郵便局めぐり

郵便局めぐりの記録と雑多な記事

株主優待で局めぐ遠征

2015-03-24 | ヲチ
郵便局めぐりに役立つ株主優待のメモ。
今年も権利確定の集中する3月末がやってきた。今年は3/26(木)取引終了時までに株を購入しておく必要がある。

★航空
・ANA(9202) 1000株で国内線5割引優待券年間2枚。ANA便名が付与されていれば他社便も利用可能。権利確定は3月末&9月末。
・JAL(9201) 100株で国内線5割引優待券年間1枚。発行枚数には色々条件があるので確認されたい。JAL、JTA、JAC、RAC便に利用可能。かつてはJAL、JTAのみだったが改善された。3月末&9月末。

航空は割引で乗るのが当たり前なので株主優待のメリットを感じにくいかも知れないが、当日や繁忙期であっても割引が効くので急遽の廃止阻止めぐや、割引が殆ど無い離島、ローカル線に搭乗する時、またLCC欠航時のバックアップ用として持っておきたい。

★鉄道(JR)
・JR東日本(9020) 100株で2割引優待券。2枚まで同時使用可能。寝台、グランクラス特急券は割引対象外。3月末。
・JR西日本(9021) 100株で5割引優待券。博多~北陸、南紀方面が割引効果高い。乗車券の区間内なら特急券はいくらでも分割購入出来るので豪華に新幹線各駅途中下車めぐなんかも可能。3月末。
・JR東海(9022) 100株で1割引優待券。2枚まで同時使用可能。東京~新大阪、東京~南紀方面(伊勢鉄道は割引対象外)が割引効果高い。特急券分割購入は不可能だが、乗継割引制度を適用出来る。その為しらさぎ等JR他社関連特急も、新幹線を絡めれば他社区間も特急券部分だけは半額になる。3月末。

基本的に各社新幹線に使われることを想定しているので収益の大半が新幹線の東海は優待内容がかなり残念なことになっている。東京都区内、東京山手線内、横浜、京都、大阪、福岡市内のように2社が乗り入れる特定都区市内部分はきっちり会社毎に分けられる。2016年度、JR九州が株式上場した際には株主優待制度を導入すると思われるが、高速バスとの競合も激しいので相当の優待が期待出来る。

★鉄道(民鉄)
・東武(9001) 3000株で全線片道乗車券4枚×2。3月末&9月末。
・近鉄(9041) 1000株で全線片道乗車券4枚×2。3月末&9月末。
・名鉄(9048) 3000株で全線片道乗車証年間8枚、博物館明治村入村料が850円(定価1700円なので半額)。3月末(6枚)&9月末(2枚)。
鉄道は各社株主優待があるが、民鉄は大抵全線片道券なので、比較的利用価値の高い長距離路線を持つ会社のみ挙げた。
犬山市にある博物館明治村簡易郵便局を訪局するには入場料が必要なのでそれが割引になる名鉄株は価値がある。ただし私自身は名鉄インプレスカードの年1回ある会員無料招待日を利用して訪問したが。
今回挙げなかったが、西鉄の北部九州の高速バスが乗り放題のバス乗車証が魅力的ではある。が、最低でも2300万円ほど資金が必要である。

★船舶
・東海汽船(9173) 35%引きの乗船割引券10枚×2セット(7、8月は25%引き)。6月末&12月末。
・佐渡汽船(9176) 500株で新潟両津カーフェリー片道相当優待。ジェットフォイルは1/3、小木直江津の高速カーフェリーは1/2充当。12月末。

★レンタカー
・パーク24(6444) 100株でタイムズレンタカー等で使えるチケット2000円分。10月末。
・オリックス(8591) 100株で北海道/沖縄本島レンタカー半額、カーシェア基本料無料。3月末&9月末。

★ホテル
・共立メンテナンス(9616) ドーミーインで使える100株で3000円の優待券×2枚。3月末&9月末。

ホテル関係は高価なリゾートホテルや、自社定価から○%引きタイプ(つまり楽天トラベルやじゃらんのプランは使えない)の物が多いのでなかなか株主優待には恵まれない。


・必要資金は変動するので各自調べて下さい。
・優待発行基準は必ずしも所有株数に比例しないので気をつけて下さい。証券会社が違っても名寄せされるので、優待を複数で安く求めるなら家族名義の口座を設けるなど工夫が必要。

