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山村有佳里のミュージック+プラス

毎月第一火曜14時&23時FM79.7にて「山村有佳里のミュージック+プラス」放送中♩

ミュージック+プラス vol.106

2024-12-04 10:22:25 | ラジオ


fm797「山村有佳里のミュージック+プラス」第106回放送でした。気がつけば12月で毎年の事ながらあっというまに1年が終わり。今年は6月に放送第100回放送を迎え、これまでご出演頂いたゲストさんから温かいメッセージをいただき、また新しく素敵なゲストさん達をお迎えしてお届けする事が出来ました。

年内最後の放送は、昨日の投稿にも書いた、北欧の冬至の儀式ルシアとユール(クリスマス🎄)の事を中心にお話ししました。
スウェーデンだけでなくデンマークでもルシアはします。
住んでいた時も学校の寮で、ピアノの先生と私のフルートでルシアの儀式の中で踊る舞踏曲を演奏しました。演奏しながらキャンドルのふわっとした光の中で正装した男女が踊る様子を見て、さながら子供のころに見た、絵本や御伽話の中に入ったような感覚で今では夢の中のような北欧の冬の思い出です。

楽曲はこの時期にぴったりな
少年合唱団LIBERAのために書かれた
村松崇継作曲「彼方の光」をフルートで。
ボーイソプラノって永遠の声でないところが切なく美しいですよね。イギリスに住んでいた時のホストファミリーの9歳の男の子の合唱の話、うちにフルートを習いに来ていたちょうど変声期の男の子の気持ち、なども今日はお話ししています。

再放送は23時から。
リスラジのアプリをダウンロードして
お聴きください。

http://listenradio.jp/sp/

また、明日以降もSpotify,apple podcast, amazon musicでお楽しみいただけます。

さて「山村有佳里のミュージック+プラス」は来年2月で10週年を迎えます。まだ何をしようか、するっといつも通りにするか思案中ですが、何かこんな事はどう?というアイデアやリクエストがあればお知らせください。

2024年は放送100回を迎え、リスナーの方々、ゲストの方々、ラジオカフェスタッフに感謝の年でした。
2025年も楽しい番組がお届け出来るよう頑張りますので引き続き応援のほどよろしくお願い致します!

opening Mozart Andante(Yukari Yamamura picc. Yuka Nakatsuka pf)

T.Muramatsu far away (Yukari Yamamura fl.)

Ending
Gluck Ballet des Champs Elysees (Yukari Yamamura fl. Yejin Han pf)

engineered by Akihiko Goto(Timemacine record)

そして!指導校の生徒が京都ビッグバンドフェスティバルのオーディションに
トップ合格しました!早めのサンタさんがきた気分です
🎅🥰

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#2024年はありがとうございました
#2025年もよろしくお願いいたします
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ミュージック+プラス 第105回

2024-11-05 16:52:29 | ラジオ

 

 

fm797「山村有佳里のミュージック+プラス」第105回放送でした。
秋晴れの良い天気の今日の京都から今月はソロでお届けです。
昨日、京都の徳正寺さんで能楽師の安田登さん率いる一座の
朗読と音楽の公演を拝見して、安田さんは能楽師として能のメソッドを取り入れた朗読ライブの公演もされていてNHK Eテレでも朗読・指南役でもご活躍されています。昨日は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の怪談から耳なし芳一などを中心に、八雲の生きた近代と近世のあわいの世界を、異郷からのまなざしを通してかたっていただく、という朗読と音楽の一夜でした。
チェロの演奏と歌でアイルランド民謡「ロンドンデリーの歌・ダニーボーイ」で始まり、八雲の朗読が始まるというものでしたが、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)はアイルランドがルーツということもあり、この演出に至ったようですが、今日の放送は先日イタリア大使館で出会った方にご紹介頂いたアイルランドのコーラスグループ、ANUNAのアルバムから「エアレンデル」を流しながらお届けしました。アヌーナは神秘のケルティック・コーラスと呼ばれている通り、澄んだ美しい声のグループですが、今月11月22日から日本でのツアーが始まり、とりわけ12月7日の東京すみだトリフォニーホールでの公演「アイルランドの神秘と日本の幽幻が繋がる」と称し、「小泉八雲」雪女をテーマにケルトの幻想を描く特別プログラムだそうです。
今回ANUNAアイルランド、そしてアルバムをレコーディングしたというアイスランドの雪を連想させ、八雲の雪女と繋がり、
なんとも言えない神秘的な声とリンクするなあと思っています。
デンマークに住んでいた時、アイスランドはデンマーク領で、デンマーク語を話す国民なのですが、北欧諸国ってデンマークもノルウェーもスウェーデンもそれぞれ違う言語ながらも通じ合うのですが、とはいえやはり違うので90パーセントくらいはわかるけど、あとの10%はわからないのよ、とデンマークで一緒だったフルート奏者のアイスランド人の友人が教えてくれました。
ANUNAの曲の歌詞はアイルランド語、ラテン語、アイスランド語、英語古語が織り込んであるのですが、その、10パーセントの少しわからない言語の隙間、が私には神秘的だなあと思った経験を思い出させます。

