goo blog サービス終了のお知らせ 

郵便局めぐり

郵便局めぐりの記録と雑多な記事

東京北部郵便局の局番号と郵便処理施設の建設

2015-06-04 | 局めぐDB
郵政部内用局番号

にて、アルバイト募集のコードにより東京エリア新局(仮称)の局コードが01797であることを速報した。

2015/5/4開局の東京北部郵便局は「郵便局・ATMをさがす」には出てこないが、「ゆうゆう窓口・集荷に関する連絡先を調べる」には出てくる。

http://www.post.japanpost.jp/shiten_search/


「shiten.php」のid番号はよく分からない。


局コードは検索結果の画像URLから推察出来、



http://map.japanpost.jp/script/getmap.php?id=200121017970&table=0&size=950,675&scl=3000

idの200121017970を分解すると、やはり

01797

になる。
かつて存在したターミナル支店はこの方法で局番号が推察できた。


==============


5/26の調達情報で4件の郵便処理施設の調達情報が公告された。


すぐに消されるだろうから、場所情報だけでも。
(2) 新静岡郵便処理施設(仮称)新築工事
(3) 工事場所 静岡県富士市大渕字辻畑
(4) 工事内容 郵便専用施設の新築工事。
敷地面積 約36,100 ㎡
構造 鉄骨造 地上4階
延床面積 約25,500 ㎡(内訳:約25,300 ㎡(本館)、約200 ㎡(付属舎))
用途 郵便専用施設
(5) 工期 平成28 年10 月14 日まで


(2) 新山口郵便処理施設(仮称)新築工事
(3) 工事場所 山口県山口市深溝字産業団地北200 番10、11、12
(4) 工事内容 郵便専用施設の新築工事。
敷地面積 約27,100 ㎡
構造 鉄骨造 地上4階
延床面積 約24,330 ㎡(内訳:約21,100 ㎡(本館)、約3,200 ㎡(立体駐車場)、
約30 ㎡(付属舎))
用途 郵便専用施設
(5) 工期 平成28 年12 月12 日まで


(2) 新新潟郵便処理施設(仮称)新築工事
(3) 工事場所 新潟県見附市新幸町122 番1
(4) 工事内容 郵便専用施設の新築工事。
敷地面積 約50,400 ㎡
構造 鉄骨造 地上4階
規模 延床面積 約33,700 ㎡(内訳:約33,400 ㎡(本館)、約300 ㎡(付属舎))
用途 郵便専用施設
(5) 工期 平成29 年4月10 日まで


(2) 工事名 新道央郵便処理施設(仮称)新築工事
(3) 工事場所 北海道札幌市東区東雁来町地内
(4) 工事内容 郵便専用施設の新築工事
敷地面積 約51,000 ㎡
構造 プレキャストプレストレストコンクリート造 地上5階
規模 延床面積 約65,500 ㎡
用途 郵便専用施設
(5) 工期 平成29 年4月10 日まで



集配局を絡めた特定郵便局リストラの事例

2015-05-27 | 局めぐDB
80年代から90年代初頭において、田舎にある特定局の簡易局化(リストラ)が盛んに行われてきた。

昨今も日本郵政上場の旗印の下にリストラが行われてはいるが、当時と今との違いは田舎でリストラが行われる一方、都会には「大量に」特定局が設置されていた、ということである。おそらく定員が限られている中で、人員を捻出する苦肉の策だったのであろう。事実長距離移転改称だったり、郵便局、廃止と開局のバーターに記したように、廃止同日ないしは数日後に同エリアに新局が誕生していたりする。

1992年から1993年にかけて、四国郵政局管内で集配局を絡めた奇策が行われたのでご紹介する。


★ケース1
1992/3/29まで
・A地点には大井郵便局(集配特定局)
・B地点には安芸入河内郵便局(無集配特定局)
が存在した。
1992/3/30に
大井郵便局がB地点に移転し入河内郵便局に改称した。
同日、安芸入河内郵便局は廃止された。
1992/4/1に
旧大井郵便局舎に大井簡易郵便局が設置された。