国道33号線高知・愛媛県境周辺の郵便局事情

2015-03-20 | 郵便局めぐり記
高知県と愛媛県県境を結ぶ道は数あれど、この国道33号線は比較的穏やかに県境越えが出来ます。
かつての土佐街道(松山街道)は10kmほど北の境野峠を通っていたものの、明治時代に現道が整備され、その後も度重なる改修で現在に至ります。
どういうわけだかこの辺りで局の動きが多いので、まとめてみました。



A・・・2002/4/1、県境に最も近かった橘郵便局が廃止されました。中津郵便局に近いためか、同一場所に代替簡易局は設置されませんでした。
B・・・2002/4/1、つまり同日に橘局の代替として森山簡易郵便局が設置されました。場所はB地点で、東に3km以上移動しました。受託者は吾川村。現在は合併により仁淀川町が受託しています。
C・・・2002/10/15名野川郵便局が集配廃止、2005/3/7、移転し吾川村名野川支所に入居しました。四国で初のケースだそうな。旧郵便局局舎は現存していますが、中津渓谷のほとりに建っておりまさしく崖の上。人工地盤?をこしらえていますがよくぞこんな所に建てたな・・・というような局舎です。
D・・・2009/10/13、西谷郵便局が廃止され、同日同じ局舎で西谷簡易郵便局が設置されました。ATMは存続しており、通常払込みや硬貨も使用出来ます。
E・・・2015/4/13、中津郵便局が廃止され、同日同じ局舎で中津簡易郵便局が設置されます。ATMは撤去されます。

写真
A


B


C(旧局舎)


C(現局舎)


D


E




今回の旅で個人的に凄いと思ったのが、もう少し東に行った所にある越知町の横畠簡易郵便局。

普通に地図を見ると、仁淀川と県道18号線に沿って横畠、鎌井田、明治と三つの簡易局が並んでいるのかな~と軽く思う物の、実際には鎌井田と明治は川沿いにあるのに対し、横畠は山の稜線上にあります。


この集落はどのようにして形成されたんでしょうかね?


横畠簡易局(1991年までは横畠局)

ANA国際線特典航空券制度改正について

2015-03-13 | 妄想局めぐ
https://www.ana.co.jp/amc/news/info/201411/kokusai_revision/

2015/4/12申込み分から、ANAの国際線特典航空券制度の改正があります。

ここのスタンスとしては
・海外にはさして興味がない
・いかに日本各地に赴くか
・必要マイルはなるべく少なく

というスタンスで参りたいと思います。

基本的なルールとしては
・航空券は順序通り使用
・乗り継ぎ(今回の場合は国内空港における滞在と考えれば良い)は24時間以内、乗り継ぎに際して単純往復はダメ
・航空券代はもちろん要らないが、サーチャージなどは必要
です。

今のシステムになったのもそんな昔の話では無いですが、現行制度の特徴として
・国内線乗り継ぎ含め飛行距離を合計し必要マイルを算出
・国内線乗り継ぎは前後通算して4回
・国際線は往復利用
でした。

https://www.ana.co.jp/amc/reference/tukau/kokusai.html
国内線特典航空券ではどんなにがんばっても1回の利用で2区間しか使えないのに、国際線特典航空券にすれば制限はありますが、4区間も国内線に乗れるのです。
現行制度は「国際線区間が2区間以上あることが必要です。※最大8区間(うち、日本国内区間は4区間まで)になります」ですから、

国内線―国内線―国内線―国内線―国際線―国際線

という乗り継ぎも可能。
私は2012年5月に沖縄から東京に帰るのに、
沖縄~福岡~福江~長崎~東京~ソウル~東京

と言う行程を組み、合計で17000マイルでした。実際にはこれにサーチャージなどがかかります。

537+113+67+610+758+758=2843

別にソウルに行く必要は無く、羽田空港に着いた時点でANAに電話をして後行程をキャンセル。
もったいないと言う声が聞こえそうですが、沖縄~福岡~福江~長崎~東京を国内線特典航空券だけで乗ろうとしたら22000マイルは必要ですからそれでも得です。サーチャージなどは後日全額返金されました。

