ゆかりんご

沢田研二さん、ジュリーについてのブログです。GREEもどうぞ。
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週刊文春に 3

2011-08-29 22:09:27 | ジュリー
続きます

★だんだんタイガースから気持ちが離れていった。型にはめられ、服や曲まで決められるのもイヤだった。
もっと楽しい音楽があったはずなのに。
他のメンバーはしょうがないなぁという感じだったかも。
でも、僕にしたら、時間を切り売りしてるみたいなもの。若いときの青春を消費した対価としたらゼロが2~3個足りない気がした。
お給料はもちろん人よりは多かったと思うけど、ちょっと納得できなかった。
ジュリーはそのあたりどう思っていたのかな。お給料は当時は振り込みじゃなかったから、確か「立った」と言ってたような…。

★事務所側は分割統治してくる。個別に呼んで話したり。ジュリーだけお給料が多かったりもあったかもしれない。
僕らは事務所が裏で何をやっているかわからないから、疑心暗鬼になってしまう。
だんだんだんだん、ちょっとずつミゾというか、ズレが出てきちゃったのかな。
ジュリーだけ…っての、ジュリー本人が言ってなかったっけ


★いろんな噂があったけど、かつみが一番枠にはめられるのが嫌な男だった。
かつみがやめて、落ち込んだ。もともと友人関係からできたグループ。それが欠けてつらかったし、自分の心がタイガースから離れていくのをどうすることもできなかった。
なんだか辛いよね
メンバーである以前に「友だち」なんだもんね。それがみんなバラバラになってしまいそうな時期。でもどうしようもない…

★そんなときに柴田鎌三郎先生と会って、お話を伺って、先生のお話が新鮮で、見たことない世界を垣間見た感じ。
それに憧れて、自分がいかに物を知らないかを痛感した。
僕らはモノを作っていく人間なのに、あれやれこれやれと押しつけられて続ける意味があるのかと考えて。

★解散の一年前、辞めると宣言した。それまでの仕事の約束は守る、迷惑はかけない…と言った。
そんなに前から決まってたんだ。

★僕が「タイガースの継続は許さない。これでおしまいだ」と言ったから、タイガースは解散になった。僕にはタイガースは最初にタローと岸部と僕が作ったグループだという思いがあったから。タイガース解散の犯人は僕です。
ふぅん、ピーが「ただの友だちに戻ろう」としたわけがなんだかわかったような気がします。
でも、今回スッと戻れていったわけだから、みんなそれだけお互いを大事に思っていたのでしょうね
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