朝日新聞の総選挙の出口調査結果をみて、
70歳以上 昭和生まれ 焼け跡世代、第二次世界大戦終戦、全共闘世代
60歳代 昭和20年代生まれ 団塊の世代、しらけ世代 第一次ベビーブーム世代 第一次オイルショック
50歳代 昭和30年代生まれ 新人類、バブル世代 サブカルチャー隆、ツッパリ文化
40歳代 昭和40年代生まれ 団塊ジュニア、氷河期世代 第二次ベビーブーム前後、バブル崩壊
30歳代 昭和50年代生まれ ポスト団塊ジュニア、コギャル文化、ゆとり教育、インターネット普及
20歳代 平成10年代生まれ 脱ゆとり世代
10歳代 高校生
50、60歳代・・・自民党-30%前後、立憲民主党-23%前後、希望の党(民進党)18%前後
30、40歳代・・・自民党-35%前後、立憲民主党-20%前後、希望の党(民進党)17%前後
70際以上 ・・・30、40歳代とほぼ同じ
10、20歳代・・・自民党-46%前後、立憲民主党-12%前後、希望の党(民進党)14%前後
公明党支持は全世代にわたって9%前後である。共産党は7%前後で年齢が高いほど支持率が高い。
以上の事から戦後民主主義が叫ばれた時代に育った人は自民党よりむしろ、リベラル支持層が高く、教育者も民主主義を推す教育者が多かったことを示している。その後大学入試のセンター試験が行われることで画一的教育と、義務教育の教科書無償配布とともに政府による教科書検定権が強なった。その結果、時の政権の意向がだんだん色濃く教科書に反映されて民主主義的教育が重要視されず、規則に縛られる画一的教育が進んだ結果、歴史教育での戦争悲劇が弱められ、戦争に突入した軍閥、軍人による戦争突入の悲劇が弱められ平和国家への反省が薄められてきた。同盟国であったドイツと正反対の行動である。歴史的に見て勇ましいことが極端な物言いが流行ることは民主主義を破壊し、軍国主義になっていくことが多く気をつけねばならないことである。匿名に乗じたネット右翼は平和主義、基本的人権の無視する発言が多く、集団的攻撃は民主主義を破壊する行動に他ならない。戦前の右翼的婦人会、教師、軍人、政治家と一丸になって、民主主義的発言を封じ込めて戦争に突入し事を記憶を新たにしなければならない。
歴史は政権を取ったものに合うように書かれるので、現在のように長期政権が続くと教育を利用した歴史の改ざんが進んでしまう。70年近く自民党の政権が続いた結果、10,20代は軍国主義的考えを持つようになった見られる。このままでは後10年もすると気に入らなければ他国に戦争を仕掛けても良いと考える世代が多くなり、憲法改正が現実的になり蛮勇軍人が軍属財閥が政権を取ってしまうことも懸念される。
立憲民主党は民主主義を愛する人たちの受け皿になったので、日本国憲法の前文を大事にして欲しいと考える。
私としては自衛隊は自然法的合憲を認めてほしいと考える。貧困のため右翼化するのを防ぐため、貧乏人対策を進め、世界に民主主義の理想国家を目指す政党になってほしいと考える。10年計画で政権を奪取することを目指してほしい。教育で民主主義、基本的人権、そして平和主義をおしえ、不平等条約(地位協定の改正)を目指してほしい。少なくとも米兵が基地からの外出は軍票もしくはパスポートを管理を行い、基地外の犯罪捜査権と犯人引き渡し権を日本に返してもらう行動を宣言すべきである。枝野氏は今回の選挙結果をベースに、熟考し、日本のあるべき姿を党の基本姿勢とするため熟考して頂きたい。
=====<by やじさん>======