なんでもない毎日。

それなりに楽しい日々。

天地人 第44回「哀しみの花嫁」

2009年11月01日 | 天地人
心を開かない勝吉(本多政重)に戸惑うお松に、お船が自分が兼続と結婚した頃の話を聞かせてました。
前の夫が亡くなって1ヶ月で兼続と夫婦になるよう命じられて戸惑った、まことの夫婦になれるのか不安だった、と。
嘘だ。
前夫・信綱さんが生きてた頃から、お船と兼続は密会してたじゃない。
あれだけ信綱さんを蔑ろにして、「兼続、兼続」って言ってた口からよくもそんな嘘がするすると飛び出してくること。
ここのシーン、ものすごく不快でした。

冬の米沢に全く雪が無い事にも驚かされましたが、愛姫が仙台に居たのには非常に驚かされました。
粗末先生は愛姫と五郎八姫を勘違いしてるの?
愛姫は豊臣時代に人質として京へ上ってから、徳川時代には江戸にいて、仙台へは亡くなるまで一度も訪れた事は無いのですが。
兼続が治水の相談で政宗を訪ねて仙台へのこのことやってくるのも、政宗が米沢(というか長井?)へほいほい訪れるのもどうかと思うけど、せめてこの仙台での面会シーンを江戸って事にしとけばいいのに。
それでもこの治水についての相談シーン関連は変だけどね。

年の瀬に雪が全く無い米沢の描写にもホント驚いた。
服装も季節感が無くて、写った庭も季節感皆無で、特に季節を気にしないで見ていたのに、信子が「年の瀬」って…。
製作陣は越後以外は雪が降らないとでも思ってるのか、撮影した時にはまさか真冬のシーンだと思ってなかったのか、どっちだろう。

天地人は残り3回となったけど、この期に及んでこんな内容の薄いホームドラマをダラッと放送する、そのペース配分というか、兼続を1年間に渡って描く為のエピソードの取捨選択のセンスが酷すぎる。
大河ドラマだとこの話数くらいになると、エピソード詰め込んで端折って駆け足で、慌しい内容となるのに。
一緒に見ていたお父さんは「もう直江先生の仕事は終わったな」と言って、途中で風呂へ行っちゃったよ。
まあ私も途中、嵐の番組を見てたけど(笑)

天地人は唐突に新しい人物がポッと登場するから、先週、本多正信の脇に居たのが政重かと勘違いしてたよ私。
あれは正純だったのね。
今回は突然、秀忠が登場。
そして「豊臣への義」とか変なことを口走ってた…。
これって、いままで真っ黒に描いていた家康を今更真っ白には描けないけど、このままじゃ上杉の変節って事になっちゃうから、秀忠を真っ白な人と描いて、上杉は変節してないですよ~ってする為のあからさまな伏線?
この先のネタバレをチラ見したけど、とても酷い捏造エピソードがてんこ盛りでした。
こんな事をするのなら、架空の人物を創作して、有名な武将と絡ませておいしいエピソードをつまみ食いさせておけば良かったじゃないと思うの。
なんで史実を斬捨てて、捏造ピソードを創作しまくるんだろう?
なんでそれを兼続でやろうと考えたんだろう?

で、今日の話しで何をしたかったのか、サッパリ分からずに視聴終了(笑)

次週、第45回「大阪の陣へ」。
…まだ大阪の陣始まらないの?!

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