山村有佳里のミュージック+プラス

ミュージック+プラス 第104回放送 木村有子さん

radio info fm797 2024-1-10 14pm&23pm

 

fm797「山村有佳里のミュージック+プラス」第104回放送は子どもの本のチェコ語翻訳家木村有子さんをお迎えしてお届けしました。

いつしかチェコ関係で仲良くさせていただいていた

木村 有子さん。

 

この番組では朗読家馬場靖子さん、アナウンサーの松尾翠さん、フランス人ジャーナリストDora Tauzin (ドラ・トーザン) Officialさんなど

朗読とフルート、でお届けして来ましたが、

今回久しぶりに木村有子さんのご自身の著書「チェコのヤポンカ〜私が子どもの本の翻訳家になるまで」(かもがわ出版)の一節をご自身に朗読していただき、私のフルートを合わせました。

私が演奏した短い曲は、なんと木村有子さんが本当にチェコに住んでいた時に使用していた小学校の音楽の教科書に載っている曲で、モラビア民謡でした。なんだか自分のチェコ時代の風景にトリップしていたら入るの不思議なタイミングになってしまった(_;スミマセン

挿絵もてんとう虫が🐞クラリネット吹いていたり

可愛いかったです。

有子さんのお陰で私も貴重な小学唱歌に触れられました。

 

社会主義時代に暮らしていた木村さんと

社会主義が崩壊して12年目から暮らしていた私と

のチェコへの想いが少しわかって頂けたら。

 

東欧と便宜上呼んではいるものの、

私がチェコに居た時からチェコ人は「ここは中欧」と主張していました。日本にいるとその彼らの

なんとも言えない感情は伝わりにくいかもしれませんが、チェコを気にしながらベルリンの壁が崩壊した瞬間に立ち会った有子さんと、その後のチェコの真冬のある日、死体と目が合うという体験をした私

。同じ国の続きの物語だな、と

私は木村有子さんの「チェコのヤポンカ」を読みながら自身の「有暮れのアリア〜歴史を受け止め、いま奏でる」のチェコの章を重ねました。

"あの時"があって""がある」

 

とはいえ、チェコ人は温かい国民です。

WBCでボールを当てた選手が謝りに行く、

という場面を目にした日本人も多いと思います。

番組中でもそういった国民性に触れています。

あー、私も大家さんが作ってくれたキノコのフライ食べたいです!

 

番組HPからpodcastで聴いて頂けます。

 

 

木村有子「チェコのヤポンカ〜私が子どもの本の翻訳家になるまで〜」(かもがわ出版)

https://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ta/1310.html

山村有佳里「有暮れのアリア〜歴史を受け止め、今奏でる〜」(たる出版)

http://taru-pb.jp/book/detail/?id=190

 

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