新聞見たら、大阪の客引き禁止条令載ってたと言ってたけど、
この記事ですね。
これ、ホテルのお部屋に持ってきてくれた新聞に載ってました。
では、また思い出しレポです。
悪名は、ずっとやりたくて、だいたい、勝さんの座頭市はやる人多いけど、悪名は誰もやってない。たぶん、あれは30代くらいの話だろうけど。
もう無理かな、と思ってたけど。65ですよ。勝さんが亡くなったのが65で、まさかその年にやることになるなんて。
65が40くらいの女の人相手にやってるわけだから。好きっ、とか言われてね。
タローとサリーに誘われて…という話の時、いちいちみんなの真似をしてておもしろかったです。
当時、中川くんという、そういう世界で有名だった中川兄弟という人たちの3番目の子がいっしょにボーヤやってて、モンキーダンス踊らされてて、いい加減にやってると大人の人たちにうしろから、まじめにやらんか、と蹴飛ばされたりしてて、中川くんは適当にやってて、慣れてるって感じだった。
で、こうやって一生懸命やってたら、サリーとタローが現れて~。
この前、みんなでやったときに、いろいろ確かめたくて聞いてみたら、サリーが、沢田についてきてよかったわ~と言うから、いやいや、違うだろう~と思った。でも、サリーは、沢田は東京に行って歌手になるんだと言ってたやん、と。
角刈りは、悪名をやるときから覚悟してた。で、いつも行ってる美容院に行ったら、ガタガタになってしまった。茶色とグリーンの混ざったのみたいに染めて、そこで、その美容院の知り合いの散髪屋さんに来てもらうからということになったけど、そしたら、その人が自信がないと言い出した。怖い沢田研二やし、まして芝居やるための髪だしね。
それで、自分のお師匠さんを紹介してくれることになり、そこへ行った。
行ったらすぐにシャンプー液みたいのかけられて、ジャッジャッジャッとされて、それで頭の形を見たり、どこがはげてるとか見たりしてるらしい。
もう終わりかなぁと思ったら、また泡を乗っけてジャッジャッジャッと。
で、分厚いセルロイドみたいな櫛で切っていくから、切りすぎない。
またもう終わりかなぁと思ったら、こんどはてんかふん、シッカロールみたいのポンポンポンポンやって、それでまた長いところを切って、で、真っ黒に染めて。その先生は、昔、○○組の組長さんの頭も刈ったことがあるとか言って、えー、そんなん手震えませんの?とか言いながら。
その先生が帽子かぶったらいかん、と言ったけど、この頭にリュックで歩いたらね~。だから、その先生が見送ってくれたんだけど、見えなくなるまでは、手に帽子持って、見えなくなったとたん、かぶって。
いろいろ着てみたけど、どんな格好しても似合わへんから、このままにした。
みすぼらしい格好ですみません。
その先生が、地方ではどうすんの?行ってもいいよ、と言ったけど、そんな世界一の先生に来てもらったら、交通費出して出張費と、大変や。
だから、現地で行くことにして。
小倉と広島で行ったんだけど、どうしてそこでいこうと思ったかというと、なんとなく角刈りできそうな土地柄やん。
小倉はいまだにそういう抗争があるというし、広島は、仁義なき戦いのところだしね。
小倉は、福岡の先輩に調べてもらって、3つ候補あげて。ひとつは美容院だからパス。もうひとつは、電話したら、年配の人だったけど角刈りはできないと。もっと若い人がいるところがいいよと言われて、逆じゃないの?と思った。
地下のところが残って、そこへ行った。角刈りはできるの?と聞いたら、小倉ではなんでもできなきゃ務まりません、と言うから、上まっすぐにして、横は切らなくていいから、と言ってるのに、はさみと櫛を持ったら、もう切ってる。今、切ったでしょ?いや、そんな切ってません、と大騒ぎして、右と左が違ったらまずいけど、まぁ舞台だからなんとかごまかして。
懐中電灯貸してとか 、電気スタンド貸してとか言ったけど、ないって言うし。
そのあと、横浜に帰って、そこでまた行った。そこはパリカンで、ジャーッと。でも、そこはやる前にちゃんと聞いたし、うまかったよ。
で、また広島で失敗して。
いくらタイガースのファンだからって、虎刈りはちょっとね~。
悪名は、同級生なんかも、わかってるだけで何人か来たけど、みんな大喜びで。男の人に受けるんだろうね。
まだ名古屋と札幌残ってるから、しばらくはこれで。
きょうは大阪から京都に遊びに来ました。また道中書き書きします。
