なんでもない毎日。

それなりに楽しい日々。

天地人 第42回「将軍誕生」

2009年10月18日 | 天地人
将軍誕生というより、むしろ菊姫の死とかの方がタイトルとして合ってたと思う。
だって、カネタン主従、将軍誕生したって心からの祝辞は述べないし、それどころか景勝は家康への挨拶をドタキャンする有様。
カネタンが景勝がいない事を詰問された際に、親子や夫婦がお互いを思いやる心なくして天下を治めることはできない、なんてエラソウに意見を述べていたけれど、家康って幼少から家族関係ではとても哀しく辛い思いをしてきている訳で、カネタンが単なる人の心を思い遣る事の出来ない嫌な人としか思えなかった。

景勝・菊姫夫妻は、これまでカネタン夫妻のマンセー要員でしかなかったので、いまさら夫婦愛とかをやられても手遅れです。
本来の大河なら、今日みたいな回では、これまでの紆余曲折とかを思い出しつつ号泣も出来ましょうが、全く感情移入できないのが天地人クオリティ。
菊姫は賢夫人と言われていると聞いていたけど、天地人だと単なる世間知らずのワガママ姫でしかなかったもんな…。
景勝が江戸で家康との謁見をドタキャンして京の菊姫の元へ行ったり、菊姫死去の報を聞いた後に秀頼へ正月の挨拶へ行って、挨拶を述べている最中に泣き出したりしたのも、とってもマイナス。
ここをグッと堪えてやる事をこなしてから向かう、とか、平静に挨拶をした後に人知れず密やかに悲しむ方が、見ていてもらい泣きしそうに思えるのに。

カネタンの金魚の糞・上田衆も毎度「オレも、オレも、オレも、オレも」しか言わなくて、なんでこんな人達が重臣なんだろうかと。
お船は京都から米沢へどこでもドアを利用して戻ってくるし。
つか、竹松の病のエピって必要?
そういや菊姫が上杉の犠牲になって竹松が直江家の家督を継げなくて小さな心を痛めているのではとか何とか言ってたけど、アレは父親のカネタンが全ての元凶なのに、ちゃっかりお家の犠牲にすり替えやがった!
景勝の側室を迎えずに養子を取るという考えに、仙桃院が謙信公の二の舞をするつもりかとか聞いていたけれど、一度、現・上杉家の面々にあの御館の乱って一体何だったのかと問い詰めてみたい。
妙椿尼はあやふやな内にいなくなっちゃったけど、遺言状捏造に関わった仙桃院とお船ととばっちりを受けたカネタンに。
遺言状を捏造した事なんかもうすっかり忘れ去ってるとしか思えない。
忘れているというか、もうすっかり無かった事になってるよね…。


そして遠山康光。
なんだかすっかり家康の重臣の位置に納まってしまってます。
もしかして粗末先生は遠山康光の子孫が遠山の金さんとか思ってる?
今からでも良いから御館の乱の鮫ヶ尾城で、景虎様と一緒に自害させてあげてください


伊達政宗は…やっぱあの人は残念ながら伊達政宗と書いてイタチマサムネと読む別人なんです
家康の事を"舅殿"って呼んでるし、礼儀知らずだし…家康にあやつ(カネタン)の事を買っているとか言われちゃうし。
この先マンセー要員と化しそうな悪寒。


次週、第43回「実頼追放」。
上杉家で唯一まともな大国実頼がいなくなるとか、この先どうするのよ

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