ゆかりんご

沢田研二さん、ジュリーについてのブログです。GREEもどうぞ。
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あの年この歌

2014-05-20 23:27:02 | ジュリー
1977年、阿久悠特集。
この年、阿久悠作品が通算で39週1位を取ったそうです。
6月第3週に勝手にしやがれが1位を取ったものの、1週だけで首位の座をピンクレディーに明け渡したそうです。
でも、そのあとまた返り咲き。
そのときは4週連続取るものの、またピンクレディーに取られてしまったそうです。

アルフィーの坂崎さんが、ギターを弾きながら、勝手にしやがれを。
「これ、うちの桜井がうまいんですよ」って。


時のすぎゆくままに
三億円事件の時効をむかえる犯人の心境を想像して生まれた曲そうです。

4分の歌の中に一本の映画を見せる。そのために冒頭で人の心をしっかりつかむ。
これを目標に阿久悠さんは作詞をしていたそうです。
おりしも、カラオケブームにのっとり、歌のなかではせめてかっこいい男を演じたい、という人が増えて、そういう歌詞が増えた。
そのつもりで作ったわけではないが、結果的に、阿久悠さんの世界を歌いたいという人がたくさん出てきた。
阿久さんは、チラシの裏に腹這いで書いて、ちゃんとできたら原稿用紙に清書すると言われていたそうです。
これまでの音楽を変えてやろうという強い意思があった。
フォークシンガーが等身大の自分を歌ったのにたいし、
非現実的な男女の世界などを歌った。
ピンクレディーは作り物の世界、非現実的だけど、ハッピーになる、というものをねらった。
演歌の世界でも、耐える女じゃなくて、自分の意志を持った女を書いて、成功させた。
さらに、「スター誕生」を生み出し、新しいアイディアを立ち上げた。
こうして、阿久悠さんは、音楽界に新しい挑戦をしていた、と。

またバックに、勝手にしやがれ、流れてましたが、映像はありませんでした。
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