結果的に
・A地点には大井簡易郵便局(簡易局)
・B地点には入河内郵便局(集配特定局)
となった。

入河内郵便局

電柱の向こうに見える薄いピンクの建物が旧安芸入河内郵便局舎である。

大井簡易郵便局(旧大井郵便局)





★ケース2
1993/3/30まで
・A地点には椿泊郵便局(集配特定局)
・B地点には阿南椿郵便局(無集配特定局)
が存在した。
1993/3/31に
椿泊郵便局がB地点に移転し椿郵便局に改称した。
同日、阿南椿郵便局は廃止された。
1993/4/1に
旧椿泊郵便局舎に椿泊簡易郵便局が設置された。

結果的に
・A地点には椿泊簡易郵便局(簡易局)
・B地点には椿郵便局(集配特定局)
となった。


利用者視点で見れば
「A地点にあった集配局は集配を辞め、簡易局に格下げされた。」
「B地点にあった無集配局が局舎を新しくし、集配を開始した。」
と言う事なのであるが、おそらく外務員の配置の関係上この様な手続きを取ったのだと思われる。

なお、いずれの局も民営化前の2006年に集配業務を廃止している。

この様な事例が他にもあればご教示願いたい。

続・風景印の廃止

2015-04-04 | 局めぐDB
風景印の廃止の続き。

ここでいう「風景印の廃止」とは、

「意匠の○○が無くなったため」「摩耗のため」「局名改称のため」「デザインに問題が生じたため」
と言うような、「だったら作り直せばいいじゃん」、とツッコミを入れたくなるような事例とか、
「使用頻度が少ないため」「クレーマーがむかつくので」
と言うような、本当に客商売なのか?と疑問を呈さざるを得ない事例
を対象とする。
局が廃止されたとか図案変更とかはここでは扱いません。

前回は2005~2010年だったので、今回はさかのぼって1999年~2004年。


★1999年
3/26 秋田・金川
8/26 福岡・宗像(現在の宗像東郷)

★2000年
なし

★2001年
2/13 大阪・和泉
10/22 福岡・宇美
10/29 兵庫・三木南

和泉局は今の和泉局ではなく伯太西局のこと。
3局とも集普から無特に降格する際に廃止されている。
これら局から集配業務を引き継いだ局では使用されている。

★2002年
不明

★2003年
不明

★2004年
2/28 石川・金沢駅前(2005/8/1別図案で再配備)
3/8 埼玉・加須多門寺
4/1 広島・三良坂
6/19 広島・広島くるめ木


公社化前後のデータが無くて困ってます。どなたか補完して下さい。

長期閉鎖簡易郵便局について

2015-02-26 | 局めぐDB
最近毎月のように閉鎖簡易局が廃止され、2/1にはキングオブ閉鎖局の鹿児島・益丸簡易局(1992/11/9閉鎖)が廃止され、粛正は今後も続きそう。
益丸簡易局は1965/9/21に大崎町により開設され、その後個人受託になり商店併設になった。50年間の局開設期間中、なんと23年間も閉鎖されていたというとんでもない簡易局である。というのも大崎町とか隣の志布志市の周辺は簡易局が非常に多く、簡易局を再開させる必要はなかった、とされている。地図中、黒い吹き出し〒が益丸簡易局である。

それでもこの簡易局以外の周辺簡易局は閉鎖してもしばらくして再開されており、別にこの地から移転しても良かった訳で、何故この簡易局だけがずっと閉鎖しっぱなしだったのかは謎である。


益丸簡易局のあった鹿児島県大崎町益丸交差点付近。左斜め前のショッピングセンター大山は現存する商店で、左側に店の駐車場、右の軽トラの所に店の倉庫がある。どうやらその倉庫が益丸簡易局だった、と言う話である。他にも店内にあったとか近隣の住居(オーナーの自宅?)にあったとか諸説は様々である。長期閉鎖簡易局の宿命であろう。


