知らせしたら、
『ぜひ拝見します!』とおっしゃって頂きました。
なので見ててくれてるかな?(笑)

てんちょにお会いでき、
”エレーヌ・ジュグラリス”と出会えて良かったです。
この後コマツガーデンさんのブースに行くと、
大きな蕾の縁にピンクが乗って、
ふっくらと、たおやかに咲きだし始めたエレーヌが飾られていました。

これを見たyukieさんは、
私と一緒に即お買い上げになりましたもの(笑)。
相当魅力的なバラですよ~♪
新苗ですがHTらしく、大きくすくっと立っている姿は、
まるでてんちょのようですね(笑)。

大きな蕾はすぐに切って生けてあり、
もうすぐ咲いてくれそうなので、
開いた姿もお見せできると思います。
どうもありがとうございました~☆



河本純子さんが去年作出した”トットちゃん”。
ご存知黒柳徹子さんに捧げられ、
売り上げの一部は寄付されます。

そうそう、ブノワ。さんが作られ、
yukieさんがお買い上げの”ブノワ・マジメル”も、
同じく売上金の一部が、
恵まれない子供達の寄付に当てられるそうです。

バラを買うことで社会のお手伝いが出来るなんて素敵ですね。




3月の幕張ガーデンショウでお披露目されたバラ。
その名は”マダム・ミユキ”
鳩山首相夫人に捧げられたバラで、
京成バラ園の作出です。

幕張で見た時には”赤いバラ”としか思いませんでしたが、
これは裏がはっきりとした白で、
とても新奇性に富んだバラだとわかりました。




切り花部門で私の目を一番に惹いたのは、
”リメンブラス”
そうだ、これも幕張のローズゴーランドで気になったバラ。
望遠レンズでバラの名を確認して記憶していたのですが、
やはりここでも気になるバラでした。


なんたってこんなにある中から、
パッと見ただけで目に付いたのですから、
これも奇跡的かつ、運命的な出会いかもしれませんね(笑)。



この切り花も特別に目立っていました。
”ライム”その名の通りの色でした。


2010年の国際バラとガーデニングショウは、
”New Roses 2010”のお陰で、
とてもたくさんの素敵な出会いに恵まれました。

【一期一会の出会いを大切に!
 積極的に話しかければ、思わぬ出会いが待っています】

求めれば道が開かれる。そんな気がした1日でした(笑)
この日の早朝、高速バスが潮来インターに上がってすぐ、
遠くに富士山が見えたのです!

茨城の端っこから富士山を見れる事なんてないと思っていましたから、
こんな奇跡的な出会いに恵まれたので、
『今日は絶対いい一日になる』と確信していたんですよ。

そうそう、もう一本、
ずっと欲しかったオールドローズとも出会えました。
珍しい四季咲きのモス”ジェームス・ヴィッチ”
1000円の新苗を販売していたブースに、
一本だけあったのを見つけた時は、
思わず『あったー!』と口にしていました(笑)。

これも実は河合先生の講習会で一輪頂いたバラで、
赤黒い秋の大輪が、それはそれは見事で、
特別印象に残ったバラだったのです。

大きく育つ秋のバラを夢見て、
新苗達を育ててゆこうと思います。

”ゆうぜん”や”あおい””トットちゃん”等々、
とても魅力的なバラがたくさんありましたが、
今回私達が連れ帰った苗はすべてに、
それを作った方達の想いを体感できたバラ達でした。

美しいバラの向こうに見える歴史や想いに触れることで、
そのバラが一層色濃く心に刻まれるのでしょうね。

ガーデニングショウで出会って下さった方達、バラ達、
そして読んで下さった方達にも感謝して、
今年のレポートを終わりたいと思います。


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国際バラ(2)~ 3人の育種家その1

2010-05-18 22:10:31 | イベント
西武ドームの会場内に着くや否や、
私達が小走りに向かったのはペレニアルのブース。

河合伸志氏の初お目見えの新種、
”ベルベティ・トワイライト”の新苗をゲットする為でした。
”New Roses 2010”で一番私の興味をそそり、
ショウでは新苗が毎日限定10株が出るとの情報を得ていたので、
ブースの場所も頭に入れて、
まずは入場と共にそのブースを目指しました。

私達がブースに辿り着いたのは11時。
会場から1時間半が経過しているので、
10株ではたぶん無理とは思いつつもスタッフに、
『”ベルベティ・トワイライト”ありますか?』と・・・。