再放送は23時から。
京都市以外の方は
リスラジの無料アプリをダウンロードしてお楽しみください。
http://listenradio.jp/sp/

10月からspotifyp、applepodcast,amazon music
で聴いて頂けるようになりました!

opening Mozart  Andante(Yukari Yamamura picc. Yuka Nakatsuka pf)

English  Scaborough fair
Irish        Londonderry air  (Yukari Yamamura fl.picc, Tomomi Ota accord)

Ending
Gluck   Ballet des Champs Elysees (Yukari Yamamura fl. Yejin Han pf)

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ミュージック+プラス 第104回放送 木村有子さん

2024-10-04 11:46:41 | ラジオ

radio info fm797 2024-1-10 14pm&23pm

 

fm797「山村有佳里のミュージック+プラス」第104回放送は子どもの本のチェコ語翻訳家木村有子さんをお迎えしてお届けしました。

いつしかチェコ関係で仲良くさせていただいていた

木村 有子さん。

 

この番組では朗読家馬場靖子さん、アナウンサーの松尾翠さん、フランス人ジャーナリストDora Tauzin (ドラ・トーザン) Officialさんなど

朗読とフルート、でお届けして来ましたが、

今回久しぶりに木村有子さんのご自身の著書「チェコのヤポンカ〜私が子どもの本の翻訳家になるまで」(かもがわ出版)の一節をご自身に朗読していただき、私のフルートを合わせました。

私が演奏した短い曲は、なんと木村有子さんが本当にチェコに住んでいた時に使用していた小学校の音楽の教科書に載っている曲で、モラビア民謡でした。なんだか自分のチェコ時代の風景にトリップしていたら入るの不思議なタイミングになってしまった(_;スミマセン

挿絵もてんとう虫が🐞クラリネット吹いていたり

可愛いかったです。

有子さんのお陰で私も貴重な小学唱歌に触れられました。

 

社会主義時代に暮らしていた木村さんと

社会主義が崩壊して12年目から暮らしていた私と

のチェコへの想いが少しわかって頂けたら。

 

東欧と便宜上呼んではいるものの、

私がチェコに居た時からチェコ人は「ここは中欧」と主張していました。日本にいるとその彼らの

なんとも言えない感情は伝わりにくいかもしれませんが、チェコを気にしながらベルリンの壁が崩壊した瞬間に立ち会った有子さんと、その後のチェコの真冬のある日、死体と目が合うという体験をした私

。同じ国の続きの物語だな、と

私は木村有子さんの「チェコのヤポンカ」を読みながら自身の「有暮れのアリア〜歴史を受け止め、いま奏でる」のチェコの章を重ねました。

"あの時"があって""がある」

 

とはいえ、チェコ人は温かい国民です。

WBCでボールを当てた選手が謝りに行く、

という場面を目にした日本人も多いと思います。

番組中でもそういった国民性に触れています。

あー、私も大家さんが作ってくれたキノコのフライ食べたいです!

