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さよならソラナックス、よろしく離脱症状

パニック障害が悪化したと思ったら、薬の離脱症状…?ソラナックス断薬からの奮闘記。

パニック障害とパチンコ・パチスロ 前編

2014-01-29 15:01:00 | パニック障害
以前は、パチンコ・パチスロを知らない人にも分かるように書きましたが、今回は気にせず書いてみます。
内容が重複する部分があったり、時系列が正確じゃないかもしれません。
だんだん記憶が曖昧になってきているので、パニック障害とパチンコ・パチスロについてブログに書くのは、これでおしまいです。

初めてのパニック症状は、番長2の特訓中を打ってる時に起きました。
バケ終わりの特訓でした。
大雑把に言えば、パチンコの4Rボーナス終わりのST中みたいなもんです。

それで、特訓中に動悸とめまいが止まらなくなり、イスに座っているにもかかわらずグルグル回ってる感覚に襲われました。
…何だこれ!?と頭の中はパニックになり、大当りを期待してるドキドキ感は無くなり、どんどん気持ちが不安になっていきました。

ソワソワして居心地が悪いような気持ちになり、ホールの休憩スペースにマッサージチェアがあったので、ちょっと休んでみようと思いました。

マッサージチェアを倒して横になってみると、まだめまいがするので、その時にこれはまずいな…と感じ、ゾッとしました。
体験したことのない異変が体に起こってると実感しました。

店員に相談しようかと思ったんですが、やる気のないダラダラした感じで立ってたので、無理だな…と思いました。
パチンコ屋はとてもうるさいので、「すいませんけど!体の調子が悪いんです!」と言ったところで、店員に「は?」みたいな反応されるだろうと想像できたので、何とかメダルを換金して外に出ようと思いました。

こんなときは、全国展開している大型ホールの溢れんばかりの笑顔の店員さんがいいですね。
なんか、助けてくれるかも、って思えます。

とりあえずここを出ようと思い、特訓中の台を捨て、乱れたスーツを整え(ネクタイとベルトをゆるめてたから)平静を装いメダルを計数してもらい、逃げるように外に出ました。
途中、何度も倒れてしまうんじゃないかと、かなり不安でした。



なぜパチンコ屋でパニックになったんだろう…?
心療内科で聞いてみたり、ネットで調べたりしましたが、パチンコとパニック症状の関係は分かりませんでした。

もう少しで、初めてパニック症状が出てから2年目になります。
自分の症状を観察してきて、パチンコ屋でパニック症状が出た原因が、いくつか思い当たります。

まず、前兆がありました。
仕事を変えてから、過敏性腸症候群になりました。
そのため、朝食は少な目、昼食は缶コーヒーだけ、夜はたくさん食べる食生活でした。

仕事が終わってから打ちに行っていたので、ジュースとタバコで空腹をしのいでました。
若い頃はそれくらい余裕だし、体力もあったんでしょう。
しかし、偏った食生活で血糖値を乱高下させたり、半年で7キロぐらい痩せてしまって、体力も落ちていたと思います。

さらに、タバコをいっぱい吸って、パチンコ屋の音と光の環境。
体がストレスの限界を超えてるのも知らず、空腹に冷たい7UP(炭酸ジュース)を飲んだ事がパニック発動のきっかけになったんしゃないかと思います。
ジュースの冷たさで、胃がギューっとなってから具合悪くなったので、可能性は高いと思います。

心の問題をあえて挙げるなら、パチスロなんて面白くなかったです。
ゲーム性とかではなく、パチスロだけしかない生活に後ろめたさを感じてました。
でも、止められなかったし、止めたら仕事だけして、もっとつまんない生活になると思ってました。

なにより、パチスロに夢中になっていれば、寂しさや不安を感じなくてすみました。
普通に友人がいて、職場で孤立してたわけでもないんですが、どこにいても誰と話してても、何か違う感じがしていました。

一方で、パチンコ屋に向かう時の自分は充実感と希望に満ち溢れていたので、やめようなんて思いもしませんでした。

パニック障害とパチンコ・パチスロ 後編


パニック障害とパチンコ・パチスロ 後編

2014-01-29 15:01:00 | パニック障害
パニック症状が起きてから、10ヶ月ぐらいは薬を飲みながら、パチンコ屋に通ってました。
パニック発作が起きないように、ソラナックスという薬を飲んでいました。

初めて心療内科でその薬を処方された時は、薬の効き目を確かめたくて、そのままパチンコ屋に打ちに行きました。
たしか北斗の世紀末を打ちました。

打ち始めるとすぐに軽い予期不安があったので、用意してた薬を飲んでみました。
効いてるのか分からないけど、パニックの発作は出なかったのでひと安心しました。

それからは、不安になり始めたら薬を飲み、落ち着いたらまた打ち始める、って事を繰り返すんですが、今は後悔してます。
まずはパチスロを少しお休みをして、療養に専念しておくべきでした。

結果的に、パチスロを打つ→不安になる→薬を飲む、っていう行為を繰り返す事によって、体がパチスロを打つ事は不安なんだと記憶してしまった気がします。

本屋も最初は大丈夫だったんですが、我慢して本屋に行くことを繰り返していたら、本屋に入って数分で予期不安が起こるようになってしまいました。
体が記憶してるのか、心なのかは知りませんが、繰り返す事で不安が定着してしまった感じはあります。