福江は離島でありながら2都市に就航しているのでこの様な周遊が組めるのです。
1日もあれば局は全部行けますから、24時間以内の乗り継ぎ時間も問題ありません。
多くの地方空港のように羽田としか就航していないような空港はどうしても往復になってしまうのでこの技は使えません。

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さて、4月からのルール改正で
・国内乗り継ぎのマイルが不要に
・提携航空会社特典航空券の必要マイル数が引き下げ
・国内乗り継ぎは前後各2回

になります。
ですから、
国内線―国内線―国際線―国際線―国内線―国内線
という(本来あるべき)行程しか組めなくなりました。なおJALは「日本国内区間のご利用は、往路、復路あわせて2区間までです。」なのでダメです。
https://www.jal.co.jp/jalmile/use/jal/inter/


また提携航空会社特典航空券の敷居が低くなります。ソウル往復でローシーズンで15000マイルです。
(※:提携航空会社特典航空券のシーズンチャートは無い、常に同一だというご指摘を頂きました。つまり繁忙期でも15000マイルなので大変お得です。もっとも特典用座席があるのかは微妙ですが・・・)
ANAの国際線特典航空券は当然ANAしか使えません(コードシェアでNH便名が振られていてもダメ)ですからANAの国際線が就航している東京、中部、関西を軸に考えなければなりませんでした。しかし、ご存じの通りアシアナ航空が日本各地と仁川を就航させています。
(補足:下の時刻表の通り、いつの間にかANAは中部、関西からのソウル線は撤退していました。)

例えば、東京をベースに考えて、地方都市巡りをしたいと考えているのなら、
福岡16:10→仁川17:40
仁川18:40→広島20:00
仁川の最低乗り継ぎ時間(MCT)は45分だそうなので、入国しないのであれば短時間でも問題ないでしょう。
あとは羽田からどこかを経由して福岡、
広島からどこかを経由して羽田、
が15000マイル(+サーチャージ)で可能です。
広島と岩国は同一都市扱いですから、翌日の19:59までの便で岩国から羽田に戻ってくるというのも出来ます。
羽田からまたどこかに行って他の飛行機や新幹線で帰ってくるのも良いでしょう。

沖縄13:00→仁川15:20
仁川18:40→広島20:00

にすれば、羽田→新千歳→那覇→仁川→広島→羽田→新石垣
などという行程も。

この時刻表はANAがアシアナとコードシェアしている路線だけです。
アシアナの時刻表が見つからなかったのでこれを貼り付けておきます。
一応アシアナの日韓線は全てANAとコードシェアされているはずですが、もし他にあればそれも使えるはずです。

問題はこの方法がいつまで使えるかと言うこと。アシアナの日本地方路線は曜日運航が多く、時間帯もあまり良くないこと、また順次LCCに置き換えらしいのであまり悠長に構えていると乗りたい路線が撤退、と言うこともあるかもしれません。

私的にはアシアナが新千歳に就航していれば北海道のローカル空港を絡められるのに、と残念に思えてなりません。

2015/3/28まで


2015/3/29から

関係ないけど、沖縄~釜山が無くなった。

旧・石狩市街の郵便局の移動まとめ

2015-03-12 | 旧郵便局探訪
よくわからないのであるが、1990年代初頭に複雑な局の変遷があったようなのでまとめ。



現在の局配置はこちら
丸の〒印が石狩本町簡易郵便局(a)
市立八幡小の近くにあるのが石狩北郵便局(b)
石狩親船郵便局は記載の通り。(c)




石狩市(1996年まで石狩町)は古くは船運で栄えた町であり、町役場はa地点にあった。集配特定局の石狩郵便局は町役場の隣にあったそうだ。
一方で戦後、石狩市花畔地区(この地図には無い)は札幌のベッドタウンとして大変栄えた。
●1981年11月9日、花畔郵便局が集配普通局に昇格した。
○1993年11月15日、町役場はa地点から花畔地区へと移転した。