 

番組HPからpodcastで聴いて頂けます。

 

 

木村有子「チェコのヤポンカ〜私が子どもの本の翻訳家になるまで〜」(かもがわ出版)

https://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ta/1310.html

山村有佳里「有暮れのアリア〜歴史を受け止め、今奏でる〜」(たる出版)

http://taru-pb.jp/book/detail/?id=190

 


ミュージック+プラス 第103回 ゲスト三田陽子さん

2024-09-03 21:55:09 | ラジオ

fm797「山村有佳里のミュージック+プラス」第103回放送は北欧料理研究家の三田陽子さんを
お迎えしてお届けしました。


美大を卒業後、北欧のヴィンテージ食器の買い付けに北欧へ旅している際に出会った当時まだ知られてなかった北欧のごはんを食べて、日本で再現しているうちに実験気質な性格もあいまって、日本でも再現可能だったり、日本人の口にも合うレシピを探っているうちに北欧料理研究家になっていたそうで、まさに研究家(笑)
ヨーロッパにいれば、あちらで手に入る材料でいかに日本の味に近づけるか、日本にいれば
こちらで手に入る材料でどうしたら欧州の料理に近づけるか、は私も経験があり、とても良くわかります。三田さんは美大卒でもあり、いつも色彩豊かな素敵なお洋服でそちらもお会いする時楽しみにしています。

そして今日はおとめ座新月ですね。
挿入曲は第33回放送ゲストの作曲家Yuri Hiranuma@
平沼有梨さん作曲「spica」を原曲はヴァイオリニスト古澤巌さんのために書かれたものをフルートで、
伴奏は平沼有梨さんご自身です。
スピカはおとめ座アルファ星とも呼ばれる、おとめ座で最も明るい星なのだそうです。
奇しくも本日ゲストの三田さんはおとめ座でした。

そして、今日は吹奏楽コンクール関西大会高校Aの振り替え日でしたね!みんなお疲れ様!

再放送は23時から
リスラジのアプリをダウンロードしてお楽しみください。

opening Mozart  Andante(Yukari Yamamura picc. Yuka Nakatsuka pf)

Y.Hiranuma Spica (Yukari Yamamura fl. Y.Hiranuma pf)

Ending
Gluck   Ballet des Champs Elysees (Yukari Yamamura fl. Yejin Han pf)

enginered  by 五島 昭彦
(TimeMacine record)

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ミュージック+プラス vol.105

2024-08-06 22:48:14 | ラジオ

fm797「山村有佳里のミュージック+プラス」第102回放送は久しぶりにソロでお届けでした。

今日8月6日は広島原爆投下の日で忘れてはいけない日ですね。
また日本とトルコの国交樹立が締結された日でもあるようです。
先月7月13日に開催された能登半島震災復興支援チャリティーコンサートのご報告と、
前日7月12日に亡くなられた、この番組にもゲスト出演していただいて、CDも一緒にリリースしているアコーディオン奏者大田 智美さんのお父様で
アコーディオン奏者の中山英雄さんの追悼の意味を込めて、
私達が演奏するカルルス Vieille Chansonを
放送しました。とても優しくて可愛いらしいお父様で、コンサートや練習時に楽しく接してくださったのでもう会えないのかと思うと寂しいです。
そして今真っ只中の吹奏楽コンクールについても
お話しました。
金賞受賞の学校の
話題ばかりが目立ってしまいますが、
私は銅賞や銀賞の学校も心から応援しています。
賞の色だけではなく、仲間と先生と一緒に
一生懸命やれることはやった、精いっぱいやったと思える演奏をするために頑張る、ということを学ぶ大切な場だと思っています。
そして上手な学校の演奏や姿をみて、自分たちとは何が違うんだろう?どういうやり方がいいんだろう?と考えて実践してみて気づくのが一番大事ですよね。
それは大人も同じです。

今日は高校小編成ですね。
みんなが力を出し切れますように!

再放送は23時から。
リスラジのアプリをダウンロードしてお楽しみください。

http://listenradio.jp/sp/