やはり皆さん考える事は同じらしく、
『すみません。さっきまであったんですがー。』
『では咲いている見本はありますか?』
『見本株はあるのですがまだ蕾なんです。』

残念・・・。
しかし売り場を見てみると”真夜”があるじゃないですか!
しかも4つだけ!
yukieさんと見本で香りを確かめ、
二人で新苗を迷わずお買い上げ~♪

この”真夜”も今年作出で、どちらも赤黒系のバラ。
”New Roses 2010”でこちらも興味深々だったので、
実際のお花と香りで即決断。

”ベルベティ・トワイライト”は、
国際バラのテーマガーデンで著名なデザイナー、
吉谷桂子さんに河合氏が捧げたバラで、
そんな事から話題性もあったので一番の候補だった訳ですが、
”真夜”との出会いと縁を大切に連れ帰る事にしました。

『河合氏は来られますか?』
『トークショウが終わったらこちらに来るはずですよ。』


薔薇のソムリエ小山内健氏プロデュース


次の情報を仕入れ、
私達は”コマツ・ガーデン”のブースへとー。
すると店先には、
こちらのオーナー後藤みどりさんがいらっしゃいました!

私は初めてお会いするのですが、ごく自然に声をお掛けると、
本でよくお見かけする笑顔でご挨拶して下さいました。

『こんにちは~”アンダー・ザ・ローズ”素敵なバラですね。
 ”New Roses 2010”で良いなと思い、見に来たのですがー』
『ありがとうございます。あそこにあるのがそうですよ。』
『新人の育種家の方の作出ですよね。ブノア。さんのー』
『ええ、今彼もあちらに来てますので話してって下さい。』


またしても良い情報をゲット!
私はブノア。さんのお顔も知りません
私が知っているのは、
趣味で交配をしていたバラが、
今回世に出ることになった個人育苗家の方だということだけ。

でも雰囲気からして、
多分そうだろうと確信を持って声を掛けてみました。

『このバラを作った方ですか?』
『はい、そうです。』
『ブノア。さんですよね。』
『ええ。』

照れながらお話して下さったのは、
フランス風の粋な雰囲気を醸し出す、
個性ある優しそうな男性でした。

今回4つ出されたバラの特徴などお聞きし、
私は実物を見て最初興味を持っていた、
黒赤系のアンダ―ザローズとは違うピンク系のバラ、
”ベラ・ドンナ”を、
yukieさんは白い”ブノア・マジメル”の新苗を、
ブノア。さんにそれぞれ選んで頂き、
一緒の写真も撮らせて頂いたのです。

で、そこで私がふと思い付き、
取り出したのが”New Roses 2010”。
ブノア。さんのバラが記事になっているページに、
サインを頂いたのでした。
もちろん”ミエルさんへ”と名前入りでね。(笑)

私は講習会などに行く時にはその方の著書を持参し、
サインをして頂く事が多いので、
今回は ”New Roses 2010”が役立ったのです。
これならバラ業界の方なら(笑)、
だいたいの方の関連ページがありますものね。

ちなみに”ベラ・ドンナ”は美しい人の意味。
どんなバラかって?(笑)
こんなバラです。


実物の写真は無いので”New Roses 2010”からー

yukieさんが選んだ”ブノア・マジメル”
ブノア。さんが敬愛するフランスの俳優の名だそうです。
『良い俳優だからぜひ映画を観てみて下さいね。』

そんなお話もできて、とても楽しいひと時でした。
そのバラを作った方とお話しして、
バラを選ぶのですから、思い入れも強くなりますよね。

2本目のバラをスーツケースに入れて・・・、
そうだ、そろそろペレニアルのブースに戻ってみなきゃー。
河合先生はいるかしら?

つづくー



小山内プロデュースの新作”ゆうぜん”がメインの巨大な生け花



”ゆうぜん”と”あおい”絶妙な色合わせは、
遊び心をくすぐりますね。



”和”のテイスト溢れる風景は、
斬新でホッと和ませてくれますね。




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国際バラ(1)~ガーデニングショウの攻略法

2010-05-14 21:19:28 | イベント
5月13日、”国際バラとガーデニングショウ”の2日目に、
私はyukieさんと行って参りました。

写真は一番気に入ったガーデン。
こんな雰囲気出せたらなぁと思います。




今回の交通手段は日帰りバスツアー!
鹿島神宮駅を朝7時10分に出発。
何箇所かで参加者をピックアップし、
西武ドームへは10時40分に到着。

非常にスムースな流れで、
予定よりも小一時間ほど早かったそうです。
3時間半の道中も、
おしゃべりしていたらあっという間。

お弁当も付いたバスツアーは、
交通費、労力、時間を考えたら絶対お得ですね。
重い荷物の心配も無く(笑)、
身をゆだねていればいいのですもの。
フルに動き回っても、
疲れは帰りの車中で取れますから(笑)

ちなみに車で1時間の場所に住んでいるyukieさんには、
前日から我が家に泊まって頂きました。
万難を排し(爆)余裕を持っての行動が、
無駄にエネルギーを消費せず、
楽しく廻る秘訣ですね!