この記事ですね。
これ、ホテルのお部屋に持ってきてくれた新聞に載ってました。
では、また思い出しレポです。
悪名は、ずっとやりたくて、だいたい、勝さんの座頭市はやる人多いけど、悪名は誰もやってない。たぶん、あれは30代くらいの話だろうけど。
もう無理かな、と思ってたけど。65ですよ。勝さんが亡くなったのが65で、まさかその年にやることになるなんて。
65が40くらいの女の人相手にやってるわけだから。好きっ、とか言われてね。
タローとサリーに誘われて…という話の時、いちいちみんなの真似をしてておもしろかったです。
当時、中川くんという、そういう世界で有名だった中川兄弟という人たちの3番目の子がいっしょにボーヤやってて、モンキーダンス踊らされてて、いい加減にやってると大人の人たちにうしろから、まじめにやらんか、と蹴飛ばされたりしてて、中川くんは適当にやってて、慣れてるって感じだった。
で、こうやって一生懸命やってたら、サリーとタローが現れて~。
この前、みんなでやったときに、いろいろ確かめたくて聞いてみたら、サリーが、沢田についてきてよかったわ~と言うから、いやいや、違うだろう~と思った。でも、サリーは、沢田は東京に行って歌手になるんだと言ってたやん、と。
角刈りは、悪名をやるときから覚悟してた。で、いつも行ってる美容院に行ったら、ガタガタになってしまった。茶色とグリーンの混ざったのみたいに染めて、そこで、その美容院の知り合いの散髪屋さんに来てもらうからということになったけど、そしたら、その人が自信がないと言い出した。怖い沢田研二やし、まして芝居やるための髪だしね。
それで、自分のお師匠さんを紹介してくれることになり、そこへ行った。
行ったらすぐにシャンプー液みたいのかけられて、ジャッジャッジャッとされて、それで頭の形を見たり、どこがはげてるとか見たりしてるらしい。
もう終わりかなぁと思ったら、また泡を乗っけてジャッジャッジャッと。
で、分厚いセルロイドみたいな櫛で切っていくから、切りすぎない。
またもう終わりかなぁと思ったら、こんどはてんかふん、シッカロールみたいのポンポンポンポンやって、それでまた長いところを切って、で、真っ黒に染めて。その先生は、昔、○○組の組長さんの頭も刈ったことがあるとか言って、えー、そんなん手震えませんの?とか言いながら。
その先生が帽子かぶったらいかん、と言ったけど、この頭にリュックで歩いたらね~。だから、その先生が見送ってくれたんだけど、見えなくなるまでは、手に帽子持って、見えなくなったとたん、かぶって。
いろいろ着てみたけど、どんな格好しても似合わへんから、このままにした。
みすぼらしい格好ですみません。
その先生が、地方ではどうすんの?行ってもいいよ、と言ったけど、そんな世界一の先生に来てもらったら、交通費出して出張費と、大変や。
だから、現地で行くことにして。
小倉と広島で行ったんだけど、どうしてそこでいこうと思ったかというと、なんとなく角刈りできそうな土地柄やん。
小倉はいまだにそういう抗争があるというし、広島は、仁義なき戦いのところだしね。
小倉は、福岡の先輩に調べてもらって、3つ候補あげて。ひとつは美容院だからパス。もうひとつは、電話したら、年配の人だったけど角刈りはできないと。もっと若い人がいるところがいいよと言われて、逆じゃないの?と思った。
地下のところが残って、そこへ行った。角刈りはできるの?と聞いたら、小倉ではなんでもできなきゃ務まりません、と言うから、上まっすぐにして、横は切らなくていいから、と言ってるのに、はさみと櫛を持ったら、もう切ってる。今、切ったでしょ?いや、そんな切ってません、と大騒ぎして、右と左が違ったらまずいけど、まぁ舞台だからなんとかごまかして。
懐中電灯貸してとか 、電気スタンド貸してとか言ったけど、ないって言うし。
そのあと、横浜に帰って、そこでまた行った。そこはパリカンで、ジャーッと。でも、そこはやる前にちゃんと聞いたし、うまかったよ。
で、また広島で失敗して。
いくらタイガースのファンだからって、虎刈りはちょっとね~。
悪名は、同級生なんかも、わかってるだけで何人か来たけど、みんな大喜びで。男の人に受けるんだろうね。
まだ名古屋と札幌残ってるから、しばらくはこれで。
きょうは大阪から京都に遊びに来ました。また道中書き書きします。