今回は長期閉鎖簡易局を取り上げてみたい。
目安としては今回3/1に廃止される岐阜・美束簡易局(2005-06-01閉鎖)より前に閉鎖された局。

静岡・三島千枚原簡易郵便局 2002-04-01
鳥取・国分寺簡易郵便局 2004-04-01
岡山・青野簡易郵便局 2004-04-24
岡山・大内簡易郵便局 2004-05-25
島根・三谷簡易郵便局 2004-07-01
宮崎・尾八重簡易郵便局 2005-04-01
静岡・沼津江ノ浦簡易郵便局 2005-05-01

上位三つは農協簡易で貯金非扱だった。一番閉鎖期間が長い三島千枚原簡易郵便局と同じ三島市では今回3/1に三島佐野簡易郵便局が廃止されるが、こちらの閉鎖は2007/5/1である。千枚原を差し置いて今回佐野が廃止されたのは他の局との距離ではないかと思われる。千枚原に受託者が見つかり、再開に向けて動いているから、だといいのだが。
大内簡易も2002年まで農協簡易で個人受託になったがわずか2年で閉鎖。
三谷簡易と尾八重簡易は廃止特定局代替局。三谷はバブル時に大量に簡易局化されたもののひとつ。尾八重は40年以上前に簡易局化されているので鉱山or林業関係か?地図を見るとものすごい山の中にあるが・・・
沼津江ノ浦は現・三の浦郵便局の移転代替局。移転と言っても2kmもないので、あまり必要性がないと判断されてしまったのかも知れないが、なんとか再開して欲しいところ。

風景印の廃止

2015-02-20 | 局めぐDB
風景印は邪険に扱われることが多く、事実多くの局員は廃止したがっているに違いない。
しかしここまで普及しているのは地域への貢献とか、郵政事業への理解深度化とか、相当数の切手が風景印によって無効化され収益に繋がっているから・・・と信じたいが、真相は闇の中である。

そんななか、廃止という英断を下した局を色んな意味でたたえるべく、また将来局DBに反映したいと思っているのでリスト化してみた。

とりあえず初回対象は当方が把握している2005~2010年。
まとまった風景印データベース情報をお持ちで、提供して下さる方は是非お知らせをm(_ _)m

<定義>
・風景印を廃止した局
ただし、以下を除く
・局所そのものが閉鎖、廃止され結果として風景印が廃止された場合
・図案改正、県名付加削除の場合
・破損、災害等で一時的にやむを得ず使用廃止していた場合
<定義おわり>

つまり
「意匠の○○が無くなったため」「摩耗のため」「局名改称のため」「デザインに問題が生じたため」
と言うような、「だったら作り直せばいいじゃん」、とツッコミを入れたくなるような事例とか、
「使用頻度が少ないため」「クレーマーがむかつくので」
と言うような、本当に客商売なのか?と疑問を呈さざるを得ない事例
を対象とする。

最初にこれら理由で廃止したのはどこの局なのだろう?

★2005年
5/31 北海道・札幌モエレ(休止。2007/8/31正式廃止)
8/28 熊本・熊本駅フレスタ
8/28 熊本・熊本北

★2006年
1/31 秋田・花岡
4/20 北海道・北見大通
4/20 北海道・訓子府
4/28 福島・須賀川西川→2013/11/1別図案で再配備
5/31 北海道・札幌北四十三条
7/31 北海道・函館万代
9/29 大阪・枚方公園駅前
10/13 神奈川・南毛利→改称で廃止されたが2011/11/14別図案で再配備
10/27 青森・ぱ・る・るプラザ青森内

★2007年
3/30 福岡・宮司
4/27 茨城・堅倉
7/20 北海道・計呂地
8/8 北海道・厚内
8/10 北海道・呼人
9/14 北海道・朗根内
9/14 北海道・上美幌
10/19 鹿児島・鹿児島大黒
11/30 北海道・上砂川

※福岡・篠栗局が5/21で廃止され、7/30に県名付加で再配備された

★2008年
なし

★2009年
9/24 沖縄・名護宮里
11/27 高知・須崎駅前→改称で廃止されたが2010/1/4再配備

★2010年
2/12 福井・福井花月
3/31 東京・吉祥寺ロンロン内
9/10 埼玉・富士見水子
10/8 東京・原宿駅前