まずは会場の様子をご覧ください。
デビット・オースチンのブースです。
今回は素通りでした(笑)。

何しろ滞在時間は3時間半。
目的を絞って行動しなければ、
流されてしまって、ただ無駄に疲れるだけです。

行く場所はあそことあそこのブースで、
何を見るか、何を探すかー。
はっきりと決めておく事が大切だと、
今回しみじみと思いました。

事前に場内マップを入手し、場所を頭に入れておけば、
目指すブースに直行できます。




そして両手はなるべく開けておき、
大きめのバックは必携です。
ちなみに私はウエストバックにソフトなスーツケース(笑)
色々なガーデニングショウで、非常に役立っています。




ガーデニングショウではたくさんのブースが立ち並び、
バラや植物の苗ばかりではなく、
魅力的な雑貨、生活用品、衣料、食品、本など、
様々なモノがお得に売られています。

宣伝のパンフやら、買ったものやらで、
ついつい荷物が増えてしまって、
軽快な動きが出来なくなり、
身動き取れなくなって疲れてしまうのですね。

しゃがみ込んだり、覗きこんだりすることが多いので、
身軽に、動きやすい服装で行動することが何よりですね。




この日は2日目の平日と言うこともあってか、
それほどの混雑を感じることなく、
写真も撮り易かったです。




素敵なお庭の前には、
どうしても人がたくさん集まってしまうので、
なかなか人の写りこまない写真を撮るのは難しかったりしますが、
昨日はそんなこともあまり無く、
撮りたいものをすぐに撮る事ができました。

家に帰って写真を見てみたら、
人の頭ばかり―と言うことが嫌なら、
初日と土日は避けた方が無難ですね。




一昨年初めて参加したこのショウでは、
お祭り騒ぎの様子に私はすっかり舞い上がってしまい、
夢中になって動き回っていて、
帰る頃には喉はからから、肌は乾燥(笑)
足取り重く、ぐったりと放心状態で(爆)
帰りの電車に揺られていたものです。

なので飲み物は常時携帯!
そして顔にシュッシュッと吹きかける、
ローズウォーターも必需品(笑)
お肌に潤い補給と、
気持ちのリフレッシュが出来ますよ~♪




ちなみにこれらの素敵なお庭やお花の展示を見たのは、
最後の1時間ほど。
そう、後回しにするのです。




写真を撮るのも、だいたいその頃になります。
なるべく両手を開けるには、
カメラはちょっとお邪魔ですよね。
重たかったり、出し入れも面倒だったり。
なのでなるべく後でまとめて撮る方が、
効率的に時間を使えます。

気になる部分や気に入った植物、配置などは、
重点的に写真に収めておいて、
後でゆっくり観察しましょう。
バラの場合は名札も必ず撮っておかないと、
後で絶対に忘れてしまいますからー(笑)




そして今回一番役立ったモノ。
これがあったから何十倍も楽しめ、
記憶に刻める出会いがありました。

”持っていって良かった”
心から思えたモノ・・・。



それは”New Roses 2010”
薔薇好きの禁断の書!(爆)

この本を熟読し、当日持参する事。

どう役立ったかと言いますと・・・

つづくー



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フラワー&ガーデニングショー IN 立川 (3)

2010-04-28 21:39:11 | イベント
涼しげな水のオブジェのあるお庭。
ボール状のガラスの中にはなんと赤い金魚が一匹!
ちょっと可愛そうな気もしましたがー。

奥に見えるのは??




鳥のトピアリー。
仲睦ましい様子に癒されますね。




手前には川が流れ、
石で出来た太鼓橋が掛っています。




こちらはストーン・ガーデンとでも言うのでしょうか?

お花のグラデーションの妙にため息が出ます。
なかなかこんなにナチュラルな感じには出来ませませんね。




あら、バラがある!
石塀の質感とオレンジのバラがとても素敵~☆




日本にはあり得ない石造りのお家。




おとぎ話に出てきそうですよね(笑)。
バラが咲いたら夢のよう!




