武道館 ４

シローがステージから去り、わたしは、まだぼーっとしていたら、ジュリーがスタンドマイクを持って来るのが見えました。
あれ、サティスファクションじゃないの～と思っていたら、ジュリーが「兄が歌います」

サリーの歌
あれ、いつだったっけ、トークショーだったっけ、ジュリーが「サリーはベースに専念したいから、歌うの嫌だって言ってる」って言ったの。その言葉どおり、今まで１度も歌ってなくて。
わたしはサリーの生歌を聞くのは初めてでした。

テルミー
どこかで聞いたことがあるなぁ…と思いながら聞いていました。
ベースを弾きながら
歌うサリー、とってもかっこよかったです
シローが無事に舞台に出て歌い、きっとお兄さんとしてホッとしていたでしょうね。こういう曲順にしたジュリーの優しさをすごく感じました。
そして、ジュリーが先ほど話した「サリーの低い声がうれしい」という言葉を思い出してまた泣きそうになりました。
わたしは「ジュリーのファンでいてよかった」とまた思いました
ピー、サリー、タロー、シロー。こんなに素敵な人たちを知れたんだもの。

ジャスティン
ジュリー「さぁこんどは40年ぶりにピーが歌います。掛け合いもありますよ。大きな声でお願いします。ピー先生～どうぞ～」

もう何度も聞いた「ジャスティン～」の声
この前から気づいてたんだけど、ピーの衣装のパンツのお尻がちょっぴり擦り切れたみたいになってて、あ～、ドラムは座ってやるから酷使したのね～と思ってたのです。
そして、わたしが大々々好きだったタローのツイスト
あ～見納めだ～と思いながら見ていました。
掛け合いでは思い切って声出しました。
ジュリー「みなさん声出してくれてますか？ぜい肉なんかあること忘れて、声出してくださいよ。
みなさんの声が大きければ大きいほど、これからの瞳みのるの人生は大きなものになります。みなさんの声が小さいと、瞳みのるの人生はちっぽけになってしまうんですよ。だから大きな声でお願いします。
瞳みのるの健康と発展といやさかを願いましてご唱和願います」
ピーは武道館でもほうき持ってきました。普通に普通でした。
ジュリー「ピーの楽器を取りに行ってます。楽器をアテにするのはガキです」

終わると同時に、パーンと音が出て、銀のテープが空中に舞い上がりました
夢中でキャッチしました。

わたしの近くの方は、久しぶりに見に来られた方らしく、お連れのお友だちが「ジュリー、太っちゃったけどいいでしょ」ってしきりに言ってらっしゃいました。

わたしもジュリーの体型は時々ブツブツ言っちゃいますが、そんなことどうだっていいや…と思います。
ジュリーはジュリー、やっぱりジュリーは素晴らしい
ジュリーしか、こんなステージはできない。
シローも頑張って来てくれたのに、かつみも来てくれたらいいのにと思いました。

休憩時間はいろいろな方とご挨拶したりして、いつものようにあっという間に過ぎました。