武道館２

さて、いよいよ始まった武道館ライヴの続きです。

Do you love meからスタート。

ジュリーのソロコンのときに比べて、曲と曲の間が長いような気がしつつ。

サティスファクション
左右に動きながら歌うジュリー。
わたしのまわりは、あまり手をあげたり拍手したりする人もいなかった。
わたし、ひとりで頑張ってやっておりました

「みなさんこんばんは。ザ・タイガースです」
この、ザ・タイガースってところは、５人で声が揃ってた
ちょっと感動しました

ジュリーのご挨拶。
「今年１月に発表してから１年が瞬く間に過ぎました。ついにこの日がやってまいりました。５人です。
ザ・タイガースです。こんなに生きていくのが大変で、切なくつらい時代なのに、こうしてタイガースに光をあててくれてありがとう。力をくれてありがとう。愛をくれてありがとう。きょうは一生懸命やります」

ちょっと泣きそうなジュリー。
「それではタイガースの18番です」

Nowhere Man
これはビートルズの曲だと思うけど。
４人のコーラスがすごくきれいだった。
わたしははじめて聞きました。

「この５人で、みんなで作ったコンサートです。
タローは音楽的なこと、譜面を書いてくれたり、優しくコーラスを教えたくれたり。かつみは、衣装とTシャツをデザインしてくれました。そして、この人の高い声がないとタイガースではありません。
ピーは、40年間あるところに閉じ込められて、ドラムを取り上げられてました。２年前にこちらの世界に戻ってきてくれました。激しいドラムを一手に引き受けてくれてます。どうにか12月の終わりまで元気でいてくれれば。
わたしはパンフレットを担当しました。出版に協力してくださった方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。そして、チャリティーのホワイトクリスマス、このトラックダウンにも立ち会いました。また今回は、いろんな酒場いろんなレストランを物色中で、これからは沢田幹事とお呼びください。
サリーは、なんにもしておりません。でも、サリーは、ここにいてくれるだけでいいんです。ザ・タイガースの重石です」

トッポの歌。
I started a joke

これもわたしは初めて聞きました。
あ、わたし、タイトル知らないのが多いので、セットリストは新聞のによっております。

かつみ「加橋かつみです。たぶんこのメンバーでは40年ぶりくらいだと思いますが、ステージの上もそれなりに、客席もそれなりに、いいお年を召されてて。
これからがいいとこだと思います。
きょうは僕たちのエネルギーを精いっぱい受け取ってください。それではピーが歌います」

ピーの歌。
悲しみをぶっとばせ
この歌は元歌聞いたことある。
ピーは、いつの間にか船乗りさんみたいな帽子をかぶってましたが、そういう曲なんでしょうか。
ドラムを叩きながら歌うので、ちょっと大変そう？

ピー「ほんとに１年、あっという間で。昨晩は興奮してほとんど寝ておりません。やっぱりすごい緊張してるんだと思います。きょうは一生懸命やりますので、よろしくお願いします。それではつぎはタローが歌います」

イエローリバー
これはタクトでもよく聞くから、お馴染み。
「ほんとにきょうはこんなにたくさん来てくれてありがとうございます。きょうは、ほんと緊張してるんですけど、ピーも緊張してると言ってたけど、廊下で会っても全然緊張してないのがいて。
憎たらしい～」
と、トッポを指さすタロー。
「とにかくきょうはみなさんも少年時代少女時代にもどって、最後まで楽しんでください。
つぎはサリー。サリーは、歌も歌いたくないっていったんですけど。前に歌った歌ならということで。
きょうは岸部一徳というより、岸部おさみですね」

サリー「昔の名前で出ています」
テルミー

ジュリーがコーラスをしているところを見ると、なんかかわいくって
それにしても、ほんとにサリーの声ってすてき～
あ、声だけじゃないよ。

それと、メンバーが次に歌うメンバーを順々に紹介していくって、なんかいい感じ。こういうのは、若タイガースのときもやっていたのかな。

サリー「この曲は、ローリングストーンズのですが、大阪のジャズ喫茶に出てた頃はよく歌ってたんですが、だんだん減っていきまして。
あのころは10回やってたんだったかな」

うしろを向いて何かやってたジュリーが振り向いて
「ジャズ喫茶？ジャズ喫茶は４回かな」

サリー「記憶力がないんですよ～」
タロー「10回は東京やろ」
サリー「10回は東京か～」
ジュリー「アシベで５回やって、ドラムで５回」
↓
これって、１日に10回ってこと

サリー「昔は他のメンバーに対抗心を持ってた頃もあったんですけど、今ではそんな気はまったくなくなりました。
きょうは音楽少年にもどって、精いっぱいやりたいと思います」

なんだか、みんなの掛け合いが、ほんとにブランク感じさせなくてすてきでした。
でも、やっぱり続けてどんどん歌うのは大変なのか、それともメインボーカルやる人がどんどん変わるからか、メンバー全員がしゃべる機会を設けてるからか、MCが長めだなぁ、なんて思いました。