こちらは例のミニュチュアハウス群。
夢があって浪漫があって、子供心を思い出せた気分。
私も小さくなってこの世界で遊んでみたいです(笑)。




今回色々なお庭を見て、
全体的に印象に残ったのが”石”でした。
自然界にある石の使い方次第で、
お庭全体が際立つんですね。

そして”自然”を感じさせるお庭が多く、
奇をてらったり、人工的だったりすると、
人が落ち着けないのがわかりました。




特にこちらのお庭、ごくごく自然な景観に驚きました
これ、言われなければ、
人の手によって作られたお庭だなんてわからないですよね。

板塀で囲われたお庭に2,3人だけが入り、
石に座って眺めた景色がこれ。

出てきた時に係の方が、
”何も無かったでしょ?”って問いかけるのです。

いえいえ、何も無いのが自然。
この日は日射しが水面を照らしていたので、
キラキラ光るお庭が心和ませてくれました。

自然に包まれた時、人は安堵するのですね。
まさに自然そのもの!

お庭は人のライフスタイルを表すもの。
いえ、そこにいる人そのものを表現するものなのでしょうね!

庭の実例集のようなガーデンショー。
普通のお花好きの人には楽しむ場面が少なくて、
通常2200円、前売りで1800円の入場料は、
かなりお高い気がしました。

でも、専門書を買ったうもりで、
生のお庭を一堂に見られたと思えば妥当かな?

そう思うことにしました(笑)。

実はこの日、私達はこのイベントの他に、
あと2か所も素敵なお庭を覗いてきました。
そちらの方もお楽しみくださいね。
もっともっと遠い所まで遠征してきましたよ~(笑)


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フラワー&ガーデニングショー IN 立川 (2)

2010-04-27 20:34:33 | イベント
ガーデン部門の中で一番人気のあったお庭はこちら。
やはり青のお庭でしたかー(笑)
うちのテーマカラーのスレートブルーより、
ずいぶん明るい青でした。




こちらにも丸い窓が付いていて、
外からも覗けそうです。




太陽の光が良く似合うお庭。
柔らかいパステルカラーにお花が映えますね。




ブリキのジョウロがとても絵になりますね。
プラスティックではこうはいきません(笑)。




昨日の額縁のような窓から覗いたお庭、
気になりますよねぇ。
違う面には高さのある柵があって、
こちらにもついつい近寄って覗いてしまう人々(笑)
あっ、アイスバーグが!




気になる向こうのお庭はこんな感じです。
青いデルフィニュームが効いていますね。




存在感のある黒い壁で取り囲まれたお庭。
こちらにも丸い窓が―。
しかも低い位置なのでかがんで覗いてみると・・・




真っ赤なバラが!!




想像力を刺激するお庭には、意外性が隠れています。
”驚きと発見”
”ワクワク、ドキドキ”に出会えますね☆


つづくー



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フラワー&ガーデニングショー IN 立川 (1)

2010-04-26 22:10:55 | イベント
17日から25日昨日まで、
東京の西部、立川にある昭和記念公園で、
”東京インターナショナル・フラワー&ガーデニングショー”
第一回目が開催されていました。

私は高速バスとJRを利用し、3時間かけて行ってきました。
立川駅のマックで8時半に待ち合わせしたのは、
東京在住バラ友のTさんです。

この日は素晴らしく晴れ渡ってまさに夏日!
暑い位のお天気でした。




とても広い会場にはプロの手による、
嗜好を凝らした様々なガーデンが造られていました。

ちなみにこの2枚の写真はドールハウスのような、
ミニュチュアのスケールで展示してありました。

右のピンクのバラは世界一小さなミニバラ”リトル・ウッズ”
(先日の記事でご紹介した、私の寄せ植えに使っていた品種)
花径が1センチですから、大きさが想像できますよね(笑)。




まずはハンギングコンテストに参加された作品の中からー




びっしりとお花で埋まった小さな世界に、
たくさんの個性がひしめき合っていますね。




そして作る人の個性がここに凝縮されています。
感性とひらめきでお花の個性を引き出し、
作者自身を表現するとでもいうのでしょうかー




こちらの作品はTさんの先輩のもので、
今回金賞を受賞されたそうです。

まとまりのある一体感、
ナチュラルで優しい素晴らしい作品ですね~☆




コンテナ部門でも個性的なものが目立ちます。
アジサイを取り入れた野趣味なもの。

うちでもクズのツルが採れたので、
何か作ってみたくなりました。




こちらもアジサイがひときわ存在感を見せる作品。
私も帰ってから早速、
アジサイの寄せ植えを作ってしまいました。

他の方の作品やお庭を見ると、
感性が刺激され、何かに生かしたくなりますよね☆




壁に開けられた窓から覗くお庭。
想像力が掻き立てられる演出効果です。

さあ、この先にはどんなお庭が創造されているのか?
これから数々のお庭をご案内しますね!

つづくー



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