「矢上教授の十二支考」
森谷明子先生
読了。
「矢上教授の午後」には多少のユーモアがあったが、今回は違うようだ。
「午後」では、矢上教授の人柄を読み切れなかったので、今回は、判るかな?と思って読み進める。
出番少ないな~。
先生してる。
ちょっと垣間見れた矢上教授の一面。
日本史の戦国時代から江戸時代が苦手で、世界史を専攻した私にとって、少しばかり、気がそがれる内容が出てくる。
が!!そこを「十二支」と言う世界観が絡み、引き戻してくれる。
(陰陽師とか、風水とか、この世界観の本も好きな物で。)
今回の主役である学生「御牧咲」(みまきえみ)が大学の課題レポート作成の為にやってきた町「こぶし野町」。
今回は日常のちょっとした謎を解明していくのね?と思っていたら、突然の事件発生。
そして、本格的に矢上教授登場。
そして、「こぶし野町」、「十二支」にちなんだ神社があるが、「丑」の神社が無い。
「何故?」 ~ 読んでてちょっとゾクゾク。
無い理由、何となく、確かに、そうだなと思う。
(気になった方は本を読んでね)
なかなか、興味深く、読み終えてしまった。
しかし、今回も、矢上教授の人柄をいまいち読み切れないでいる。
二回目の読みに入ろう。
気になった方は、下記の出版社のHPをどうぞ
http://www.s-book.net/plsql/slib_detail?isbn=9784396635510
最後にお花を。
シクラメンのつぼみカワイイでしょ。
今日も読んで頂きありがとうございました。