その時点で
a地点には石狩郵便局
b地点には無集配特定局の石狩八幡郵便局
が存在した。
c地点に郵政施設は存在しなかった。

●1994/11/21
石狩郵便局がa地点からb地点に移転改称(Aの移動)し、石狩北郵便局となった。
石狩八幡郵便局がb地点からc地点に移転改称(Bの移動)し、石狩親船郵便局となった。

石狩北郵便局と石狩八幡郵便局は同じb地点としているが
石狩北郵便局は国道231号線沿いにある。
石狩八幡郵便局は八幡の集落内にあった。

道道81号線が石狩川でどん詰まりになっているのは、ここに1972年まで八幡(b地点)と親船(a地点)を結ぶ渡船があったためと思われる。
国道に橋が架かったことにより廃止された。



旧石狩八幡郵便局と思われる民家。現在は空き家だそう。
玄関横に営業時間を公示していたと思われる看板跡が見られる。

●1995年1月30日
旧石狩郵便局局舎を用いてa地点に石狩本町簡易郵便局が設置された。受託者は石狩町。

○1996年9月1日
石狩町が単独市制施行した。石狩本町簡易郵便局の受託者名変更。

●1996年9月30日
石狩花川北六条郵便局が石狩市役所前郵便局に移転改称した(この地図には無い)

●1996年12月2日
花畔郵便局が石狩郵便局に改称した。
つまり、現在の石狩郵便局は2代目ということになる。

●2005年1月11日
石狩本町簡易郵便局が旧局舎から向かいに新設された市の施設に移転した。

●2013年2月27日
石狩本町簡易郵便局の受託者が石狩市から石狩市公務サービス株式会社に変更された。



2005年まで石狩本町簡易郵便局があったと思われる更地。
奥の車庫は旧石狩局のバイク置き場か?
そんなに昔の話では無いので、どなたか局舎画像をお持ちでないだろうか?

「2014年度は10局程度開局する予定」は本当だったか

2015-03-05 | ヲチ
2014年度初頭に出された資料に
「2014年度は10局程度開局する予定」
という文があったので考察してみた。

http://www.yuseimineika.go.jp/iinkai/dai113/113gijisidai.html
「郵便局ネットワークの現状 - 郵政民営化」
http://www.yuseimineika.go.jp/iinkai/dai113/siryou4.pdf
このPDFの6ページ目(ページ数は5)

凡例
◎…純粋たる新規設置
▲…局廃止を伴う、実質移転改称or代替設置


2014年度設置の郵便局
▲イオンモール新潟南郵便局【4/21開局】(新潟市江南区)
◎九大学研都市駅前郵便局【8/25開局】(福岡市西区)
◎彩都西郵便局【10/27開局】(大阪府茨木市)
▲南上原郵便局【2/9開局】(沖縄県中城村)
◎川越駅西口郵便局【3/13開局】(埼玉県川越市)
◎名古屋吉根郵便局【3/16開局】(愛知県名古屋市)
▲ふじと台郵便局【3/16開局】(和歌山県和歌山市)
▲江洲郵便局【3/23開局】(沖縄県うるま市)
▲伊勢御薗長屋郵便局【3/23開局】(三重県伊勢市)
▲神奈川郵便局【3/23開局】(神奈川県横浜市)

神奈川局は横浜中央局集配部門(旧横浜支店)の実質移転改称。ゆうゆう窓口のみ。

結論
「2014年度は10局程度開局する予定」
は合ってた。

2014年度設置の簡易郵便局
▲奥谷簡易郵便局【4/1開局】(兵庫県宍粟市)
▲池島簡易郵便局【5/19開局】(長崎県長崎市)
▲前津江簡易郵便局【5/19開局】(大分県日田市)
▲宮津簡易郵便局【6/16開局】(北海道奥尻町)
▲長谷簡易郵便局【7/1開局】(大分県豊後大野市)
▲久部良簡易郵便局【9/1開局】(沖縄県与那国町)
▲川原湯簡易郵便局【12/24開局】(群馬県長野原町)
▲豊崎郵便局【3/16開局】(大分県国東市)