半年を過ぎた頃から、薬を飲んでも効かなくなり、ARTの残りゲーム数を店員にリセットしてもらい、ホールから逃げるように帰ることが多くなりました。

当たれば冷や汗。上乗せすればめまい。
大当りやレア役を引きたくない!
でも、投資してる…という矛盾が生じ、自分は何のために打ってるのか分からなくなってきました。

最終的には、イスに座ってサンドに千円を入れただけで予期不安になり、限界を感じてパチンコ屋に行くのをやめました。


今はパチンコ、パチスロの動画を観てるだけで満足だし、打ちたい欲求が無くなりました。
またパチンコ屋に通い始めたら、ハマるかもしれないんですが、体がパチンコ屋を拒否するので、打てるとしても5年、10年後になるのかなぁと思います。


以上で、パニック症状とパチンコ・パチスロについてのお話は終わりです。
予期不安で外出時は不便になりましたが、ずっとやめようと思っていたパチスロはやめられました。
それが良かったのか、悪かったのかは分かりませんが。

パニック障害と肩こり

2013-04-25 16:14:55 | パニック障害
パニック障害と肩こりの話です。

仕事は殆どパソコンを使用しているので、常に肩はこっている感じでした。

しかも、仕事帰りにパチンコ屋に寄り、「パチスロ」という、メダルを使用した図柄を揃えるゲームで遊んでいたので、肩こりはさらに酷くなる環境でした。
そして、肩こりだけでは無く、首のコリも気になっていました。

パニック障害は肩や首を調整すれば治る!みたいなサイトもあったので、もしかすると原因は肩こりなのか?と思ってました。
それで、体操などを調べては実践したりしました。

ソラナックスを飲めば筋肉が緩むことは知っていました。
しかし、対処療法でしかないと思っていたので、根本から肩こりを治すことを目標に色々試していました。

離脱症状とは知らず、迷走していました。
でも、薬の離脱症状なんて知る機会がないので今となれば、しょうがないですが。
精神的にも強くならなければ!なんて事も思ってました。

パニック症状を誘発する原因のひとつに肩こり、首のこりがあるという考えは、私の体験では少し違う気がします。
しいて言うなら、同時に繋がり合っている症状、みたいな感じです。

もちろん、肩はこって無い方がいいし、症状は人それぞれなのですが。


パニック障害とギャンブル

2013-04-25 10:28:25 | パニック障害
パニック障害のきっかけになった、パチンコ屋の話なんですけども。

パニック障害という事実にも慣れてきて、実際症状が出なければ大したことないと認識してるレベルの頃。
懲りずにパチンコ屋にのこのこと通ってました。
動けなくなる事はなかったですが、予期不安はかなりあったんです。
それを察知してソラナックスで落ち着かせる、みたいな事をして遊び続けてました。
なぜか、大当りしちゃうと予期不安が起こりやすかったです、致命的なことに。
ほんとなら嬉しくてニコニコしている場面なのに、私は顔が真っ青になり、心の中で「早く終われ…」と祈ってました。
じゃあ、行かなければいいのに、って選択肢、あります。
わかります、頭では。
それが出来ない、やや依存症ぎみだったので。
よく意志の弱さとか言う人いるけど、そうじゃなく、もう生活のシステムの1つにギャンブルがあるので、その歯車を取っちゃうと、どこかで歪みが起こるのが分かってるので、止めるに止められないみたいな感じがあったんです。

そんな感じでパチンコ屋に行く、大当たり、ソラナックス飲む、みたいな事をしてたので、頓服で飲むことになっていたけど、2日に1回は必ず飲む感じになっていきました。

これが後々、離脱症状に苦しむとも知らず、パニック障害ながらも楽しく過ごしていた頃の生活です。

パニック障害と、よく知らない人

2013-04-20 21:46:41 | パニック障害
パニック障害になって感じた事の話です。

わたしがよく見かけるなぁ、って思うのが、パニック障害では死なないって言う言葉なんですけども。

パニックの症状がでると、あれ、わたしこのまま死んでしまわないよな…っていう不安になることがあるんですね。

まぁ、それに対して、絶対的な安心を与える意味があると思うんですけどね。
パニック障害では死なない、って言葉は。よくネットとかで見かけるんです。
確かに死にませんでした、パニックの症状では。

でもね、経験すると分かるんですけど、滅茶苦茶つかれるんですね。
もう、どわーっと。これね、ものすごい表現しにくいんですよ。
それでね、パニック障害になったことない人とかが言葉だけ知ってて言うのはどうかなぁって思うんですよ。

なんでかって言ったら、毎回死ぬんじゃないかって事が身体の中で繰り広げられてるんですよ。
言ってみたら、高いとこが嫌いな人に1日に何回かバンジージャンブさせてるようなもんで、それを横から絶対安全だから!絶対落ちないから!って言ってるようなもんなんですよ。

いや、そうじゃないだろうと。高いとこ嫌い、落ちる、それだけでどれだけ精神的に大変か分かるんじゃないかと。
それを、ロープの安全アピールされても、ああそうですかい、って楽しめるわけないんですから。

初診で初めて医者からパニック障害では死なないって言われるのはいい、パニック中に自分に言い聞かせるのもいい。
Yahoo知恵袋なんかで、パニック障害なったことないようなナントカマスターが言うのは、見たくないって思います、わたしは。
借り物の言葉を使う様が、見ていられないんですね。

じゃあ、お前ならそういう時なんて言うんだって言われたら、応援するしかないんですけど。
パニック症状も離脱症状も、どちからと言えば孤独な内的闘いだと、わたしは思っているので、この辛さを体験していないからこそ言える軽口に対して、ちょっと不満を感じるところがあったという事なんですが。

とはいえ、わたしが軽口だと思っている言葉で気持ちが救われる方だっていると思うので、正解などないのですが。

できることなら体験などせず、よく知らない人に戻れるなら戻りたい気持ちもあります。